2022/03/24 10:08

こんにちは。Pacific Coffeeのはるるです。

本プロジェクトでは、集まった資金をもとに現地へ行き、復興支援のボランティア活動を行う予定です。

そのため、今のわたしの最大の心配ごとは、「本当に現地へ行けるのか?いつ行けるのか?」ということ。

というのも、今トンガでも新型コロナウィルスが蔓延しており、医療体制が脆弱な現地では、ロックダウンも頻繁に起こっているからです。

感染者増により3/20から1週間のロックダウン

トンガの保健省は、3月22日午前6時現在、新たに366人の新型コロナウィルス感染者を報告しています。新規感染者が1日300人を超えたのは初めてとのことです。オミクロン株の流行であるため、重症化率は低いというのが不幸中の幸いですね。

感染者増を受けて、トンガタプ島、ヴァヴァウ島では、3月20日から3月26日までの1週間「ハードロックダウン」が行われています。

小売店、卸売店、銀行、ガソリンスタンド、パン屋、学校など、すべてのサービスが閉鎖されます。ただし、薬局や病院に行く必要がある場合、農園や漁に行く必要がある人たちは例外です。

事前に告知されていたため、国民はある程度準備をしているとのことですが、きっと精神的に辛いことも多いですよね。自然災害よりもコロナの方がダメージが大きいと言っている人もいます。ロックダウンによって被災地の復旧作業も止まってしまいますしね…。

さらに、今週ガソリンスタンドで給油できるのは政府車両のみで、民間のエッシェンシャルサービスも燃料不足に頭を悩まされているとのこと。ガソリン足りなくなったら大変な業種もあるだろうに…!

土曜日までの残り3日、どうにか乗り切れることを願います。

現在トンガへの入国はかなり制限されている

トンガは昨年まで感染者がほとんどいないコロナフリーの国でした。医療体制も脆弱なので、これまではかなりコロナ対策を厳しくしてきた印象があります。

入国制限はかなり厳しく、トンガ国民でさえ、帰りたくてもなかなか自国に帰れないという人もまだ多くいます。

現状は、トンガへの入国には政府の許可を取る必要があり、外国人は入国に正当な理由がある「エッシェンシャルトラベラー」と認められない限りは、そもそもトンガへ足を踏み入れることができません。

ただ、現地在住の方によると、昨年11月に政権が変わり、コロナが蔓延してきている状況の中、トンガ全体もウィズコロナに舵を切ってきているとのことです。

現状は、隔離期間も3週間から15日に短縮されてきました。各国をつなぐ航空便も徐々に復活しつつあります。今後の動きも注視していきたいと思います。

できる準備を粛々と

今回の復興応援プロジェクトは、資金や物資の提供ではなく、現地へ行くことを想定しているので、入国制限はかなり重要なポイントです。たとえ入国できたとしても、隔離期間が長ければ長いほど、スケジュール調整や資金調整も困難になってしまいます。

個人的には、せめて隔離1週間ぐらいまで短くならないと、渡航は現実的ではないかなと考えているので、刻一刻と変わる情報をキャッチアップしつつ、いつでも動けるように、できる準備を粛々と進めていきたいと思います。


また、プロジェクトは4/15まで支援を受け付けております。皆さんのSNSなどでのシェアもとても励みになっています。引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

#PrayForTonga