2018/02/02 18:52

こんにちは。7期生の北川ひとみです。

 

今年の寒波は厳しく、東京では先週に続き積雪の恐れがあるようですね。インフルエンザも流行っておりますので、皆さまお気をつけてお過ごしください。

 

皆様にご支援頂いたおかげで支援金額が大幅に伸び、目標の53%達成です!誠にありがとうございます!

残り13日走り抜けて参りますので、引き続きご支援の程よろしくお願い致します!

 

本日の活動報告は、渡米までの道のり第三弾、「日本を、佐賀を見つめ直す」です。

前回までの活動報告では、メンバーの専門分野を深める点を中心とした事前準備をご紹介しました。

一方で、渡米準備は改めて日本、佐賀への理解を深める機会でもあります。

自分の夢や目標を実現する上で、そしてこれからの人生をどう生きるかを考える上で、この機会は非常に重要であると考えます。
 

海外の視点から見たら、日本って、佐賀ってどんなところ?

 

渡米先では、「日本の佐賀という地域から来たんだね、日本のどの地域なの?どんな地域なの?」と尋ねられることが多々あります。また、訪問時の御礼には、日本や佐賀のお土産をお渡しします。渡米先でコミュニケーションをとるためにも、日本や佐賀について、その文化や自分の専門に関連することを知っておくことが大切になります。

 

(写真:訪問のお礼の有田焼をお渡ししている様子。)

 

使節団ではそのための事前準備もしっかりと行うため、その過程で日本や佐賀について理解を深める機会があります。

私は、改めて佐賀の特産や歴史の復習、教育格差に対する佐賀のNPOなどの取り組み、お土産の有田焼の背景などを調べました。そして、佐賀では歴史的にも現在でも、他県と比較しても教育へ力を入れていること、NPOの活動が盛んであること、伝統ある産業が多々あることがわかりました。

 

(写真:佐賀城本丸歴史館。佐賀藩は、幕末の改革・進んだ教育制度により明治以降の日本を作る多くの人材を輩出しました。)

 

メンバーの訪問先のTeach For Americaでは、お土産として持っていく風呂敷の使い方を説明するレクチャーを企画し、事前にメンバーで使い方を共有しました。準備・訪問を通して、改めて日本の文化の独自さを感じました。

 

(写真:Teach For America訪問の様子。)

 

アメリカでの、「日本人」とは?

 

事業主体の南カリフォルニア佐賀県人会は120年以上の歴史を持ちます。また、戦時中には現地の日系人が、差別を受けながらもアメリカ人として戦ってきた歴史があります。使節団ではアメリカでの日本人・日系人の歩みを知ることも重視しています。メンバーで事前に日系人の歴史に関する動画(442部隊の動画)を共有し、視聴しました。派遣先のアメリカで先陣を切り開いてきた日本人がいることを知りました。

渡米時には、毎年全米日系人博物館を訪問します。また、夜の懇親会や訪問先の日系企業で、アメリカで活躍する日本人に出会う機会がたくさんあります。そこでまた刺激的な話を聞き、まさにそのフロンティアスピリッツが受け継がれていることを感じて、学ぶ意欲がぐっとわいてきたのを記憶しています。

 

(写真:全米日系人博物館訪問の様子。)

 

(写真:渡米先での懇親会の様子。)
 

 

まさに今準備に取り組む8期生の皆さんは、改めて日本と佐賀を見つめ直す作業の最中だと思います。この機会を活かし、渡米先でさらに深く学んでほしいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

引継ぎ使節団への温かいご支援を、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

文責:北川ひとみ(7期)