2018/04/27 10:43

今回は、宮崎県延岡市の、「子ども食堂のべおか今山」です!


参加者の属性としては、幼児連れの親、小学生、中高生、近隣の大人で人数は約35名くらいです。

 

「こども食堂」という存在を知ったのは、2013年頃、新聞記事で。

それ以前に、不登校の親の会や近所の友人から「どうも夕食を満足に取れていない子がいるらしい…との話を聞き、頭の片隅に残っていたのと、仕事を退職したのと、記事とが重なって『やってみようかな?』という気になりました。
  上京する機会があった折に板橋区の「子ども食堂」を見学に行き、割と敷居は低い…と感じ近所の友人を誘って始めました。

 

始めるにあたって地元ローカル夕刊紙に「この指とまれ」的な記事を載せてもらったところ、30数名もの関心よ寄せる人が現れ関心の高さを知り、早速、場所を物色し、商店街がよかろうと、2016年7月・8月にお試しオープン。9月からは毎週金曜日の夕刻開店し、現在に至る。

スタッフはほぼ初めて会った方々だったが、旧知の間柄のようで不思議な気がします。
子供も徐々に打ち解けてきて、家庭の事情も透けて見えてきます。
どれだけこどもに寄り添えるか…当たり前ですが一人一人様子が違って、ひとくくりにはできないことがあらためて分かる気がします。
やんちゃな子たちを、嫌う傾向の保護者がいる、朝ごはんも食べない子に用意したい、「卒業アルバム購入のため、小遣いが減らされる」と聞く…
こどもの貧困は、やはり大人の貧困であると思います。

 

保険についてですが、

・食事中の怪我(食器を割って、手足にけがをする)だの、熱いものをこぼすだの、気を付けてはいるつもりでも万全という分けにはいきません。
・ノロウイルス等流行する時期には余計気をつかいます。
・独りで帰宅するこどもも気になります。(特に夕飯なので)
 事故はあってはならないとは思いますが、万が一を考えると必要であると思いますし、保護者や学校も多少安心すると思います。

 

 

子どもは家庭を選べません。社会全体で少しずつ支援してくださると、少しでも豊かに日々を送れることにつながると思います。