2022/09/17 21:20
とまりぎクリエーターズとは?


「これから羽ばたく人を応援する」をコンセプトに活動する企画集団です。
主な活動としては、演劇を中心に写真・映像企画など芸術企画、表現を通して不登校・発達障害の認知を広げる企画や福祉施設での巡業公演表現を学びたい学生へのWSなどを展開しています!

メンバーは企画の「八柳まごいち」
歌うたいの「cOsmOs」
カメラや歌や朗読や脚本と模索中の「清原ふわり」
新人の「りんだ」
の4人で構成されています!
この記事では、とまりぎがどんな団体か知ってもらうためここまでの軌跡をお話します!


〇旗揚げ公演『ヒバリは巣立っても、』(2021年3月)


発達特性を題材にしたオンライン演劇とトークの企画『ヒバリは巣立ても、』


発達特性をもつ元不登校の教育実習生「ヒバリ」とかつての担任でうつ病を乗り越えて復職した「田平」それぞれの葛藤と成長を描く物語です!

最初は、八柳・cOsmOs・清原の3人でスタートしました!
旗揚げはどんな公演をしたい?と関係者こみではなしあったところ、
「明るくてキャッチーなモノの方がいいのでは?」
「カッコいい殺陣芝居をしたい」
などいろんな意見がでましたが、「これからの指針となるような作品にしたい」という思いから発達障害を扱い取材を重ね「特別支援学級」を舞台にしたこの作品の制作に至ったのです!
演劇とトークの企画という事で本編の配信の後はゲストの方とのトークを実施し深めるイベントとなりました。


〇学生応援企画!オンライン演劇祭『とまりぎコレクション』(2021年9月)

朗読と身体表現で魅せる作品『いつか、これから死んじゃう君と、』

四季を題材にした歌に乗せ時代の変化を映す『蝶語華馨』

思春期の魔法を信じられなくなることへの変化を切り取る『Greceful World』

の3作品を上演した。

次の公演はどうし ようかと思ったときコロナ渦で舞台活動の再会に社会的にも後ろめたさがある時代でした。学生劇団では大学から公演許可が下りず、自分たちで公演するにも厳しい状態でした。
「せっかく大学で演劇部に入ったのに1階も演劇をしたことがない」
そんな状況を打破するためにオンライン演劇祭「とまりぎコレクション」を実施しました!
アクション・朗読・公募に分かれて、それぞれのチームで演劇をまなぶ機会を作りました!清原ふわりが朗読班で脚本デビュー、ヒバリ・朗読班と連続で出演していた、りんださんが加入となります!

〇清原カメラ・脚本の修行期

とまたび 作品集「いつか、これから死んじゃうきみと、」


撮影:清原ふわりモデル:りんだ 桜木ひまり


撮影:清原ふわりモデル:ゆのみやゆた


大きな舞台ができない期間「何かできる表現はないのか?」と模索の時期が続きます。その中で出たのが写真と朗読映像や絵本動画の企画です!

不慣れなことが多く戸惑いの連続でしたが、清原の写真や脚本が評価をされ始めて、メンバー全員がクリエーターでありたいという新しいとまりぎの形が見えだしました。

〇尼崎市演劇祭にむけて(2022年2月)


大卑屈世界平和論の劇中より


2022年2月 尼崎市演劇祭にお誘いを頂きまして、初の生舞台を踏むぞ!と思いきや、オミクロン株の流行があり、上演を断念。。。
ただ、断念だけで終わりたくないと子ども部屋演劇を製作!新しい形を試し続けました!

〇旗揚げ初の生舞台!子ども向けパフォーマンス『童子隊』
(2022年7月)



しばらくは大きな演劇の上演はなかなかできなかったものの、じつはその裏で児童福祉施設に向けて鬼退治を元にした新型コロナ対策の公演を児童福祉施設で行っていたんです。

その集大成として広い会場で『童子隊』という演劇パフォーマンスを開催することになりました!お世話になっている児童福祉施設の子どもたちを中心に、最年少は2歳から観劇していただき、無事に初舞台を終えられました!

〇NEXT 映画制作「絆王子と無限の一歩」

今、とまりぎクリエーターズは不登校のことを話し合うための映画『絆王子と無限の一歩』の上映を目指しています。

この作品は高校の演劇の大会に出れなかった通信制高校に通う不登校経験を持つ生徒たちの実話を繋ぎ合わせて脚本を作成。大学生の演劇祭「おおさか学生演劇祭」に出場するために書いた血の通った作品です。

不登校への理解が進んできたとされる昨今ですが上手く支援と繋がれない人からの相談や理不尽な思いを受けている子どもたちと出会うことが多々ありこの作品を作ることを決めました。

そしてコロナ渦に左右されることなく、より幅広い人に観てもらうことを考えた結果、「映画を作りたい」という結論にいたりました。

そんな夢物語を描いていると、俳優であり映像クリエーターでもある竹田くんが監督に名乗り出てくれて幅広いアーティストの緒花さんもやってきました。

そして続々と人が集まってきて今に至ります。

あくまでちっちゃな福祉劇団である僕らと
長編映画へ初監督の竹田監督。

知らないことばかりで悪戦苦闘の日々。そしてお金がありません(笑)
是非、応援していただけたら嬉しいです!


今後の、とまりぎの活動に是非、ご期待ください!