2016/10/22 01:23

 締め切り10日前にきて、今更にして投稿ペースが上がっている、尻に火がつかないと動かない小市民な実行委員会事務局の高橋です。

 さて、今回はとうきょうプレイデーを運営している「実行委員会」についてです。そして私高橋以外の実行委員に、実行委員としての活動について書いてもらいました。

 まず、実行委員会について。

 プロフィールにも書いていますが、とうきょうプレイデーの趣旨に賛同した個人で構成されています。子どもに関わる仕事に従事する者(保育士、幼稚園教諭、児童館職員、プレーリーダーなど)や、子どもの居場所づくりの運営者が多いですが、全く子どもに関わったことのない人ももちろんいます。毎年、個性豊かなメンバーで一からプレイデーを作り上げています。

 

 2016年度も、2015年3月のキックオフから、月に一度定例会を開き、徐々に徐々に企画を詰めてきました。

 

 

 

 開催1ヶ月前ともなると、色々と具体的な制作物などが出てくるので、集まれる人で集まって準備を行いました。

 


 半年以上も毎月顔を合わせているとやっぱりつながりが強くなっていきます。今年度の実行委員会は特に仲の良いメンバーだと思います。

 

 

 さて、今回はそんな実行委員会の中から、ハムというあだ名で親しまれている、佐藤さんに記事を書いてもらいました。佐藤さんは、豊島区のNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの職員で、プレーパークのプレーリーダーをしています。以前からプレイデーの存在は知ってくれていたのですが、これまではなかなか参加が難しく、今年満を持して参加してくれました。

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初めてプレイデーに参加しました。
参加したというよりも、「一緒に作っていった」という表現の方が正しいかもしれません。
今年の3月から始まった実行委員会。
月に一度の定例会では、「どう社会に発信していくか」を中心に考えていきました。
実行委員には子どもに関わる仕事をしている人たちだけでなく、あらゆる立場の大人がいます。
あらゆる立場の大人が、真剣に、でも楽しく考えていきました。
会議の後の飲み会も一つの楽しみ。
時には真剣に語り合い、時には子ども以上に一緒に楽しみ。
そうやって話していく中で、新たなアイディアが生まれるきっかけになり、何より、プレイデーを共に作っていく仲間ができていったように感じます。
その仲間たちと共に、事務局メンバーが中心になって、あらゆる準備を進めていきます。
プレイデーマン、HPの更新、メイン会場の準備等々
準備をしながら、「楽しい!」という思いが強くありました。
「大人の部活」のような感覚だったのかもしれません。

いよいよ当日。

僕は、サテライト会場の一つとして、池袋サンシャイン横の公園(東池袋中央公園)でプレーパークを開催しました。
なんと、コスプレイベントが同じ公園で開催されており、公園内はコスプレイヤーがいっぱい!
なんとも不思議な空間でした。
しばらくすると、一人のコスプレイヤーの方が、シャボン玉で遊び始めます。
夢中で遊び、その時の表情はなんとも楽しそうで、生き生きとしていました。
童心に帰るとはまさにこのことなのでしょうか。
その後も、何人もの方々が、遊んで行きました。
日々、プレーパークで子どもたちの様子を見ていて、遊んでいる瞬間の子どもたちの表情が最も生き生きしているように感じます。
それは子どもだけでなく、今回のように大人だってきっとそう。
「こどもは遊ぶ。おとなも遊ぶ。」
大人自身も遊ぶことで、「遊び」を少しでも身近に、改めて考えるきっかけになってくれればいいなと感じています。
このプレイデーをきっかけに「遊び」について何かを考えた人がいると思います。
遠くイギリスで始まったプレイデーの輪が、日本でも東京だけでなく、全国各地に広がることで、もっと多くの人たちが「遊び」について考えるきっかけになるのかな。
最後には、プレイデーがなくても「遊び」のことを考える人が増え、すべての子どもたちがのびのびと遊ぶことができる社会になっているように。
そう願いながら、日々の実践を積み重ねていこうと思います。
また来年を楽しみに。

(当日の様子はこちらからご覧いただけます)

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 彼のようにサテライト会場を開催する団体のスタッフの人も実行委員会には参加しています。

 佐藤さんにとっては実行委員会は「大人の部活」のような感覚だったみたいですね。「楽しみ」「楽しむ」という言葉が何回も出てくるのが、実行委員会の雰囲気を語ってくれているかと思います。

 

 そんな実行委員会もつい先日20日に振り返り会を行いました。今年の経験を来年に活かすためにみんなで反省や工夫を出し合いました。最後まで和気藹々と進みました。

 

 

 もちろん資金調達に関しても話題に上がりました。初のクラウドファンディングへの挑戦。残り10日を切りました。目標額にはまだまだ届かずです。次年度以降もより良いプレイデーにするために、ご支援をよろしくお願いします!!