11月27日からスタートした本プロジェクトは、82人名のみなさまのご支援により、12月13日にファーストゴールの60万円を超えることができました。

商品開発や、販路拡大の見込みが立ちました!ありがとうございます!!

ご支援、シェアなどご協力いただいた皆様、誠にありがとうございます!

わたしの前職は、SE。HPの制作諸々できますが、それにより、豆腐づくりや配達などの豆腐業にかけられる時間が少なくなります。

CTO(最高豆腐責任者)の時間を増やして、より目標の実現に向けて進みたいです。

次なる目標「北三陸の豆腐田楽を未来に続ける」のため、ネクストゴールの100万円を目指します。

クラウドファンディングの内訳としてのサイト構築の料金は、写真やデザイン周りの料金だけで、元システムエンジニアということもあり自分でできることはやろうと考えていました。サイト構築の上で、写真やデザインを画面上に設定するためのコーディングという作業が必要なのですが、このコーティング部分も委託する事で、豆腐に集中し、よりいい豆腐、豆腐田楽の味噌つくりができるので引き続き応援よろしくお願いいたします!

より多くの方へ伝えるため、100万円を達成することが必須となります。

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食文化を通じて紡がれてきた人のつながり

 私は、TOFokU CTO(最高豆腐責任者)の鬼束拓哉(おにつか たくや)と申します。この度は、たくさんのプロジェクトの中から一瞬でもこのプロジェクトを覗いていただき、心から感謝いたします。ありがとうございます。


 私は、2015年に岩手県普代村に地域おこし協力隊として入村しました。それから3年後に普代村で続いていた豆腐屋さんを承継。現在では「東北の魅力を豆腐から」をコンセプトに「TOFokU(とうふぉく)」という屋号で東北産大豆に拘った豆腐づくりに励みながら、地域の魅力を伝える発信も続けています。

岩手県普代村は、岩手県北部沿岸にある人口2600人ほどの小さな村です。基幹産業である水産業では、肉厚で歯ごたえのある昆布やわかめなどの海藻がよく採れ、「昆布の村」として岩手県内では知られています。

黒崎園地から眺める景色

私は普代村に来て、焼き豆腐を使った「豆腐田楽」という郷土食に出会いました。この辺りの豆腐田楽は、ニンニク 味噌を表面に塗った焼き豆腐をさらに炭火で焼いたものです。ピリッと辛いニンニク味噌を豆腐のうま味が和らげ、噛むほどに絶妙な味わいが口の中に広がります。

この豆腐田楽は、行事の多い夏季での夏バテ防止に最適なスタミナ源として重宝され、この地域では昔からおめでたい行事を始めとする様々な場面で欠かせない郷土食なのです。

また、隣村の野田村というところでは、月に1回開催している市で豆腐田楽を販売するおばあちゃんに会うために、買いに来るお客さんもいるなど、豆腐田楽が交流を生む地域のコミュニケーションツールになっていることもこの郷土食の魅力の一つです。


小さな村の小さな文化を未来へ

今回のプロジェクトを通じてご支援をきっかけとさせていただき、実現したいことが2つあります。

 1つ目は、地域の伝統的な食文化を守りたいです。

 高齢化の煽りを受け、普代村の豆腐屋は当社を含めて2軒となりました。豆腐田楽は豆腐なしで語ることができず、豆腐を作る店がなくなれば、豆腐田楽という食文化も失われていくことになります。また、前述の通り、豆腐田楽という郷土食を通して育まれている地域の賑わいやつながりがありますが、この郷土食が失われるとその機会までも失われることになります。私は今回のプロジェクトを、普代村の食文化を未来へつなぐための一歩目にしたいと考えています。

2つ目は、地域の新たな特産品を作りたいです。

 普代村は北三陸ということもあり、海産物が有名です。しかし一次加工品ばかりでレパートリーが少ないため、そこに新たな特産品として豆腐田楽を加えることで、より多くの人に普代村を知っていただく機会をつくります。ECサイトの構築によりネット販売を促進し、全国の方に知っていただく場としても活用します。ひいては普代村を知ってもらい、普代村とつながってくださる人々を増やしていきたいと考えています。また、豆腐田楽を真空パックにして提供することで、普代村に訪れた方へのお土産としても買っていただくことができます。

 また、少しずつ販路を整えていくことで、生産体制も拡大していき普代村に雇用を生み出したいとも考えています。


瑞々しさが残る木綿豆腐

資金の使い道・スケジュール

今回ご支援いただいた資金は、以下の2つに活用します。

1つ目は、ECサイトのデザインに係る制作費です。豆腐田楽を全国の方々に知っていただき、購入していただけるように、情報発信を兼ねたECサイトを制作します。あわせて、必要な写真や動画の撮影費にも活用します。

