2018/05/25 19:55

今回は、東京都にある「ミートフリーマンデー・オールジャパン(MFMAJ)」です!

ポール・マッカートニー氏が地球環境保護や動物愛護のため2009年に提唱した「ミートフリーマンデー(週いちベジ)キャンペーン」を日本でも盛り上げようと、2015年にベジ関連団体・個人の有志で立ち上げた「非営利共同キャンペーン体」です。
発足以来、様々なベジ啓発活動を行って来ましたが、これに加え2018年2月、社会貢献を目的とした新たなプロジェクト「ベジエイド」をスタートさせました。

 

現在「こども食堂」が全国的に展開されていますが、動物性過剰摂取(乳、卵含む)・栄養の偏り・添加物などによる病気やアレルギーがこども達に多く、十分対応しきれていないのではないかと感じます。
また、元保育士の方から、両親が共働き等の理由で、食事がお惣菜やジャンクフードが多目の子どもは「キレやすい」という話を聞いたことがあります。

ヴィーガン/ベジタリアンとして手作りのヴィーガン料理を提供することが、上記の問題点に対応するに当たって補完的役割を担えるのではないかと考え、設立に至りました。(注:菜食は大豆や野菜中心の完全植物性で、乳製品・卵も不使用。)

また、未来を担う子供たちに対し、菜食を通じて地球環境問題や飢餓問題などに少しでも関心を持ってもらいたいという思いもあります(食育)。
(注:国連食糧農業機関(FAO)は2006年に公表した報告書で「畜産業が最も深刻な環境問題の主原因となっている」旨指摘。)

 

 

日常的にお肉やお魚メインの食事をされている参加者の方々には、雑穀米や野菜だけの味が新鮮で優しく感じられるようで、「胃もたれしない」「おいしい」「明日も頑張れる」などの感想を頂きました。
満足感だけでなく前向きな気持ちになって頂けたことで、私たちもやりがいを感じ、次回の開催が楽しみになります。

大豆ミートや野菜などが中心の食事で栄養バランスが取れ、アレルギー体質改善が期待されます。
特に、「大豆ミートは、低価格・調理が簡単・長期保存が可能」という認識が広がることで、貧困家庭や独居高齢者などの家計負担軽減に繋がればと思います。(注:昨年来、すでに各マスコミが大豆ミートに注目。)
これまでベジ分野での弱者支援活動というのはほとんどなかったことから、話題性が高まり、全国的な広がりにつながります。

 

保険に加入していることによって、利用者が安心して利用できるようになり、子ども食堂に対する世間一般の認識を、肯定的な方向へ持っていくことができます。

 

昨今、動物性や添加物の多い食事に対する問題点が数多く指摘されているところ、バランスが良く身体に優しい菜食(ヴィーガン料理)を提供していきたいと思います。
大豆ミートや素材の工夫次第で満足感が得られ心身ともに健やかになれることを体験して頂きながら地域に貢献していきますので、よろしくお願い致します。