2021/06/09 07:00

いよいよクラウドファンディングの募集期間が残り2日となりました。

皆さんからの応援のおかげで、6/9(水)0:00時点で212人の支援者から2,894,000円の支援をいただくことができております!本当にありがとうございます!

また本当に多くの方々がこのプロジェクトを拡散してくださっており、こちらも本当にありがとうございます!

皆さんの期待に応えられる、良いサービスを必ず作ります!

その一方で、目標金額4,000,000円まで、まだ残り1,106,000円が必要です。あと少しです! あと少しだけ、拡散および支援のご協力を皆さんにお願いしたいです!

一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただけるよう、支援いただけるよう、募集終了の一分前一秒前まで走り続けますので、あと少し、どうか皆さんの力を貸してください!よろしくお願い致します!


最後に。

クラウドファンディングの本文の中にも登場しますが、『キヤスク』の構想に私がたどり着くきっかけをくれ、クラウドファンディングの準備でも多大なご協力をいただき、さらに募集開始直後から今に至るまでずっと、自分ごととして私と一緒に伴走してくださっているミキさん(YUNA+さん)から、メッセージをいただきましたので紹介させてください。

事故の後遺症で肢体不自由になった娘のユナさんに、着られる服ではなく「着たい服」を着せてあげたいと強く思った経験。
そのために独学で既製服のお直しを習得し、ユナさんに「着たい服」を着せてあげられるようになった経験。
現在はユナさんのためのお直しにとどまらず、個人事業主として、できる範囲で身体に不自由を抱える方々にお直しを提供している日々。

様々な経験や思いが込められたメッセージだと思います。どうか読んでください。


〜ミキさん(YUNA+さん)からのメッセージ〜

当事者なら、親なら、家族なら、当たり前に感じる思い。

「自分が着たい服を着たい。」
「本人が着たいと望む服を着せてあげたい。」

そんな当たり前が叶えられない人たちが、世の中にはまだたくさん居ます。

「ズボンは履かせるのが大変だから、履かせないまま過ごしているのよ。」
「夏は前開きの甚平を着せるしか選択肢がないの。」
「洋服のことは、これまでずっと諦めてきたから。」
「Tシャツを着れる日が来るなんて夢にも思ってなかった。」

私がお直しの活動をするようになって、お客様から聞いてきた声です。

「便利なものに溢れる世の中なのに、どうしてこの現状が何も変わらないまま放置されているんだろう?」
「当事者や介助する家族の切実で大変な思いが、表沙汰にならず報われないままになっていることが悔しい!」
「例え珍しがられてもいいから、少しずつでも私は始めていくんだ!」

そんな思いでYUNA+の活動を始め、これまで続けてきました。

そして今、コワードローブ代表前田さんとの出会いをきっかけに、前田さんの気づきと「何とかしたい!」と思ってくださった前田さんの決心によって、「今までずっとみんなが諦めてきたことをもう諦めなくていい場所」が出来ようとしています。

クラウドファンディングに寄せられたコメントや、前田さんが定期的に皆に共有してくださった声を一つ一つ見てきました。

かつての私や娘と同じ思いを綴られる方々のコメントを見るたびに、「やっぱりこの活動は必要なんだ」「これまで諦めるしかなかった人、その機会をずっと待っていた人、できる場所を探し続けていた人が沢山いたんだ!」と再認識させられます。

それと同時に、「そのような方々の悩みに寄り添う思い」 と「色々な方々の裁縫技術」 が『キヤスク』に集まり発揮されることで、「着たい服を着る」「着せてあげたい服を着せてあげられる」世の中になり、たくさんの人が喜ぶ姿を想像しています。

寝たきりでも不自由があっても、おしゃれをしたいのです。

よそ行きの服で出かけたいのです。

衣服はその人がその人らしく表現できるものの一つだと思います。

気持ちを前向きにしたり、気持ちを切り替えたりできる一つだと思います。

体に不自由があっても、たった一度の人生を同じように歩んでいます。

誰もが着たい服を着て生きる。そのお手伝いができる場所が誕生しようとしています。

『キヤスク』が、当事者と一緒にいる家族や助けてくださる支援者の皆さんが「良かった」「良かったね」と笑顔になれる場所になると私は思っています。

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以上です。残り2日、どうか最後まで皆さんの力を貸してください!よろしくお願い致します!