2つ目は、包装に係る製作費です。真空包装の際、豆腐田楽をそのまま袋に包むと味噌が袋についてもったいないため、経木に包んで真空包装します。

お召し上がりの際は、経木ごと豆腐田楽を袋から取り出し、経木についたニンニク味噌も掬って食べていただきたいと考えています。

そこで使う経木には東北の地図をモチーフにした「TOFokU」アイコンの焼印を押したデザインにする予定です。

リターンのご紹介

<サンクスメッセージ+豆腐田楽3本入り1セット>
北三陸が誇る「豆腐田楽」を1セットとTOFokU CTO(最高豆腐責任者)の鬼束 拓哉より、できたての豆腐のよう熱い感謝の気持ちを込めたお礼のメッセージをお送りします。

<サンクスメッセージ+豆腐田楽3本入り3セット>
北三陸が誇る「豆腐田楽」を3セットとTOFokU CTO(最高豆腐責任者)の鬼束 拓哉より、できたての豆腐のよう熱い感謝の気持ちを込めたお礼のメッセージをお送りします。

<サンクスメッセージ+豆腐田楽3本入り3セット>
豆腐田楽と一緒に日本酒で一杯!
北三陸が誇る「豆腐田楽」を3セットと、岩手県久慈市の名酒「大吟醸・福来」を1本お送りします。
豆腐田楽と日本酒で北三陸の魅力を感じていただけるコースです。もちろん、お礼のメッセージもお送りします。


<サンクスメッセージ+TOFokU ECサイト購入 1年間15%OFF>
今回のプロジェクトのご支援で制作させていただくECサイトでのご購入を1年の間、15%OFFとさせていただきます。1年間はお好きなときに、お安くご購入いただけるコースです。


<サンクスメッセージ+TOFokUの豆腐作り体験>
岩手県普代村にあるTOFokUにて、木綿豆腐や絹豆腐を一緒につくります。豆腐作りのおもしろさとむずかしさを感じていたいた上で、できたてアツアツの豆腐を味わっていただけるコースです。


<サンクスメッセージ+TOFokUのお豆腐定期便(1年間)>

TOFokUが自信をもってお届けする1年間のお豆腐三昧コースです。TOFokUから毎月1回お豆腐セットをお届けします。TOFokU自慢の「香絹」や「豆腐田楽」の他、新商品のお豆腐をどこよりも先にお届けいたします。豆腐好き、豆腐マニアには存分にお楽しみいただける内容です。


資金の使い道

ECサイト構築(デザイン料):300,000円
焼き印(デザイン料込)   :100,000円
返礼品にかかる費用     :200,000円

*コロナサポートプログラムにより手数料は発生しません。株式会社CAMPFIREさまありがとうございます。

*All-in方式で実施します


最後まで読んでくださりありがとうございます。

先代の上下(かみした)豆腐店は、先々代から豆腐製造業を始め1970年代に現在の加工場を構え、普代村の食卓を支えてきました。 承継した今でも、「上下の豆腐でなければダメだ」とおっしゃってくれるお客さんも多く、その声になんとか応えようと「いい豆腐を作りたい」という一心で日々修業しています。

そうして試行錯誤しながら作り上げた豆腐に、ニンニク味噌をたっぷり塗ったこの豆腐田楽を、ぜひ皆様にも味わっていただきたいです。そして、北三陸の食文化を通じて、普代村を知っていただき、いつの日かお越しいただけることを楽しみにしています。

あたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

先代・上下さんとパシャッ



店舗の詳細情報

TOFokU

〒028-8334  岩手県普代村第12地割字中村79

050-3638-0264

info@tofoku.com

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このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「

復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。 


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/12/21 17:37

    クラウドファンディング終了前、最後の活動報告になります。最後に自分の想いを投稿させてください。普代に入村し、地元の人たちから言われて驚いた言葉があります。「よくこんなところに来てけださったぁ~」(=「来てくれた」的なニュアンスです)なんでこんな言葉がでてくるのか。初めは謙遜なのかな?と感じてい...

  • 2020/12/19 19:07

    普代村の柾屋村長より応援メッセージをいただきました。いつもおにちゃん、おにちゃんと呼んで他愛もない話をして親しみやすく村のみんなから頼りにされている村長です。**********************************伝統の食文化を未来につなぐためのクラウドファンディングを応援していま...

  • 2020/12/15 18:31

    隣村の野田村でのんのりのだ物語というNPO代表(休業中 )の下向理奈さんに応援メッセージいただきました。昨年、しもむん伝いに野田村の山奥で毎月1回市日に合わせ豆腐田楽をつくるおばあちゃん達のところへ学びにいきました。市日の前日、3,4人集まって井戸端会議しながら焼き豆腐を作成し、市日当日、豆腐...

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