2020/12/24 22:14


令和2年11月29日に実施した新馬場のお披露目行事「令和2年度 日本博 主催・共催型プロジェクト 世界平和・健康祈願流鏑馬」の準備の様子を皆様に紹介いたします。

当日の流鏑馬はこちら。

<大日本弓馬会YouTube>

流鏑馬は馬場だけでは成り立ちません。

現地でお客様に御覧いただくためには、客席の準備はもちろん、動線の確保、受付、コロナ対策のための検温と消毒ブースなどを設ける必要があります。

コロナ対策のため、お客様がごく少数になってしまいましたが、精一杯のおもてなしをするため、会場設営にも余念がありません。

朝イチで何台ものトラックが乗り付けます。

テント、机、椅子、フェンス、その他諸道具が満載です。

伝統文化である流鏑馬といえども、この辺りは普通のイベントと同じです。

入口テント。

手前が検温・消毒エリアで、奥が受付。

コロナ対策も万全です。

仮設トイレ。

流鏑馬は出陣から退陣まで約2時間かかります。

屋外は冷えますので、トイレの設置は欠かせません。

皆様にも安心してお越しいただけます。

220mもの馬場に沿って椅子を並べます。

新馬場の観覧スペースは広く、最大で900名は座れるのですが、今回はコロナ対策のため、約200名のみとなります。

その分、椅子同士の距離を離し、後列は前列の間に配置して密を避けます。

こうすると後列でも馬場が良く見えるので好評でした。

また、未舗装の地面なので、ガタツキがある地面を均したり、ガタツキを避けて並べたりと現地での創意工夫が求められ、業者さんが大変苦労していました。

ちなみに、前列は馬場からわずか3m、後列でも4.5mの近さ。

馬が蹴り上げた砂が飛んで来る「砂かぶり席」です。

ここまで近いと馬が走ってくるときの地響きを感じられ、迫力満点です。

5万円以上の支援をいただいた方には、支援者限定の特別流鏑馬に御招待いたします。

是非とも皆様に体感していただきたいと思います。