私の息子は、東京サドベリースクールに中1から中3までにあたる3年間在籍しました。
授業のない自由な学校なので、勉強は全然でしたけど、毎日楽しそうに通っていましたね。
ずーっとゲーム三昧の日々だった彼は、2年生の半ばぐらいで突如政治に目覚め、デモや国会前で行動するように。普通の学校ではできないことを、思いっきりやれた3年間でした。
彼の言葉で印象に残っているのは、「自由って厳しいよね」というもの。
「自由=甘やかし」みたいに思う人もいますが、本当の自由は責任がすべて自分にかかってくるので、結構厳しいのだと思います。その自由の厳しさに鍛えられ、いまは自分の考えをしっかり持った大人になりました。
既存の学校では得られない、本当の意味での深い学びが得られる学校が、日本には必要だと思います。ぜひ、東京サドベリースクールを応援してください。
東京サドベリースクール元保護者
一般財団法人楽習楽歴 代表理事
蓑田 雅之
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元保護者で現評議員の蓑田雅之さんより、応援のメッセージをいただきました。
蓑田さんは、お子さんがいわゆる中学校にあたる3年間通われました。
お子さんは、最初はそれまでトコトンできなかったけどやりたかったゲームにのめり込まれ、そこからご自身で色々な活動を探し、追及されていました。
特に政治や街づくりの活動に熱心で、今の日本の低い投票率をあげるために駅前で投票に行こうというビラを配ったり、国会議員に会いに行ったりと精力的に活動されていました。
一般的な学校では児童生徒が政治活動を実際に行うことを禁止しているものですが、法律に反しておらず、生徒が興味を持ったことであれば、私たちはどのようなことも試させてあげたい、追及させてあげたいと考えています。
また蓑田さんはご家庭でも子どもと一緒に対話を行ったり、なんでも子どものいう通りにすればよいというものでもないことを大切にされていたとのことで、サドベリー教育を良い意味で活用してくださったと思います。
今ではお子さんは、ご自身の追及していきたい人生のテーマが見つかり、そちらに邁進しているとのことで、これからも応援していきたいと思っています。
現在蓑田さんは教育に関する活動もなさっており、以前TSSでサドベリーに関する連載(下記)もお書きくださいましたので、ぜひこちらもご覧ください。
蓑田さん、応援してくださりありがとうございます!
杉山
第1回サドベリー教育の衝撃
https://tokyosudbury.com/column/parents001-01/
第2回すべての親は子育ての素人だ
https://tokyosudbury.com/column/parents001-02/
第3回 親の権威の失墜
https://tokyosudbury.com/column/parents001-03/
第4回 保護者にとっての価値
https://tokyosudbury.com/column/parents001-04/
第5回 勉強しなくて大丈夫?
https://tokyosudbury.com/column/parents001-05/
第6回 子どもにまかせて大丈夫?
https://tokyosudbury.com/column/parents001-06/
第7回 「子ども」という子どもはいない
https://tokyosudbury.com/column/parents001-07/
第8回 反抗期がない?
https://tokyosudbury.com/column/parents001-08/
最終回 世界に一つだけの花
https://tokyosudbury.com/column/parents001-09/