2016/10/04 07:53

 

 秋祭りにつどう

 10月1日 近隣の保育園などが,運動会があっていた賑やかな宇城市豊野町,光照寺には,120名以上の人が集まり,夏と秋が一緒になったような天気の中,思い切り遊び,話し,味わう楽しい時間を過ごしました。

 

 


 

 この秋祭りでは,南相馬のグループの方が,お念珠づくりのワークショップをしてくれました。また,福岡糸島からは,東北震災の支援として,この4年間ずっーと週に1度,福岡糸島の安心美味しい野菜を送っているグループも,秋祭り実行委員として一緒に準備をし,当日は,それぞれの持ち場で動きました。黄色の絵本バスは,東北震災発祥のもので,被災地の子どもたちに一人1冊づつ手渡す活動をしています。今回きてくれたのは,その九州支部のグループです。

 このように,振り返れば,東北震災とつながりをもつ秋祭りとなりました。

 

 宇城市の今

 宇城市は,まだ地震の揺れが時折あっています。

 遊びに来てくれたお母さんの,「まだ数ヶ月の赤ちゃんが,震度1でもどこかに隠れようとする」という言葉が頭から離れません。

 お寺の前の川岸には,川の氾濫のあとの工事がおわっていません。

 また,台風で農作物にも影響がでています。(リターンの内容もそのために,果物と野菜,野菜の加工物となります。)

 そんな話しをするとき,宇城市の人たちの胸の内をおもうと,軽々しい言葉は言えませんし,自分だけは,そんなことに絶対遭わない,などとだれも言えないでしょう。

 この秋祭りで支援する方々をみますと,東北震災関連の方も多いように感じました。宇城市の人たちは,今は支援を受ける側になっています。しかし「今度は何か他であった時には,自分たちが動く!」と話す宇城市の方々も多くいました。
次は,こころ強い支援する側にまわれる,そういう強さと暖かさが生まれているのでしょう。

 

秋祭り実施の仲間たち

 

 グリーンコープ熊本さんは,焼きそばの材料とジュースを提供してくれました。いえいえ物だけではなく,人も来てくれました。本当に感激しました。

やきそばときたら,鉄板とつくる人が必要です。糸山さんのお知り合いのかたが,鉄板とともに登場し,颯爽と作ってくださいました。とっても美味しいやきそばでした。暑い中お疲れ様でした。 

    


 

 

 九州支部の絵本バスです。この絵本は中古ですが,きれいな状態の絵本にして,子どもたちに手渡します。彼は,ウクレレも上手で,ウクレレを弾いてなんともいい雰囲気をつくってくれました。

 

  なんと,南相馬市からきてくださったグループです。お念珠づくりのワークショップ。カラフルな材料には,大人も子どももワクワクしながら,制作にはまっていました。

 


 

 

 

ページの都合上,次回ご報告を続けます。

 

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