2023/05/29 17:08
『こうちマイプロジェクト講座「わたし」を知ることから新年度の一歩を踏み出そう』

一般社団法人ハンズオン代表の野崎です。今回は、高知の大学生が運営し、高校生〜大学生向けのワークショップを実施したことについての紹介です。イベントの企画から、参加者を募り、実施するまでを、大学生が中心となって行いました。このような高校生・大学生が交流して自分のことを振り返る場が高知では少ないのが現状です。こうした学びの交流の場としての役割もKochi Startup BASEでは提供していこうと日々検討しています。

学生が実施報告レポートを作成してくれましたので、ここに紹介いたします。

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こんにちは。

日頃よりKochi Startup BASE を応援していただきありがとうございます。高知大学の大学院に通いながら、Kochi Startup BASE の運営をしている柳原伊吹です。現在、全5回の『こうちマイプロジェクト講座「わたし」を知ることから新年度の一歩を踏み出そう』を実施しています。

この企画は、Kochi Startup BASE の運営をしている学生メンバー5名を中心として実施しています。学生間では高知の学生の、やりたいこと探しや挑戦を応援したいという思いから「マイプロジェクト講座」を実施することとなりました。

「マイプロジェクト」とは

自分に基づいた(My)「何かを、プロジェクトの形にして(Project)やってみる」ことから始まる、自分や世の中の変化の物語です。行動と対話を繰り返すことで「自分自身について知る」「自分のやりたいこと」を見つけ出していくことが目的です。

講座の運営について

学生主体で講座全てを運営するという経験は滅多になく、連続講座を実施したのは学生メンバー全員が初の経験でした。人が集まるかという点など心配点は多々ありましたが、13名の方が応募していただき実施することができました。講座の中では、社会人、大学1年生、高校生という立場が異なる人々が集いイベントを実施できました。

参加者の声

講座の中では、自分の人生のあゆみ(ライフヒストリー)の共有や自分がやってみたいことをマイプロジェクトとしてチャレンジしてみて、深掘りしていくワークが行われました。お互いの境遇や思いをシェアする中で、社会人や大学生は「高校生、大学1年生の時に考えていたこと」や「今の高校生の夢」が異なっていることに驚きを持って聞いていました。また、自分以外の参加者の、これからやってみたいチャレンジを聞いて、自分の夢を再びチャレンジしてみようと意気込む参加者もいました。

一方高校生は、社会人や大学生と交流する中で同じような悩みを抱えていた時期があったことや現在の進路に進んだ理由を聞きながら自身の夢の実現や進路の参考として聞き入っていました。

今回参加いただいた受講生に多くの気づきを持って帰っていただく事ができました。講座運営は初めてでしたが、運営メンバーでも成果・反省点を共有して他の講座やセミナー運営にも反映させていこうと考えております。

今後について

参加いただいた学生から、今後も「マイプロを継続してやりたい」という声や「もっと幅広い人と交流したい」という声もあり、今回参加者だった大学生も中心メンバーとしてこうちマイプロジェクト講座ver2(仮)を開催していこうと計画しております!