2023/03/29 20:21

こんにちは。インターンの池田です。 

クラウドファンディングキャンペーン「空爆が続くミャンマーへ。教育支援で子どもたちに明るい未来を。」は残り3日となりました! 皆様のご支援に心より感謝いたします。
広報活動も残り数回となってしまい、皆さんに伝えたいことをこの活動報告に詰め込んで届けたいと思いますので、どうぞ最後までご覧下さい!


本日はまず、プロジェクト終了前最後のイベントについて告知いたします。 3月31日20時~20時30分に、Facebookライブにて「クラファン完結に向けて!学生インターンによる振り返りトーク」を開催いたします。イベントでは、クラウドファンディングプロジェト終了を前に、運営メンバーによる活動とプロジェクトの振り返りを行います! また、学生の支援への想いを生の声でお伝えします。これまで応援してくださった皆様には、改めてお礼を申し上げ、皆様のご支援がどのように形になり、私達の励みになっているかをお伝えする場にしたいと思っています。 FacebookLiveでの配信になるので、途中視聴や後日アーカイブ視聴も可能です! 質問などもチャットやコメントで受け付けておりますので、ぜひお気軽にご視聴ください!

日時:3月31日(金) 20:00~20:30
場所:InterBand FacebookアカウントにてFacebook Live配信予定
内容:クラウドファンディングプロジェクトの説明、今後の支援について、質疑応答

開催時刻になりましたら以下のリンクよりご覧いただけます。
 https://fb.me/e/49IoBo793 



さて次に学生メンバーインタビュー第5弾では、岡田莉奈さんのインタビューをお届けします! 岡田さんは今回ミャンマー人道支援に携わってくれていますが、ウクライナ支援をポーランドなどでおこなった経験の持ち主で、その際の経験を聞き他メンバーも感化されています!今回は、ウクライナ支援の話も交えながら支援への想いを語ってくれました! 

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

Q. まずは簡単に自己紹介をお願いします! 

A. 大阪大学外国語学部ロシア語専攻の岡田莉奈と申します。大学ではロシア語を専門的に勉強しています。ミャンマーの現地の支援など、ミャンマーに対して何か自分にできることをしたいと考え、インターバンドに参加しました。 


Q.岡田さんはミャンマーへの支援活動に参加する前と後でミャンマーへの印象はどう変わりましたか?

  A. 私はインターバンドに入る前から知人とミャンマーの情勢や文化を発信する活動を行なっており、個人的にミャンマーに関わりがあったのですが、元々はミャンマーについてあまりよく知りませんでした。東南アジアの国ということは知っていたので、何となく、文化や民族が豊かなイメージがありました。 ミャンマーに関わる中で、人権の抑圧は今般のクーデターだけに言えることではなく、歴史の中で長い間暴力や対立が続いてきたことを初めて知り、ショックを受けました。また一方で、クーデター情勢ばかり注目されていますが、ミャンマーの民族や食、建物、風習など豊かな文化を知って惹かれるとともに、「ミャンマー本来の国の美しさや魅力をもっと多くの人に知ってほしい」と考えるようにもなりました。 


Q.岡田さんは、ミャンマー支援の他に、ウクライナ支援にも注力されていますが、支援するときに心がけていることを教えて下さい。 

A. 相手の視点に立ち、寄り添う言動を心がけています。例えば、日本であるウクライナ避難民の学生と関わる機会があったのですが、彼女と散歩して会話している時にふとした瞬間、空を飛ぶ飛行機を見て、「爆発を思い出すからこわい」ということや、街の電飾を見て、「今は故郷は破壊されていて街の光がない」ということを話しているのを聞いて、日常で自分にとっては何気ない瞬間でも、相手にとってはそれが辛いことを思い出させてしまったり、傷つけてしまう可能性もあるということを感じました。それからは、「相手を自分の言動で傷つけてはいないか」ということに敏感になって接するようになったと思います。あとは、ウクライナ避難民ボランティアに携わる中で、簡単な言葉ではありますが、相手に寄り添いたいという思いで、「ありがとう」や挨拶などウクライナ語をできるだけ使うことも意識しています。 ウクライナの話しばかりになってしまいましたが、今後支援を通してミャンマー人の方々と接する際には、相手の視点に立ち、配慮した言動を心がけたいと考えています。 


Q.岡田さんが、今後支援を通して成し遂げたいことを教えて下さい。

 A. 支援を通してミャンマーについて少しでも多くの人に知ってもらい、ミャンマーの支援の輪を広げることです。今は報道がめっきり減ってしまい、社会からの関心が低い状態ですが、今現在も現地では学校に行けない子供たちがいたり、人の命が奪われていたり、平和な日常とはほど遠い状態にあります。 まだまだこのような現状を知らない人は多いと思います。なので、インターネットが発達した時代だからこそ、多くの人に現状を伝え、知ってもらうことで関心を持つ人を増やし、ミャンマーの支援の輪を広げていけるのではないかと感じています。そのために、今後は個人的にSNSでの発信や情報をリーチするための方法などに力を入れて取り組んでいけたらいいなと考えています。


 Q.最後に、皆様にメッセージをお願いします!

 A.これまでインターバンドを応援してくださった方々、本当にありがとうございます。皆様のご協力が現地の人たちにとって確実な力となっています。 以前開催した、インターバンドと皆様との対話イベントを通じて、不足している食糧や物資の支援はもちろん、物だけでなく現地の人々の気持ちに寄り添った支援を行なっていけたら良いなと考えるようになりました。現地の人々への支援として、その応援、ご協力をして頂ければ嬉しいです。 


回答ありがとうございました!

 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

私達は同じ大学で外国語を学んでいるのですが、インターバンドの活動を通して知り合ったので、今回岡田さんの考えを詳しく聞くことができて嬉しかったです。特に、「相手の視点に寄り添う言動」という言葉にはハッとさせられるところがあります。 岡田さんは、普段の議論でも1つ1つの言葉を大切に話している姿が印象的だったので、このような体験から自身の言葉が相手に与える影響を考慮して話されているのだと初めて知りました。私自身はミャンマーの子供達への支援に、自分の学んだビルマ語で貢献できると考えていましたが、自分の発した言葉で後に避難している方の心の傷をつくってしまうこともあることにも気付かされました。外国語を学ぶ私達だからこそ、この視点を常に意識して活動しなければならないと思います。 


学生メンバーのインタビューもあと1人となっていまいました!最後までお楽しみに!