2017/08/17 17:45

今回のインタビューは、

1号店あややんこと、大山口彩(静岡文化芸術大学)と、2号店たかてぃんこと、鈴木崇斗(浜松学院大学)です!!

(1号店あややん、国外スリランカに参加、静岡文化芸術大学)

(2号店たかてぃん、国内加藤農園企画、浜松学院大学)

Q1.今までタベボラで何をしてきましたか?

あややん: 1号店でカフェの運営の手伝いをしています。まだ2号店のお手伝いをしたことがないので、時間を作って2号店のお手伝いもさせていただきたいと考えています。

鈴木: あややんは今年入ってくれた一号店メンバーなんです。
一方、たかてぃんさんは?

たかてぃん:2号店での営業に参加しています。新体制となった今、2号店の仕入れなどを担当しています。

鈴木: 2号店メンバーなんですよね!
普段違う場所で活動する二人の考え、どんな相違点があるか楽しみです。


Q2.TFPでは何をしていますか?

たかてぃん: 今まではTABEBORA外での活動が忙しく中々参加出来ずにいましたが、都田にある加藤農園さんの担当をしています。
TFP参加者に地産地消を行う意義や課題などを知ってもらえるよう、企画中です。

あややん: スリランカと加藤農園への訪問をさせていただきます。
私は運営メンバーではありませんが、タベボラのイベントには積極的に参加したいと思い、この留学プロジェクトへの参加を決めました。
現地を訪れることで、フェアトレードへの理解をより深め、営業での取り組む姿勢や意識を変えていきたいと考えています。

鈴木: 二人とも加藤農園さんに訪問させていただく予定なんですね。
あややんの“営業に生かす”お話は、次の質問で詳しくお聞きしたいと思います。

Q3.TFPで期待することは何ですか?

たかてぃん: フェアトレードは、本やネット以外で情報を得ることが難しいため、「正しい知識」しか身につけることができません。TFPを通じて、実際に目で見て感じることで、本当の「フェアトレード」について知ることが出来ればと思います。

鈴木:なるほど、本当の意味での「正しい意識」ですか。
それを聞いてはっとさせられました。
あややんはどうですか?

あややん : 私は自分の言葉でフェトレードとは何かを伝えられるようになりたいです。
今まで私は、1号店でカフェ運営のお手伝いをさせていただいてたにもかかわらず、生産者の方に会ったことがありませんでした。
また、これまでの反省点として、フェトレードの啓発が目的なのに、ただのカフェ運営になってしまった部分があるのではと思っています。
実際に現地を訪れ、自分の目で確かめないとわからないことってたくさんあると思うんです。

鈴木: そうですね、今の営業のなかでは、生産者との顔が見える繋がりがあまり感じられにくいのかもしれません。
一号店メンバーは共通してその課題を感じている印象です。
それを踏まえてどんな活動をしたいですか?

あややん: TFPでは、現地の方とお話ししたり、自分の目で現地を見る機会が設けられています。座学ではわからない、生産者の生活を確かめたいと思います。
そして商品を売る時に、正しい知識を提供できるようになりたいです。
今までの私自身を振りかえって、お客様にフェトレードについて説明する機会が少なかったので、TFPを元に自分の意識を変えたいと思っています。

鈴木: 帰ってきてからの営業にも一段と力が入りそうですね!
ぜひたくさん学んできてください!

Q4.現時点で、あなたにとってフェアトレードとは?

たかてぃん: 「身近でできる国際活動」ですが、先ほど述べたように「正しい知識」しか持っていません。フェアトレードはこういうものだよ、〇〇なんだよ。としか表面上の"知識"でしか語ることができません。生産者のリアルを知らず、"知識"だけを語ることが、本当にフェアトレードの啓発に繋がるのか?と疑問に思います。そんな疑問・モヤモヤを払拭できたらと思います。

あややん: 私にとってフェトレードとは、生産者と消費者がお互いに納得して取り引きが出来る状態のことだと考えています。発展途上国の生活改善を支援するということも大切だとは思います。しかし、発展途上国がかわいそうだから先進国が発展途上国を支援してあげる、というのを私はフェトレードと呼べるかどうか疑問に思っています。発展途上国、先進国関係なしに、みんなが納得して取り引きが出来ることをフェトレードと呼ぶと考えています。

鈴木: 二人とも、それぞれに疑問を持っているんですね。
答えが見つかったら、ぜひ報告してください!
ありがとうございました!