2017/09/04 13:14

今年の春から夏にかけて、「くつべらマンプロジェクト」という企画を行いました。

 


児童養護施設の職員さんが、子供たちのためにやりたいと思った夏行事

しかし、予算の枠組みではどうしても実現することができずに、

自治体の補助金も、該当するようなものがありませんでした。

 


そこで、社会的起業家として活動していた私が、企画を提案させていただき、

“キャラクターのマシュマロを1000個売ることで夏行事を実現させる”

という手法を実行させていただきました。

 


商品を通して、利益を生み出しながら、地域の方々に、様々な形で協力をいただくプロジェクトです。

 


結果として、「販売のお手伝い」や「商品作りのお手伝い」、「販促のお手伝い」という、

地域の人たちの「お金を出す」以外の携わる形を形成することができ、

就労体験という、また違った形で、プロジェクトの内容を活用することもできました。

 


そして、たくさんの地域の方の協力があって、目標想定の個数を販売することができ、

夏行事の開催を実現することができました

 

 

 

私は、この株式会社の設立によって、

このような、「地域の困りごとを抱えた人」と「解決の手法を実践したい人」を結びつけて、

同じ目線で企画し、達成に向けて助け合いながら事業を進める

という流れをどんどん作っていきたいと思っています

 


「支援」ではなく、「協働」で、

社会を一緒に、どんどん良くしていく仲間として

同じ目線で語り合う

 


それも、サークルではなく、

きちんと事業という形で、新しいことを生み出していく場が必要なのだと

 


くつべらマンプロジェクトを通して再認識しました

 


これを、一個人間の関係性だけで終わらせることなく、

いつでも一緒に試行錯誤できるチームが必要です

 


「ちょっとした社会課題をみんなで解決しませんか株式会社」は、

そのような、小さくとも意味のある事業を一つ一つ挑戦していく、みんなで乗る船のような存在です