2020/12/31 13:47

本日(31日)12時時点で、46人の方から38万5千円のご支援をいただいています。本当にありがとうございます。


今年、「愛の手」を通じて19人の子どもが里親さんと出会いました。

小学校入学前に迎えられた子や、1歳のお誕生日をお父さんお母さんと一緒に祝うことができた子。

年齢はさまざまですが、お父さんお母さんと一緒の初めてのお正月を迎えます。


「愛の手」を通じて、里親さんと子どもが一緒に暮らすまでには、里親さんは、「愛の手」記事に掲載された子どもへの申し込み、協会の面接や家庭訪問調査があります。

協会では申込の里親さんの中で、どの里親さんにその子どもをお願いできるのかを検討し、児童相談所に推薦となります。

児童相談所の検討を経て、進めていくことになると、子どもと里親の初めて面会です。面会後は、里親さんが子どもが生活する施設に通い、今の生活の様子を知り、子どもとの関係を築き、家庭に迎えます。


新型コロナウイルス感染症の拡大により、4月緊急事態宣言が出され、面接や家庭訪問調査ができない時期がありました。

また、面会や実習はできたものの、不特定多数の人の出入りがあるところへの外出を制限せざるをえなかったり、遠方から里父さんが来阪することを避けたり、とこれまでとは違う形での実習になりました。マスク着用の顔に慣れてしまい、マスクをとったお父さんを見て怖がり、「マスク、つけて」と言った子どももいました。

一方、訪問ができない状況で里親さんとのビデオ通話やオンライン会議、そしてこのクラウドファンディングなど、新たな試みもしました。

どの方にとっても激変の年だったと思います。協会も同じくですが、やはり私たちの活動は、直接「会って」ということが大切だなと改めて感じもしました。

来年は、どの人も、会いたい人と会いたい時に会えるようになることを願っています。