2021/12/02 14:54

トラと人の暮らしを守る保護活動のビデオ紹介、後編です。

最終回の今回は、現地パートナーWTIにより2018年以降コロナ禍前まで実施されていた、政府森林局レンジャー、学生、自然ガイドに向けての活動を紹介します。

森林局レンジャーに向け、トラの生態とトラと遭遇した際の対処法のワークショップを実施。

学生向けのワークショップも実施し、トラとの共存について強い関心を引き出すことができました。

自然ガイドにも、観光客にトラの生態と保護の必要性について伝えてもらうためのトレーニングを実施しました。

これらの活動の多くは、コロナ禍によって中断を余儀なくされ、今でも再開が難しい状況です。しかし、コロナ禍で職を失った村人たちは、木を伐採した薪や、違法動植物を売って生計を立てるなど、森への依存を深め、野生動物との衝突が起きやすい状況にあります。

1日も早く活動が再開できることを願っています。