2021/08/28 10:00

こんにちは。認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)の辻本です。
プロジェクトをご支援いただきありがとうございます!

また、昨日はFacebookでの投稿の一斉シェアにご協力いただきありがとうございました!
おかげさまで、昨晩の時点で20人以上の方に投稿をシェアいただき、400人近くの方に投稿を見ていただくことができました。ありがとうございます!

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さて、このキャンペーンも残り3日となりました。これまでに45人の方から93万円を超えるご寄付をいただきました。目標金額まであと57万円です。どうか最後まで、応援をよろしくお願いします!

今日は、これまでACC21のウェブサイトなどでご紹介してきた、プロジェクト修了生のストーリーを改めてご紹介したいと思います。

▼人生は変えられるーアーノルドさん

2019年1月から自立支援プロジェクトに参加し、飲食サービス・コースを修了したアーノルドさん(22歳)は、コロナ禍で大きな影響を受けた若者の一人です。

プロジェクト修了後にホテル・レストランに就職したものの、昨春の"ロックダウン"で営業停止となり、その職を失いました。その後はチャイルドホープから緊急支援物資を受け取ったり、親戚の店を手伝うなどして何とか生活を続け、昨秋には一緒に暮らす兄弟を養うためにパンの製造・販売をする小さなビジネスを始めました。

今では困難な状況の中でも前向きに生きるアーノルドさんですが、10代の頃は路上の仲間と喫煙、飲酒、違法薬物の使用・売買などに手を染める非行少年でした。そんなアーノルドさんは、チャイルドホープやプロジェクトの支援で徐々に変わってゆきました。2019年夏、私がアーノルドさんに会った時、聞かせてくれた言葉を紹介します。

「私がこの素晴らしいチャンスを掴めるように自分の時間を捧げて助けてくれた人々に感謝しています。路上で出会った友人たちに、人生を変えられることを伝えたいです」

もっと知りたい方はこちら(ACC21のウェブサイト)

▼プロジェクトでの経験が私の誇りーアンジェリカさん

アンジェリカさん(22歳)は2018年に自立支援プロジェクトに参加し、飲食サービス・コースを修了しました。この写真は、プロジェクトでOJT(実地訓練)に参加していた時のものです。

とてもにこやかな表情ですが、少女時代は苦労が多く、14歳で子どもを産み、無実の罪で1年以上拘束された経験をもちます。プロジェクト修了後に就職したものの、コロナで失業してしまいました。それでもまだ、アンジェリカさんは「新しい仕事はすぐ見つかると思う」と希望を持ち、「今までの人生での最大の誇りは自立支援プロジェクトを修了し、実地で経験を積んだことなの」と話しています。

もっと知りたい方はこちら(ACC21のウェブサイト)

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昨日ご紹介したマイラさんもそうですが、路上で暮らしてきた元ストリートチルドレンの若者たちは、それぞれにとても過酷な子ども時代を過ごしてきました。幸いなことに、マイラさん、アーノルドさん、アンジェリカさんは適切な支援を受け、人生を変えることができました。しかし、残念ながら全ての路上の若者たちが、自立するチャンスを手にできるわけではありません。

どうか、 一人でも多くの若者たちがそのチャンスを手にできるように、プロジェクトへのご支援をよろしくお願いします!