はじめに・ご挨拶

これから羽ばたく人を応援する企画集団『とまりぎクリエーターズです』です!
演劇を中心に写真・映像企画など芸術企画、表現を通して不登校・発達障害の認知を広げる企画や
福祉施設での巡業公演、表現を学びたい学生へのWSなどを展開しています!


このプロジェクトで実現したいこと

不登校への理解が広まり、「学校に行かなくてもいい」「フリースクールや教育支援センターや通信制高校がある」
という認知が広まってきましたが、
不登校の当事者と支援者へ上手く繋がれない現状や、制度的な課題を多く抱えています。
この企画は「映画の観賞と対話」がセットになっており、映画をみて物語を通して当事者の声に触れ
会話に通して参加者に理解を深めてもらう。
この企画を通して支援をする人のことを知ってもらったり、不登校の当事者の人たちに
仲間がいることを発信していきたいと考えています。

映画のあらすじ

中学3年生のハルコは、学校に行けなくなってしまった。理由は彼女本人にもわからない。
不登校になってしまったハルコ助けたい幼馴染のカイトは彼女の書く小説「絆王子と無限の一歩」を
介して彼女の気持ちを知ろうとするが、学校へ連れ戻したい焦りから大きく傷つけてしまう。
不登校に誇りを持ちイラストレーターとして外の世界で活躍するヒバリ、何があっても学校にいくというサクラ。
4人の中学生を軸に、お互いの考えや感情をぶつけ合っていく。
果たしてハルコとカイトの絆の行きつく先とは?


とまりぎクリエーターズとは?

これから羽ばたく人を応援する企画集団です!
演劇を中心に写真・映像企画など芸術企画、表現を通して不登校・発達障害の認知を広げる企画や
福祉施設での巡業公演、表現を学びたい学生へのWSなどを展開しています

公式サイト https://tomarigi-c.jimdofree.com/

これまでの活動

発達障害と不登校を題材にしたオンライン演劇『ヒバリは巣立っても』

児童福祉施設の子どもたちに向けたパフォーマンス『童子隊』

学生応援企画、オンライン演劇祭『とまりぎコレクション』


制作 映画絆王子実行委員会

より高いクオリティーの作品にするために
監督にNolca Solca Film の竹田和哲
制作にTEAM MATERIALなど
プロの映画製作者はスタッフ・運営に入ることで映画制作を実現します。


出演者

不登校の少女「ハルコ」役
りんだ(とまりぎクリエーターズ)

・この作品への思い

私はこの映画を通して、春子のような辛い経験をしている子たちや、それを支援する周りの人たちに少しでも励みになるような作品になればという思いで作品作りに励んでいます。 
私自身春子と同じように、中学時代不登校を経験しました。その当時は、まさか自分が舞台や映像作品を通して人前に出れるなんて思ってもいませんでした。その為、自身の経験をお芝居で伝えられることがとても嬉しく思っています。 
 役者としての経験はまだまだ浅いですが、実際に不登校を経験したからこそ見てくださる方に伝わる何かがあると思い、精一杯頑張ります。


学校に通う少年「カイト」役
依織

僕はこの映画を通して不登校の子供たちに対して、周りの人がどう向き合うべきなのかを伝えたいです。僕は小学生の頃、クラスでイジメを受け学校に行くのが嫌になったことがありました。にも関わらず僕の両親は不登校をタブーと認識しており、無理やり学校に行かされる日々を過ごしていました。学校のどこにも心休まる場はなく、周りの視線や大きな音に怯える毎日でした。

不登校は決して逃げではありません。ましてやタブーですらありません。「学校に行かない」というのは自分の心を大切にする1つの選択です。確かに、まだ不登校とどう付き合っていくかまだわからない方にとっての不安も大きいかと存じます。ですが、例え学校でなくても、自分のしたいこと、必要なことを手に入れられる環境、機会は沢山あります。そこに子供を導くことが、不登校だけでなく、その子自身と向き合うことに繋がると考えています。

