2022/11/22 18:12

初めまして!

学校建設チームの山崎木葉です。

ラオスで学校を建てるボランティアをしていると友達にいうと

「なんでラオス?まずラオスってどこ?」

と聞かれることが多いです。それもそのはず、私もこのサークルに入るまで、ラオスについての知識といえば「東南アジアの国でタイの近くにある」ということだけでした。

そんな私ですが、学校建設チームのメンバーとして活動していく中で少しずつラオスについて知ることができました。

今回はラオスの概要、国旗、地理・気候、言語についてご紹介させていただきます。

この記事を読んで、皆様に少しでもラオスを身近に感じていただけたら嬉しいです。


★ラオスってどんな国?

ラオス人民民主共和国は東南アジア内陸に位置する多民族・社会主義国家です。

フランスから独立後、内戦を繰り返し、1975年にラオス人民民主共和国が成立しました。長期にわたり政治的・軍事的に不安定だったため人材の国外流出が起き、経済開発が遅れています。後発開発途上国であるものの、近年では経済的成長を遂げており、2011年には低位中所得国となりました。

一方で経済成長の大部分を自然資源に頼っており、経済成長の恩恵が均等に行き渡らず環境破壊や都市部・農村部、民族間などの格差が問題となっています。

教育の格差も同様に大きな問題となっています。

どの国の子どもたちも何不自由なく教育が受けられる世界を作っていきたいですね。


★国旗

まず、ラオスの国旗を見てみましょう。どことなく日本に似ている気がするのは私だけでしょうか。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%82%B9


国旗のデザインには国の繁栄に対する願いが込められており、赤は革命で流された血を、青はラオスを流れるメコン川を表しています。白はラオス人の純粋な心、まんまるの形から満月、またそれに転じて未来への展望と約束を表しているそうです。

日本の日の丸は博愛と活力を表しているそうですが、ラオスの白丸も非常にポジティブな意味がこめられているんですね!


★地理・気候

次にラオスの場所を見てみましょう。頭のなかに世界地図を思い浮かべて、、

参照:https://www.google.com/maps/@18.3406605,99.0077925,4.9z


日本からラオスへはタイやベトナムを経由して飛行機で約7時間の距離にあります。

面積は約23.7万kmで、日本の本州とほぼ同じくらいです。

ラオスは東南アジア大陸部の国々に囲まれた内陸国です。大陸にはタイと国境でもあるメコン川が流れています。首都は北部のビエンチャンで、日本との時差は2時間ほどです。

この辺りの国々は大陸でつながっているため、気候、文化、宗教が似ている傾向にあります。

気候に関してですが、ラオスは、雨季と乾季がはっきりと分かれています。

雨季は6月~10月、乾期は11月~5月です。雨季のなかでもとりわけ8月~9月は強い雨が降り続きます。日本の梅雨が2ヶ月間も続くようなイメージでしょうか、、、!

ラオスには国を縦断する形でメコン川が流れています。雨季にはこのメコン川が氾濫し各地で洪水の被害が相次いでいるようです。

私たちが支援させていただいている小学校も雨季には近くの川の氾濫に悩まされています。


★言語

最後に、どのような人々が住んでいてどのような言葉を話しているのかについて紹介します。

ラオスは山がちな国で北部と東部で山岳地帯が広がっています。

山間部に住む人々は外部の人々との交流が少なくなるため、それぞれ独自の文化、生活習慣や言葉を持つようになり、必然的に少数民族が増えます。

その結果、ラオスには50をこえる少数民族が生活しているといわれています。

話す言葉も民族によって違いがありますが、国家としては共通語をラオ語に定めています。よって、授業では基本的にラオ語で行われているということになります。

ここで、日常生活の中で使える??ラオス語ワンフレーズを覚えちゃいましょう!

「ぱにゃにゃ~ん」日本語で「がんばって」を意味しています。なんだか猫ちゃん言葉みたいでとっても可愛いですよね。


今回はラオスの概要、国旗、地理・気候、言語についてご紹介させていただきました。

次回は行事、食文化、教育についてご紹介させていただきます!

お楽しみに ☆彡