2022/04/03 13:00
応援メッセージご紹介 vol.08

電子おくすり手帳サービスharmo(ハルモ)を創業した石島知さん。
”電子”のおくすり手帳をつかう習慣がほとんどない時代から住民さんの声を聴き続け、市場をつくり、全国16,000の薬局で利用されるようになったharmoのストーリーから、私たちは学びと勇気をもらっています。医療情報の管理だけでなく、家族や医療者のあんしんにもつながるharmoとコミュニティナースの連携を実現していきます!

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harmo株式会社 代表取締役社長/Co-CEO 石島知さん

何でコミュニティーナースを応援したいのか?

応援メッセージを寄稿させていただくにあたり、なぜ自分自身が"コミュニティーナース"の活動をこんなにも応援したいと思うのかと考えてみました。

少子高齢化、社会保障費用の増大、生産年齢人口の減少による支え手の減少、つながりの希薄化、益々不安定化する社会構造等々、色々とマクロなことを一通り書きなぐってみて応援する理由探しをしてみました。

なんか違うなぁ。。。ワクワクしない。圧倒的にこれじゃない感が。

そうだ、雲南市に視察させてもらったときの写真を見返してみようと思い、スマホの写真たちをパラパラと。

芋ほりを地域の人たちとやったところ(野生の冬眠中のマムシが出てきてびっくり)、車座で地域の方とお話をしているところ、矢田さんが子どもたちのじゃれているところなどなど。

この写真たちの共通項、「とびっきりのはじける笑顔」でした。

あぁ。これだこれだ。

まわりの大切なひとや、地域の幸せを願い、
自分たちも最大限楽しみながら、"おせっかい"をし続け、
ひとや、地域の幸せの総量が最大化していく。

シンプルに、この活動が日本の当たり前になったらステキだなと。
このシンプルさに自分自身が深く共感したんだなと思い出しました。

私自身も、医療・ヘルスケア業界の中でデジタルテクノロジーを活用し、現場の先生方や患者さんにとって意義あるサービスを作りたい、届けたいと約8年ほど取り組んできました。

そういった活動をやればやるほど、自分たちだけではサービスを届けられないことや、分かっていても課題解決できていないことが山のようにあることを痛感し、常に理想と現実の狭間でジレンマを感じ続けながら日々もがいていました。

その過程の中で、いつのまにか、自分自身が険しい顔しちゃってないかと。
社会により良いサービスを届けることを、シリアスにやっちゃってないかと。
雲南からの帰り道、こんな自問自答をしたことを思い出しました。

コミュニティーナースという活動が、今後ますます多様な世代に広がり、認知されることで、自分たちも幸せで、本質的に大切だと思うことを継続的にやり続けられる。
そんなステキな社会の仕組みが更に拡がっていくことを期待しています。

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「多様な幸せが共存できる社会」を目指し、全国約40万人が利用する電子おくすり手帳などを運営するharmo株式会社の紹介はこちら

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誰もが誰かの心と身体の元気を応援する
身近な人を元気に!
誰もができることがあります!

コロナ禍でわかった繋がりの重要性。職業や資格ではなく、暮らしの中で誰もができるケアの「あり方」、それがコミュニティナースです。多様なライフスタイルと地域社会に寄り添う身近な ”おせっかい役”。本プロジェクトでは、日本全国の若者にその勇気と行動のきっかけをわたすハンドブックと研究拠点を一緒につくる仲間になってくれませんか?

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