そんな思いをカイトの姿と共に映し出せるように、全身全霊を尽くします。


学校に通うことにこだわる少女「サクラ」役
桜木ひまり

はじめまして桜木ひまりです!
私が今回演じさせていただいている役は登校にこだわる少女サクラです。
私はこの映画を通して、一人でも多く勇気づけられたり、心に響いてもらえるようなお芝居ができるようになりたいと思っています。
私自身役者としての課題がたくさんあり、まだまだ乗り越えないといけないことが多くあります。そんな中でも自分の演じるサクラの思いや登校不登校に対する思いをこぼれ落としてしまわないように、乗り越えるべきことをしっかり乗り越えながら観てくださる方の心に残るように頑張りたいです。

学校に行く理由も学校に行かない理由も一人一人違うと思います。
サクラなりの登校へのこだわりや葛藤などをしっかりお芝居に込めて伝えられるように精一杯頑張ります!!

不登校にこだわる少年「ヒバリ」役
玉井敬大(できぞこないアイス/劇団カチコミ)


玉井敬大です。この度佐谷雲雀役で出演させていただくことになりました。
ここで俳優としての力をつけてムキムキになりたく参加させていただいております。
映画ですよ皆さん。映画。しかも不登校が題材。緊張〜〜〜〜〜
僕自身、不登校という不登校をした事が無かったんですが、いじめだけは経験があるんですよね。あ、された側ですよ?まぁともかくなんだかんだで大学生になってからも演劇で賞を頂いてる僕がその経験を活かせば...とか思ってたんですがここで登場プロの俳優達。勝てねぇよお。
演劇と映画、プロとアマチュア。果てしない違いを見せ続けられ、うんうん唸りながら挑戦しました。今勝てなくても後には勝ちたいので。男玉井敬大、必死にもがいて雲雀がもがいてる様を演じております。ご興味ある方、ぜひともご協力をお願いします。


学校から逸脱した少女「ホシナ」役
あっちゃぬ

この作品は、私が約3年前の舞台版に出演させて頂いた脚本の映像バージョンになります。あの時の舞台で一生懸命伝えたいと思っていたものが、こうして別の映像という形として残ることがとてもうれしいです!

私には教育支援センターにボランティアに行かせて頂いていた時期がありました。そこで見ていた皆の元気さや、心の底からその場所に安心している姿などをトランプを一緒にして感じたりしていました。そんな姿を思い浮かべながら不登校少女のホシナという役を演じさせて頂きました!

映像作品にも沢山出ていきたいと思っていて、そのための第1歩になるよう一生懸命挑みました!たくさんの人にこの作品と思いが届いたら嬉しいなと思います。ぜひ応援して頂けると嬉しいです!

担任の先生「田平」役
小野愛寿香(i_garden / ステージタイガー)

私自身は登場人物のサクラと同じく、「絶対学校に行く」タイプの子でした。
理由としては、家が安心して居られる場所ではなかったことと、オタクだからといじめてくる子たちに対して、「そんな子のせいで自分の方が休むなんて絶対に有り得ない」という気持ちがあったこと、でした。

そんな中で、主人公の春子と同じように、数人の親友たちとの交流や、演劇を含む創作活動がわたしの心の支えとなってくれました。あの頃の経験は全て今のための大きな糧となっています。

そして、なんでも相談できる頼れる大人がいること、そしてその大人たちにアクセスする方法がもっと広く伝わっていれば、「つらさ」を抱えた子たちは安心して生き方を考えることもできるし、大人になっても生きづらさを抱えたままになる人の割合も少しでも減らせるのではないでしょうか。

人間は、ストーリー仕立てで知った情報は忘れにくいといいます。
作品として楽しんだ記憶があれば「そういえばあの時春子ちゃんが助けてもらっていたな。自分も」と踏み出すきっかけになるかもしれません。
『絆王子と無限の一歩』が社会的なジャンルなのにお説教くさくなく「楽しめる作品」になっているからこそ、本当に必要としている人の役に立てるのではないかと思います。

