2020/12/24 08:44

こんにちは!

旅する学校の立ち上げのお手伝いをしているあーちゃんです。


クリスマスもすぐそこ。

気仙沼の町は、クリスマスツリーやイルミネーションで華やかな雰囲気になってきました。

皆さんはどのように過ごされる予定ですか? 



それではいつも通り、リターンに関わってくださっている方の活動をご紹介していきたいと思います!

二人目は、NPO法人「ピースジャム」の佐藤賢さんです。


震災前まではバーテンダーをしていたという賢さん!
子どもたちも、ママたちも、この笑顔に癒されてます◎


◎普段の活動を簡単にご紹介していただけますか? 

 妊娠期、未就学児の子を持つお母さんたちと、ジャムづくりをしたり、赤ちゃんが使える万能タオルを縫製したりしています。

 「とにかく赤ちゃんのおなかは減らさないこと」をモットーに活動しているので、東日本大震災時から始まった母子たちへ紙オムツや粉ミルクなどを届ける物資支援は、全国の災害被災地に向けて今でも続けています。  

お母さんたちが作ったジャムと万能タオル「ベビーモスリン」

◎どんな想いで活動されていますか?

 お母さんたちの孤立と孤独を解消したいーという想いで活動しています。

 東日本大震災で被災した母子に物資を届けていたのですが、お母さんたちが今後の生活や子育てへの不安で途方に暮れ、孤立している姿を目の当たりにしたんです。そこで「仕事と子育てを両立できる場をつくろう」と思い立ったのがはじまりです。

 そのようにして出来上がった工房には、キッズルームも併設しているので、”同じ空間に我が子がいる”という安心感のもと、お母さんたちが仕事できるんですよ。お母さん同士のコミュニティづくりにも一役買っているので、子育ての情報や知識を交換したり、悩みなどを打ち明けたりできる”拠り所”のような場にもなっています。

お母さんたちの輪も広がる


◎気仙沼(東北)の子育てがどうなっていくといいと思いますか?

 地域社会全体で、子育てするお母さんの「持続的に働ける環境」づくりが進んでほしいです。

お母さんたちが社会とのつながりを持つことができれば、孤立を防ぐことができるので、単純に”笑うこと”が増えますよね。そして、それに釣られて家族や職場も笑顔になる。その先で、地域全体に幸せの輪が広がっていくと思います。

 でも実際のところ、働きながら子育てする女性の環境はまだまだ厳しい。いろんな経験、背景を持った人がいるのに「働く場所がない」なんてもったいないです。3時間働けるお母さんを3人集めれば、仕事も同じように回ります。お母さんが柔軟に働ける環境を作ることは地域社会とお母さん、どちらにとってもメリットなのではないでしょうか。



◎今回のクラウドファンディングに対してコメントをいただけますか?

 子育て環境を良くしていこうーと、一心に行動する美里さん。

これからプロジェクトを進めていく中で、多くの壁にぶつかると思います。しかし、焦らずに目の前の課題を一つ一つ解決していってほしいです。そうすれば、少しずつ社会は変わっていくと思います。

 リターン特典は、「草木染め体験」と乳幼児を持つお母さんたちが染めた万能布「ベビーモスリン」です。ベビーモスリンは、赤ちゃんに優しいコットン100%で、口などを拭くだけでなく、ブランケットやおくるみとしても使えますよ。



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佐藤賢さん、ありがとうございました!


NPO法人「ピースジャム」
http://tomoshibi311.com/
〒988-0843 気仙沼市落合254-1
0226-29-6583


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