生きもの写真リトルリーグ実行委員長の海野和男さんからのメッセージです!
生きもの写真リトルリーグに対する思い
長年の夢だった、子どもの頃から生き物の写真を撮って、身近な自然に親しんでもらいたいという企画が実現したのは2015年のこと。「生きもの写真リトルリーグ」と名付けた小中学生限定のフォトコンテストだった。子どもの頃から自然の写真を撮っていれば、その自然がなくなってしまったら悲しいと思うだろう。
自然保護とか温暖化と上から目線で言うのは簡単だが、そんなことは自然を見続ければ自ら感じるはずだ。それは大人よりも子供たちの方が感受性が優れているから、そういった子どもたちを写真を通して育てたいと思った。小中学校の生物部や写真部の先生方にも、是非協力して頂きたい企画だ。
第1回からパナソニックが特別協賛をして下さることになり、この企画が実現したのだった。2019年まで5回の生きもの写真リトルリーグを行い、小諸高原美術館で、モニターによる展示を行い、授賞式では「生きものサミット」と題し、写真家の安珠さんとぼくとの掛け合いで、受賞者の子どもたちに被写体の生きものについて語ってもらう催しを行った。全面的に協力して下さった安珠さんは、さすが子どもたちとのコミュニケーションも上手で、緊張していた子どもたちが、一生懸命話をする姿が、とても微笑ましかった。「コロナ禍の一年ぶりの開催に向けてクラウドファンディング! 審査員として参加させて頂いていますが、たくさんの感動があります!」と安珠さんも述べられています。
はじめの頃の授賞者はもう大学生の人も社会人の人もいる。中にはプロ写真家を目指し、ネイチャーガイドなどで活躍する大学生もいる。
しかし、昨年は4月に募集がはじまる直前にコロナ禍で中止になってしまった。スポンサー企業も諸事情で下りることになり、スポンサー探しを行ったのだが、不調に終わった。それでもこれは何とか続けなければという思いが強くなった。小諸市とSSPで実行委員会を立ち上げ、副委員長の高嶋清明さんが中心になり、今年はweb上でのコンテストを行うことになった。
クラウドファウンディングはおかげさまで目標額に到達しているが、実はまだ資金不足だ。
22日まで、多くの方のご支援をお願いしたいと思う。