2020/12/15 18:31

隣村の野田村でのんのりのだ物語というNPO代表(休業中 )の下向理奈さんに応援メッセージいただきました。

昨年、しもむん伝いに野田村の山奥で毎月1回市日に合わせ豆腐田楽をつくるおばあちゃん達のところへ学びにいきました。

市日の前日、3,4人集まって井戸端会議しながら焼き豆腐を作成し、市日当日、豆腐田楽の販売をします。

もちろん、この豆腐田楽を目当てにくるお客さんがたくさんいらっしゃいまして、すぐ完売となります。明るい店主のおばあちゃんは、お客さんに「生きてたかー?」などと冗談いって、おばあちゃん同士、月1回の顔合わせを楽しみにしていてその光景がとてもいいなぁと感じましたし残したいものです。

野田村は震災で海から近い中心部は壊滅的な被害でした。山奥のおばあちゃん達の地区は被害はそこまでありませんでしたが、震災で一時期、市もなく名前も知らない顔見知りが無事だったのか心配だった。市日が復活し、再会したときはほっとしたといった言葉が忘れられません。


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お豆腐と北三陸。


この関係性は、切っても切り離せないもの。


「伝統」「文化」

その言葉の中に閉じ込めるのがもったいないくらい、

暮らしの中にあるもの。


しかし、少子高齢化によって、

どんどん減っていく一方。


「そんなもの、あったらしいね」

と、将来、過去形にならないよう、

引継ぎ、未来へとつないでいく必要があります。


おにっちは、

「どうにかしたい」という使命感はもちろん、

「いいものだから無くしたくない」

という、純粋な想いがあると思います。


普代村出身ではないからこそ、

見えることがあるのでしょう。


普代村出身ではないからこそ、

できることがあるのでしょう。


それを可視化し、行動できる人は限られている中、

毎日コツコツと頑張っています。


どうか、

北三陸の素敵な宝物が守られますように。

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今日の拓郎は、「君のスピードで」

https://www.youtube.com/watch?v=2J7nmrSiCZk