2020/12/22 19:59

今回のご紹介は、「お寺修行体験」のリターンに協力してくださった、佐藤良規さん!岩手県一関市藤沢町にある藤源寺の和尚さんです。気仙沼市内から車で約40分くらいですが、このお寺や周りの里山がとても居心地がよく、週2回のペースで通っています。

とにかく、ここのお寺に行くと「あぁ、まぁなんとかなるか。大丈夫。」そんな気持ちにさせてくれる不思議な場所です。



子どもに対する目線がとても穏やかな良規さん。
お寺は、とても自然が美しい里山にあります。


◎普段の活動を簡単にご紹介していただけますか?

岩手県一関市藤沢町の森の中で「森の寺小屋」という活動をしている佐藤です。 私自身の小学生の双子の娘が不登校になったのをきっかけに、主に不登校児とその保護者のための”居場所づくり”を、森の中のお寺の境内を利用して行なっています。

”不登校”は、”教育の問題”と捉えがちですが、私たちは「子どもたちの健やかな成長」が一番大切なことと考え、活動をしています。


活動は主に以下の3つのことになります。

まずは安心して過ごせる居場所であること。誰もが気軽に来て思い思いに過ごせる雰囲気を大切にしています。みんなでご飯を食べることも大切な時間です。

そして、思う存分に遊ぶこと(!)。子どもは遊びたい生き物です(笑)遊びを通じて、身体を動かし、自然と関わり、友だちとの人間関係も有機的に直に体験します。

そして、”遊びと暮らし”を通じて自然と関わること。山遊びやオーガニックガーデンなど、自然とともに暮らすことの楽しさの中から、世界の不思議さや面白さを学んでいきます。


不思議なもので、不登校児と保護者さんだけではなく、乳児を抱えるママさんや、地域の農家の人たちなど多様な人が関わりつながるコミュニティになってきています。


ハロウィンの日に、仮装de稲刈り!
ドローンで撮影中!

◎どんな想いで活動されていますか?

子どもたちのキラキラした笑顔、弾けるような笑い声、たくましく遊ぶ姿…。 これこそが私たちの本当の”たからもの”であり、”未来への希望”そのものだなぁ!と日々感じています。

”不登校”も、”解決すべき問題”というよりは”人間の多様性”の1つです。

”教育や学力”という枠にとどまらず、多様な子どもたちが健やかに成長でき、それを大人が支える選択肢が増えることを願っています。 そして、子どもたちの健やかな成長は、大人にとって”最も喜びにあふれる生きがい”の1つであることをもっと多くの大人に知ってほしいです!

大人は大切な稲の種もみ作業。
子どもはいつもの小屋の屋根に登って遊んでいる様子。


◎東北の子育てがどうなっていくといいと思いますか?

海も山も、東北の自然は世界的に見てもほんとうに豊かで美しい。 

その自然、環境、文化の豊かさ美しさを存分に受け取って、子どもたちも大人も、”たくましく、楽しく、健やかに”人生を生きる、そんな”カルチャー”を育てていければ最高です!


小屋の屋根から飛び降りる子どもたち


"子どものなる木"

◎今回のクラウドファンディングに対してコメントをいただけますか?

初めてこの「旅する学校」のアイディアを聞いたとき、ただただ”最高じゃないか!”と思いました! むしろ僕らがやりたいのもこれかも!と思うくらいです。 子供が元気に健やかに育ってほしい…。この「旅する学校」に関わる人はみんな同じ想いです。

同じ想いがあるそれぞれの活動を「旅する学校」がつなぎ、子どもたちの世界も仲間も広がってゆく…もう素敵な未来しか見えません(笑)

「森の寺小屋」のリターンは、沿岸部に住む子どもたちに森の楽しさや豊かさを体験してもらいつつ、禅寺の”修行体験”(境内のお掃除や坐禅など)で、暮らしの中にある日本の文化や智慧を体験してもらいます。

国際化が加速する社会の中で、日本の文化を直接体感することは、ますます大切な経験になっていくと思いますし、何よりも”お寺”って、子供にとっては不思議で面白い場所なんです! その不思議さを楽しんでほしいです!


== このリターンを選ぶ方は下の画像をクリック!==


森の寺小屋 / Terakoya3.0
https://www.facebook.com/%E6%A3%AE%E3%81%AE%E5%AF%BA%E5%B0%8F%E5%B1%8BTerakoya30-110491410758550

活動の詳細はSNSまたは公式LINEにて。
【LINE登録】https://lin.ee/5QKJFZ1