2022/11/30 12:03

初めまして!

ラオス調査班リーダーの藤島碧と申します。

私は3年前、ひょんなきっかけでカンボジアに渡航し、そこでみた教育環境の劣悪さと子どもたちのキラキラな笑顔のギャップに衝撃をうけました。

この出来事が忘れられず、大学生になったら途上国の教育支援に携わろうと思い、風の会に入りました。

引退まであと1年ほどありますが、日々この初心を忘れることなくやりきりたいと思います!


今夏はカンボジアに加えて、念願のラオスへの渡航を果たすことができました。コロナの影響が以前より弱まってきたこともあって支援先の子どもたちと直接交流ができるようになったことを大変嬉しく思います。滞在は1週間という短い期間ではありましたが、ラオスという国を感じ、教育現場の一端を見るには十分な時間でした。

ラオス渡航を振り返って感じたことを2つ紹介したいと思います。

1つ目は、想像以上に教育支援が行き届いていなかったということです。渡航に行く前は現場の状況を知る手段は人から聞いた話か写真を見るだけでした。人から聞いた話ではどうしてもその人の主観が入ってしまいますし、写真だけでは全体像をつかむことはできません。

しかし、今夏の渡航が全てを解決してくれました。人々の暮らす村の雰囲気、学校の現状、校長先生の人柄、村の人々と学校との関係、子どもたちの様子、行かないとわからないたくさんのことを自分の目で確認することができました。百聞は一見にしかずとはまさしくこのことですね!

2つ目はラオス人の人柄についてです。ラオスのみなさんは温厚で優しく、私たちの訪問も心よく受け入れてくださいました。特に印象的だったのは、子どもたちです。はじめはとてもシャイで、私たちと距離がありましたが、一緒に遊び始めると、幸せいっぱいの笑顔と元気な声で私たちに心を開いてくれました。初対面で言葉が通じなくても、食事の場で仲良くなることもありました。

今夏のラオス渡航では、たくさんの素敵な出会いがありました。また、たくさんの方が私たちを支えてくださいました。 ご協力いただいたすべての方にこの場をお借りして感謝申し上げます。

様々な出会いや助けによって成功することができた2022年の夏渡航ですが、私は調査班のリーダーとしてこの経験を次に繋げる責務があると考えています。

行きたい!知りたい!という思いから渡航を決めた今夏から成長して、どうすれば長期的な教育支援を行うことができるだろうか、どうすれば風の会の発展に大きく貢献できるだろうか。結論を導き出すべき課題は山積みですが、自分と、風の会とまっすぐに向き合い、私たちなりの答えをひとつひとつ出していきたいと思います。

いままで出会ったご縁を大切に、次のラオス渡航に向けて、再スタートしていきます!!!


さて、ここからは現在計画しております、2023年春に予定しているラオス渡航の概要を、一部ご紹介させていただきたいと思います!!

訪問都市は2つあります。

1つ目は第3の都市、パクセーです。ここはナンサイタ―小学校と同じ県に位置する都市です。実際に現地に訪問して建設の進捗状況を確認するとともに、子どもたちと交流したり、事後支援で何ができるかを調査したりしていきたいと考えております。

2つ目は首都のヴィエンチャンです。ラオス内では一番栄えている都市で国際線の乗り入れ口にもなっています。2022年の夏渡航で訪問した小学校に改めてヒアリングを行ったり、ラオスの国の文化を感じるために市街地を回ったりしたいと思っています!


来年の春渡航実現に向け、誠意活動中です!!

これからも応援よろしくお願い致します!!!!