この作品ができる限り広くたくさんの人に届いて欲しいと心から願っています。


監督 竹田和哲(NOLCA SOLCA Film)

経歴:

講師:竹田和哲(NOLCA SOLCA Film/ATTITUDE)蜷川幸雄主宰劇団で演技を学び、自身でも劇団主宰を務める傍ら、映像カメラマンとしても活動中。監督を手がけたショートフィルムで内閣府×KADOKAWA奨励賞を受賞。

出演作にドラマ「科捜研の女」「特捜9」「ナイトドクター」映画「燃えよ剣」など。


プロデューサー・原作 八柳まごいち(とまりぎクリエーターズ)

経歴:

企画集団「とまりぎクリエーターズ」代表。中学校・通信制高校の教員・システムエンジニアを経て
現在は放課後等デイサービスに勤務し発達障害や不登校の子どもたちの支援を仕事にしている。
綿密な取材や、教育・福祉の現場で体感したことを脚本として書き上げ
通信制高校の教員時代に不登校を経験した生徒たちと作り上げた「絆王子と無限の一歩」
発達障害を題材にした「ヒバリは巣立っても、」は当事者やご家族、教育関係者や支援者からの評価も高い

応援メッセージ

小林誠司(劇団まっコイ座長/尼崎市舞台芸術協会事務局長)

武信貴行(U.M.I Film makers主宰)


支援の現場インタビュー

不登校の支援の現場のことや経験者の話を知ってもらうために
『活動報告』にてインタビュー記事を掲載しています

資金の使い道

初の映画撮影ということもあり、ゼロからの機材の確保
支えてくださるプロのスタッフ・キャストの方へのギャランティー(人件費)
学校でのシーンを撮影するために廃校を利用した大規模撮影や
病院を模したスタジオのレンタル費用などに会場のレンタル費がかかります。

撮影のためのスタッフ人件費 180万円  
撮影のための機材費     120万円
出演者への謝礼・交通費    40万円
出演者・スタッフへの食事代  10万円
撮影場所へのレンタル代    50万円
レンタカー・美術・衣装など制作にかかわる費用     100万円

合計 500万円の制作費

上記に加え
クラウドファンディングでの事務手数料
消費税に充てさせていただきます。


実施スケジュール

2022年3月 企画の立ち上げ
2022年4月 取材やインタビューを行う
2022年8月 撮影の開始
2022年9月 インタビュー記事の公開
2022年10月 撮影の終了 編集作業やテーマソングの作成開始
2023年1月 大阪府内にて1/7(土)先行試写会 
                  映画館での上映開始



その後の展望

・映画祭への応募
・教員向け研修や大学の授業への出展
・大阪以外の都道府県への上演
不登校を学ぶ際のテキストとなるような映画の作成・展開を行う


最後に

不登校の議論は多くの方がされていますが
「不登校は選択」「学校に行きたいけどいけない」子どもたち一人一人にとって
考え方や目的も違うのに、そこに目を向けてもらえず
当事者不在のステレオタイプの議論がされている気がします。
この映画を通して助けを求める人と支援をしたい人が繋がれる社会への一歩を踏み出せたらと思います。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/11/27 10:37

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2022/10/09 23:39

    応援メッセージをいただきました!長袖の季節になってきましたね!八柳です!今回の映画作成に向けて映画監督でもあり舞台映像でもとてもお世話になっている武信さまと、発達障害を題材にした舞台『ヒバリは巣立っても、』に出演していただいている小林誠司さまより応援メッセージをいただきました!小林誠司さまより...

  • 2022/10/08 21:34

    撮影裏のぬいぐるみたち映画の撮影現場では役者たちは、とてつもない緊張感の中で過ごしています。自分の感情をコントロールしたり何時間も数十秒の同じシーンを繰り返したり、その集中力やエネルギ―量は凄いものです!そのうらで暗躍するのがぬいぐるみ達です!写真はぬいぐるみに洗脳された依織くん(苦笑)楽屋に...

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