2021/07/14 16:35

こんにちは!
大変ご無沙汰しておりました!

最後の報告は卒園式についてでしたが、あれから新学期前の休みが始まり、それと同時にサマーキャンプも開催されました。
通常は多くの子どもたちが休暇にどこかに出かけてたり、外国籍の子どもたちも国に里帰りしている時期なのですが、今年は去年に引き続きバリ島で過ごさなかればならない家族がほとんどで、予想以上に外部の学校からも参加者も多く、7月からの新園児もコロナ禍前と同じくらいの数に戻ってきたと、喜ばしいことだと先生、スタッフ一同皆で喜んで、明るい雰囲気に沸いていたところ、先週3日から20日までのロックダウンの発令されました。

それも今回のロックダウンは結構厳しいようで、ワクチン接種証明書などを提示しないと通過できないチェックポイントがあったり、するショッピングモールも閉鎖、レストランもイートインは禁止でお持ち帰りかデリバリーのみ。
屋台も20時までで、おまけにビーチの閉鎖も決定。
屋内外でのイベントやアクティビティもどんどん中止され、公園も閉鎖、またどこも行くところがなくなりました。
私たちだけでなく、せっかく経済に希望の兆しが見えかけてきて、必死に息を吹き返そうとしている人々にトドメを刺そうとしているしか思えないような。。


子どもたちを受け入れないことは私たちの収入に直撃し、せっかく安定してきた経営にもまた大きな打撃となるのですが、それと同時にやっぱり子どもたちの事を考えると心が痛みます。
彼らの溢れ出るエネルギーを表現する場所がどんどん失われていくことに。。

ルマクチル保育園は12日に新学期を迎える予定でしたが、8月に延期しました。

ぽっかり空いた3週間、収入減を理由に先生たちに休んでもらうこともでき、彼女たちも状況を理解してくれるとわかっていたのですが、今まで一緒に耐え抜いて頑張ってきてくれ、これからの学校つくりも協力してつくり上げていこうという彼女らの意欲に水も差したくないという気持ちから、この期間を私たちの新学期を迎える準備と学びに充てるボーナスタイムと捉えることにしました。

今まで時間が取れなくやれてこれなかったアイデアを実現できるように計画したり、ワークショップやなどをこの3週間に行ってことにしました。




そして実は少人数でサマーキャンプも行っています。もちろん参加人数は限られてしまっているけれど、ロックダウンなんかに無関心で、何が起こってもどんな状況のなかでも「キャッキャキャッキャ」と元気いっぱいで楽しそうに走り回る子どもたちを見ていると、緊迫した日常も忘れほっとします。