2017/08/06 15:12

プロジェクトの締め切りまで15日となりました。

都市計画のない町に(妄想)都市計画?

プロジェクトのタイトルにもある、『都市計画のない町に(妄想)都市計画?』についてを書くことで、新たなパトロンの方が現れてくれると信じています。

都市計画は”まちの約束事”

僕が日頃考えている”都市計画”は『まちの約束事』と思っています。
法律は行政がルールとして作ったモノで、その制度を行政が運用していきます。
木城町は都市計画法を使わない町ですから、ルールの運用はありません。
それでも、住み手(生活者)がいる。移住して新しい住み手となった人たちが多くなっている今、『まちの約束事』が大切になってきます。

約束事なので、住み手(生活者)の意識の中でも、緩いながらもしっかり守れるモノが一番大切です。
専門家の方からすれば、「木城町なら農村計画だろう!」と言われるかも知れません。
僕は前職時代に農業振興地域整備計画にも携わってきましたので、その点にも配慮します。

田舎でも都市問題

いずれにしても田舎であったとしても、この現代では、”都市”の問題があります。
それが『空き家問題』であったり、『交通問題』です。

木城町は『空き家情報バンク制度』を設けています。
http://www.town.kijo.lg.jp/matidukuri-suisin/akiyabank_2.html

ここに掲載される空き家・空き地は、所有者からの申し出で掲載されます。一方で、空き家バンクに掲載されない空き家(潜在的空き家)があります。
それは、相続の問題などがあり、貸し出すことや売りに出すことができないまま、放置されているケースです。

今回のプロジェクトで、空き家・空き地の確認を行うのは、この『潜在的空き家』の場所を確認するという意味もあります。

 

空き家ビジネスは空き家がもたらす便益

以上のことを動かしていくと、空き家を活用した、空き家ビジネスが展開できます。
空き家ビジネスは、空き家を活用するというモノだけではありません。
空き家と判断するためにしっかりとした調査が必要になります。そのためには、士業の方たちの力が必要になります。また、空き家のリノベーション等を行うとハウスメーカー、建築士の方の力が必要になります。そして、新たな住み手が生まれることで、木城町には税金が入るようになります。
このことは、空き家活用の効果ではなく、『空き家活用がもたらす便益』になります。
つまり、空き家の調査から、各方面に利益が生じることになります。

今回のプロジェクトは費用対効果ではなく、”費用便益”への挑戦でもあります。
僕が楽しみながら調査することで、各方面に利益が生じる。
これこそクラウドファンディングで、今回のプロジェクト成果の大きなリターンになると思います。

SUCCESSまで是非、ご支援ください!!