2021/11/28 21:29

ーーーーークラウドファンディング終了まで残り2日!ーーーーーー

2ヶ月間続いたクラウドファンディングもとうとう残り2日となりました。
最後までどうか応援、拡散をよろしくお願いいたします。

そして今日ご紹介するのは、マレーグマの食性!
マレーグマは「雑食性」です。主としては昆虫や果実を食べますが、小動物も食べているとの報告もあります。

まず昆虫のお話。様々な種類の昆虫を食べますが、特にシロアリが大好き!
シロアリは高タンパク、高カロリーなので栄養面でも◎

シロアリの巣を見つけると爪で崩していき、長い舌でシロアリを捕まえます。下の画像は巨大なシロアリの巣を掘るマレーグマLogan!シロアリは木を食べてしまうので、増えすぎると木々の成長を妨げてしまったり、腐らせてしまいます。なのでマレーグマがシロアリを食べることで数をコントロールしてくれています。

ですが、1日に必要なエネルギー量を摂取するためには、相当な量の昆虫を食べる必要があります。なので、野生のマレーグマは起きているほとんどの時間を餌探しに使います。

他にはハチミツも大好物。これもまた長い舌を使ってハチミツを舐めます。ハチミツを食べるために木に登っていく姿もみられます。ハチミツが好きなことから、英語では別名Honey Bearと呼ばれることも!有名なクマのプーさんの「ハチミツ好き」という設定も、マレーグマがもとかも…?

果実も様々なものを食べますが、特にイチジクを多く食べることが研究によりわかっています。ボルネオの熱帯雨林にはいろんな種類のイチジクが多く自生し、またイチジクの実には季節がありません。つまり、森では常にどこかでイチジクが実っているということ。マレーグマはもちろん、他の野生動物にとっても貴重な貴重な餌資源です。

他にはボルネオといえばドリアンが有名ですが、マレーグマもドリアン食べます!
独特な匂いのドリアン。「カスタードのよう」との表現もあり、現地の方々も大好きです(私は苦手でした…)。野生動物からすると、匂いが魅力的なのかもしれませんね。ちなみに、のんほいパークのマレーグマ、ハッピィにドリアンを与えてみたところ、食いつきがすごく、汁まで舐めてました!

「ランブータン」という果実もマレーグマは大好き!
赤い毛の生えたような不思議な見た目の果物ですが、実はとてもとても甘くて美味しく、ライチのような味がします。皮はとても柔らかいので、手で剥いて食べます。



このような果物をマレーグマは丸ごと飲み込み、他の場所に糞として排出します。そうすることによって、マレーグマは種子を運び、糞の中から芽が出て、新しい木が育ちます。
マレーグマは美味しい果実を食べれて、植物は種子を運んでもらう、生き物同士の大切な繋がりです。

片一方がいなければもう一方は困ります。このような繋がりを絶たないためにも、マレーグマも森林も、どちらも保全しなければ!そう改めて思わせてくれます。