2022/01/07 15:00

こんにちは。NPO法人コンフロントワールドです。


私たちは現在、『ペルー刑務所発ファッションPietà(ピエタ)を地球の裏側のあなたに届けたい!』と題し、クラウドファンディングを実施しております。


当クラウドファンディングを盛り上げるべく、「失敗から学んで成功したこと」をテーマに、コンフロントワールドのメンバーが執筆し、持ち回りで投稿しております。


本日はメンバーの中島が担当します。ぜひお楽しみ下さい!

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私は小さいころから「失敗したくない!」「何事も人より上手くこなしたい!」という気持ちが人一倍強かったと思います。


両親は勉強も運動もできて、そんな背中を見ていたので、私自身もそうなりたくて色んな習い事も勉強もすごく頑張っていたと思います。


小学生くらいまでは1人で頑張ればどうにか人よりはできることが多かったので両親にも友達にもたくさん褒められていました、が、そのせいもあってか1人でどうにもならないとき他の人にどのように頼っていいか分かっていませんでした。


自分の中で1人で何でもこなすことが美徳で、人に頼るやつは無責任で弱いと勝手に思い込んでいたので、頼ろうとすることもあまりないまま、高校生になり壁にぶつかりました。


国際コースのある高校に入学し、一番好きで得意な科目の英語が周りの友達より圧倒的にできないことにとてもショックを受けました。


最初はそれがとても悔しいのと同時に恥ずかしさを感じていたので、誰にも悩みを言えずにいました。


そんな中、英語がとても上手な先輩とお話しする機会があり、その先輩は放課後にALTの先生とおしゃべりをしたり、英語の先生に自分で書いた英作文の添削をお願いしていたり、英語の話せる社会の先生にディベート勝負をお願いしていることを知りました。


私は勉強は基本的に1人でやるものだと思っていたので、「こんなに色々な人と関わって、頼りながら勉強することが出来るんだ!」ととても衝撃を受けました。


それをきっかけに頼ることに対してのネガティブな考えが変わり、友達や先生に分からないところは「分からない」「教えてほしい」と素直に伝えられるようになりなした。


他の人に頼ることを実践していく中で、学力的な面以外でもたくさん成長できました。国際協力に興味を持ったのも、私の英語の先生が青年海外協力隊に行った時の話を聞いて自分で調べだしたのがきっかけだったし、今通っている大学に入ろうと決意し、ここまで努力できたのは小論文を書くためにたくさんディスカッションをしてくれた社会の先生と周りの友達のおかげです。


今では、大学生活の中やコンフロントの活動でも人とのコミュニケーションを大切にしています。


コンフロントには学生から社会人の方まで様々なバックグラウンドを持った人がいるので、関わりの中で自分の世界を広げてくれる存在です。


コミュニケーションの大切さは私だけでなく全ての人に言えると思います。Pietaを作る囚人の方々にとっても社会とのつながり、人とのつながりは、社会復帰や新たな道を切り開くためのとても重要にものなっています。


Pietàの活動を通して、皆様とコンフロントの協力でそのような機会を囚人の方々に作ることができればと思っております。これを読んで応援したいという風に思っていただけたら幸いです。

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中島