2021/01/20 08:00

NPO法人福岡ウガンダ友好協会(以下、FUUFA) クラウドファンディング担当の内尾晶子です。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。

今回は応援寄稿/番外編ということで、ウガンダの青年海外協力隊経験者Kalungi様よりウガンダの料理についてご紹介させていただきます。2回に分けてご紹介させていただきます。

第1回目は給食やレストランで提供される食事についてご紹介させていただきます。
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ウガンダのワキソ県で2年間青年海外協力隊(現:JICA海外協力隊)で活動していたKalungiです。
ウガンダでの外食事情をご紹介します。
日常で食べる典型的な日本食と言えば何を思い浮かべるでしょうか。ご飯、お味噌汁、焼き魚、野菜等々。主食があり、複数のおかずがあるのが一般的だと思います。一方ウガンダのレストランでご飯を食べる時、複数の主食と一つのスープのセットが典型的な形です。我々はウガ飯(めし)と読んでいました。日本では主食はお米やパンでありますが、ウガンダでは米、マトケ、ポショ、ジャガイモ、キャッサバ、タロイモ、さつまいも等が主食になります。そしてスープは牛肉、魚、チキン、豆があります。
よく友人に「日本では何のスープがあるんだ」、「日本にマトケやポショはあるのか」と聞かれていました。
↑ウガ飯
(牛肉のスープとご飯、マトケ、さつまいも、ポショ、野菜を選んだ場合)

ウガンダの主食をもう少し説明しますと、「マトケ」はバナナを指します。日本のバナナと異なり甘くないバナナで、食用バナナやプランティーンになります。レストランでマトケと注文したら、生のマトケを蒸し、ペースト状にしたものが出てきます。マッシュポテトや栗きんとんのようなイメージです。でも甘みはありません。
「ポショ」は他のアフリカの地域ではウガリと呼ばれます。メイズの粉を水と煮て、お餅のようにしたものです。外国人でメイズケーキと呼んでいる人もいました。また、メイズは甘くないとうもろこしを指します。

これらの主食をスープにつけ食べます。主食がパサパサしたものが多いので、口の中の水分がだいぶ持っていかれます。そして牛肉のスープに入っている肉はとても硬いことが多いです。幸いワキソにはとろけるような肉を提供する店があり、頻繁に通っていました。
ワキソタウンのレストランに行くと、どこのレストランでもほぼ同じメニューが提供されます。それぞれ微妙の味付けや主食の種類が異なるので、その日の気分で店を変えていました。

学校の給食ではポショと豆のソースをかけた通称ポショ豆が提供されます。毎日同じ献立らしいです。。。
↑ポショ豆

普段食べるものではないのですがポークジョンイトというものがあります。お酒を飲む際に食べていました。豚肉を焼くローストと炒めるフライの2種類から選べました。ロイコと呼ばれるコンソメみたいな調味料や塩で味付けがされます。ウガンダではムスリムもいるので、ワキソタウンでポークジョイントや豚肉を売る店はタウンの中心部からは離れていました。
↑ポークジョイント(ロースト)↑ポークジョイント(フライ)---------------------------------
写真見てるとポショが食べたくなりますね!18歳の時、ポショ苦手だったのですが、21歳、25歳とウガンダで食べる度に食べれるようになり、好きになり、主食では必ずポショを選んでいます。ウガンダに行く機会があれば、是非今日ご紹介した料理食べてみてください。

今夜19時頃、今回の記事の続きを配信しますので見ていただければ幸いです。

クラウドファンディングでウガンダの水事情、井戸建設のことだけでなく、ウガンダのことも知っていただく機会になると嬉しいです。

残り9日間、最後まで発信していきますので応援のほどどうぞよろしくお願いします!