2020/12/11 12:36

旅する学校の立ち上げをお手伝いしている、あーちゃんです。
普段は新聞記者をしたり、子どもたちにプログラミングを教えたりしています。
今日は美里さんに代わり、リターンに関わってくださっている方や活動をご紹介していきたいと思います!


まずは、ともしびプロジェクト 杉浦恵一さん

キャンドル工房にて、いつも元気な工房スタッフ浅野さんと。


◎普段の活動を簡単にご紹介していただけますか?

ともしびプロジェクトは、東日本大震災の際「忘れられるのが一番怖い...」と話していた地元の方の一言から始まりました。一方で、支援したい人はたくさんいて、でも何したらいいかわからない、そんな人が「忘れていない」ということを表明できるような仕組みとしてSNS上で毎月11日にキャンドルを灯してメッセージを添えて投稿するという活動をはじめました。
現在は、キャンドル工房を運営する傍、毎月11日にキャンドルを灯す活動を継続し、また【命灯会】(みょうとうえ)といって、仏教や神道など宗教や宗派を超えて1本は亡くなった方のために、1本は自分の命のために、2本のろうそくを灯して祈りを捧げる活動に力を入れています。



◎どんな想いで活動されていますか?

1000年先まで続くアートプロジェクトだと思い活動しています。自然災害は誰にでも起こりうることです。でもどこか他人事で「自分には起こらないだろう」と思っている人も多いはず。今こうして過ごしている時間が当たり前ではなく、尊いものだと気づくきっかけとして、「今を生きている自分のため」に灯します。

より多くの人に東日本大震災のことを伝えていくためには、自ら東日本大震災について知りたいと思ってもらう必要があると思います。だからこそ何百年、何千年先も行われるような感動のあるプロジェクトをつくっていきたいと考えています。

気仙沼の海の色をイメージして作られたキャンドル

◎気仙沼(東北)の子育てがどうなっていくといいと思いますか?

子どもたちは、とにかく好きなこと・やりたいことを存分にやれる環境があったらいいと思います。常識に縛られず、「今」をのびのび生きられる環境を大人が作ってあげることが必要かもしれません。


◎今回のクラウドファンディングに対してコメントをいただけますか?

今回はリターンとして、気仙沼の海でとれた貝殻を使ったキャンドルを用意させていただきました。子どもたちを連れて海に拾いにいくこともあります。(たまにお寿司屋さんからもらうことも笑)


子どもたちが自分が生まれ育った場所やもので体験をすることはとても意味のあることだと思います。キャンドルワークショップを通して防災を考える機会を作ることなどもやっていますが、実際に身体や手を動かして学び・考えることが大切だと思います。


活動を応援しています!


ーーーーーーーーーーーーーーーー

杉浦恵一さん、ありがとうございました!
子育てにも積極的に関わっている杉浦さん。
旅する学校にも、時々登場してくれることでしょう。




ともしびプロジェクト 
http://tomoshibi311.com/
気仙沼市南町2-2-25
0226-25-9560
(※現在は予約制で対応しています。来店される際はご連絡ください。)




<キャンドル工房の火事について>

2020年12月2日に火の不始末により消防を出動させてしまう事故を起こしてしまいました。現在も復旧作業をしているところです。ご心配をおかけしてしまったみなさま、本当にすみませんでした。

ともしびプロジェクトfacebookページ
リターンのキャンドルは工房が復旧次第、製作していきます。