2022/02/23 11:32

いつも皆さまのご支援をありがとうございます!

だーちゃらぼのクラウドファンディング実施に際して、たくさんの方々に応援メッセージをいただきました。とても心の温まるお言葉を頂戴し、私たちも感謝の気持ちでいっぱいです。

そんなメッセージを、活動報告でもご紹介させてください!

今回は、普段より大変お世話になっております、早稲田大学人間科学学術院准教授 桂川泰典様からいただきましたメッセージです。

 「不登校」の問題に取り組む時、まずはこれまで停滞していた子どものこころに動き出すためのエネルギーがたまることを大事にしたいと思います。具体的には、「うれしい」や「たのしい」、「よかった」という気持ちが子どもの日常の中で1つでも多く生まれること、そんな環境がどうしたら作れるだろうかと考えます。DACHAの活動のよさは、この動き出すためのエネルギーをたくさん与えてくれる場や人とのかかわりをもたらす点です。また、不登校問題では、保護者も疲弊してしまいます。保護者を支え、保護者にもエネルギーがたまること、その意味をとても大切に考え、どちらも大事にしている点にとても共感します。
 さらにDACHAの活動にはその先があります。子どもの中に「動きたい」「頑張りたい」「〇〇になりたい」という気持ちが芽生えた時、それを実行するためには具体的なスキルが求められます。お願いするスキル、自分を伝えるスキル、とりあえず“こなす”スキル、気持ちを切り替えるスキル、人のよさを見つけるスキル、コツコツ続けるスキル。次の一歩を踏み出す時のために、さまざまな生きる術を学び、それを実践し、大人の社会で生きていくということの意味を体験的に学び、時に傷つきながらも成長する。そんな場を作ろうと、誠実に、あたたかく活動するDACHAに、大きなエールを送りたいと思います。