2021/09/14 10:17

ご支援者の皆様、こんにちわ!

活動報告がなかなか更新できず、大変申し訳ございました。今回の報告では3点、ご連絡致します。


1.皆様へのリターン発送が完了しました。

今週無事ご支援頂いた皆様へのリターン発送が完了しました。皆様の温かいお気持ちとご支援にとても感謝致しております。ありがとうございました。

リターンは今週中には各ご家庭へ到着予定ですが、今週中に届いていない方がいらっしゃれば、お手数ではございますがご連絡頂ますようお願いいたします。
尚、お手紙でご連絡した通り、クラウドファンディング協力者エリアス家の個人的な事情でリターン制作に時間を要し、発送が遅れてしまいました。大変恐縮ではございますがご理解いただけますと幸いです。

2.ご協力頂いた資金について

今回のクラウドファンディングではサンブラス諸島に住むクナ族の経済的支援を目的としていました。残念ながらリターン製作中はまだ民族以外の入島には規制があったため、直接支援金・支援物資を各家庭へ届けたり民族の方々と話すことというのは出来ませんでしたが、エリアスに届けて頂きました。集まった資金は主に食料を購入したり、子供たちの学習用具の購入に充てているとのことです。今回皆様にご協力頂いた資金は私の方ではどういった内容に充てるということは指定しませんでした。というのも家庭によってそれぞれ必要としているものが異なり、民族でもなく、島暮らしをしていない私では必要なものというのは判断すべきでないと思ったからです。

サンブラス諸島コルビスキー島に住む皆

それぞれの家庭に配給した保存食など

金額的には以下の通りです。

■支援額 560,000円
■Campfire手数料 55,440円
■配送代金合計(パナマ国内及び国際便(日本/パナマ*EMS利用不可の為DHL利用)、日本国内便) 132,693円 
■Tシャツ制作費用 40,000円
■サンブラス諸島ツアー代金(1名様)ペンディング 80,000円
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モラ買取、制作、及び寄付金 合計 251,867円(人件費含む)

コロナ渦でのパナマの学校事情はというと、小学校から大学にかけてはオンラインで行うのが一般的です。しかしながら、電気があまり通っておらず、インターネットも不安定なサンブラス諸島では通学が必要。安全に学校へ送り出すことができるように清掃用具や消毒剤、学習に遊びに利用できる文房具、そして机や椅子などの追加購入を行っています。また、民族の伝統を学ぶ文化学習のアクティビティ費用にも利用しているとのことでした。

配給された塗り絵を楽しむ小学生

3.サンブラス諸島の現状について

ここ最近、やっとサンブラス諸島への観光が再開されました。当初は島訪問は1島限りの縛りがあったのですが、それも徐々に緩和され、現在では今まで通りいくつかの島へアイランドホッピングもできるようになりました。まだまだパナマの国全体を見ても観光が100%戻っているわけではないので、観光客の数も多くはないようですが、それでも少しずつ国内に住む人々が島を訪問し、収入源が戻りつつある家庭も増えてきています。また、島々でのワクチン接種も開始されました。

島に到着したワクチン及びドクター

ワクチン接種に積極的な島の住民

完全に今までの経済状況に戻るには他国同様まだまだ難しいですが、パナマの主要産業であるサンブラス諸島の観光業が再開しただけでも間違いなく進歩です。

以上、ご報告とさせていただきます。