2022/07/25 07:00

【あついぜ さいたま!  芝川小・遮熱フェス2022実行委員会 】です。

おはようございます。
連日、暑い日が続いています。こまめな水分補給が大事ですね。

まさに遮熱フェス日和?な毎日ですが、クラウドファンディング開始から5日の
昨日の時点で、目標金額の50%に達するご支援をいただきました。
早々にご支援と温かい応援コメントをいただき、本当にありがとうございます!


さて、7/30の<断熱セミナー>が、今週末に迫ってきました。
お申込み受付中ですので、よろしければ是非ご参加ください!(参加費は無料です)

「申込み方法がちょっと分かりにくい」…という貴重なお声をいただきましたので、
チラシの画像を添付しました。

※芝川小へのアクセス(大宮駅東口からバスあり)
 https://shibakawa-e.saitama-city.ed.jp/.../gakkouannnai.html
※当日、車での来校はご遠慮ください。
 (近隣のパーキング等はご検索を。5カ所くらい候補があります。)


次に、今回のプロジェクトで遮熱対策を行う教室を少しご紹介させてください。
今回、断熱・遮熱効果の実証実験を行うさいたま市立芝川小学校は、1974年完成の鉄筋コンクリート(RC)造の校舎です。もちろん当時建てられた多くの校舎同様に【無断熱】の建物です。

いくら冷房をかけても屋外に面した窓やRC壁の表面温度はあまり下がりません。
壁面から高温の熱が伝わり続けて、教室内は快適な温度になりにくい状況となっています。

加えて、検証を行う4年1組の教室は最上階に位置するため、屋上のコンクリートからも熱が伝わってきています。東京大学大学院准教授・前真之先生ご協力の下、2022年7月から教室内の温度等を24時間測定していますが、冷房吹き出し温度が実測で10~13℃の低温運転においても、外気温32℃前後の時で、教室内の温度は30℃を超え続けています。

★検証を行う最上階の教室。黒板は外壁に面していて南向き。★同じような角度から撮影したサーモカメラによる画像(エアコン停止時)

大人も子供も、集中するのは無理ですよね…そもそも健康が心配になる程の過酷な環境です。
年々増す暑さに、全教室でエアコン運転すると電力不足になることも…
現場の先生たちも苦労しています。一方で、そう簡単に予算など付かないのが現状です。

仕方ない…やるべき人が違う…確かに様々な意見がありますが、
このままでは子供たちの環境は変わりません。なので、みんなでやることに決めました。
これをきっかけに、教室の環境改善が進んでいったら最高です。

それでは引き続き、【あついぜ さいたま!  芝川小・遮熱フェス2022実行委員会 】を
よろしくお願い致します!