はじめまして
Yasutaka Inoue です
  • 大阪府 / 

2012年10月に認定特定非営利活動法人Teach For Japanの学習支援プログラムに参加。2013年7月より同法人関西事業部で非常勤職員として学習支援事業の運営管理に従事。同法人の学習支援事業Learning for Allの独立に伴い、特定非営利活動法人Learning for All関西事業部のエリアマネージャーに就任。学生ボランティアの採用、研修の開発と実施、指導現場の構築や組織体制づくりなどの運営管理を行う。2016年3月末をもってLearning for Allを退職し、特定非営利活動法人Crècheを設立し、同法人代表理事に就任。

▼ご挨拶

はじめまして、NPO法人Crèche(クレイシュ)の井上と申します。私は、前所属団体である認定特定非営利活動法人Teach For Japan、特定非営利活動法人Learning for Allから約4年にわたって、大阪市内を中心とした約500人程度の子どもたちの学習支援に関わってきました。

学習支援を行う中で、さまざま理由から、将来の可能性が制限されてしまっている子どもたちが大阪を中心とした関西にもたくさんいることを実感しました。それと同時に、子どもたちの学力だけでなく、自尊感情や生活力などを伸ばしていくことも必要だと感じ、2016年10月にNPO法人クレイシュを立ち上げました。

そんな子どもたち一人一人の状況に合わせた個別学習指導と興味関心に合わせたプロジェクト活動を行う「新しい学習支援」を来春から本格的に展開していくためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。


子どもたちが将来に希望を持ち、これからの人生を生きていくために必要な学習支援のモデルづくりに関わってみませんか?

 

▼私たちの課題意識

家に帰っても親がいない子ども、兄弟の面倒を見ないといけない子ども、親から大切にされていないと感じている子ども、経済的な事情で進学を諦めざるを得ない子ども…

さらには、学校の授業についていけない子ども、じっとしていられない子ども、他人と上手くコミュニケーションをとれない子ども…

彼らは学力が低いことや他の人と比較すること、そして自分自身を認めてくれる存在がいないことによって、自分に自信を失ってしまいます。

そうして彼らは、自分たちの可能性を自分自身で諦めてしまいます。「やってもどうせ意味ない」「自分にできるわけがない」…。

  

 

こうした子どもたちの背景には構造的な課題が存在しています。

親世代の社会的・経済的な格差が子ども世代の学力や学習意欲にまで影響を及ぼし、その影響が子ども世代の学歴や所得にまで及ぶことで階層が再生産されてしまいます。この階層の再生産により、本来全ての子どもたちに等しく存在すべき「学び」の機会が不平等が生じてしまっているのです。

さらには、現代社会は急速なグローバル化の進展に伴い、社会はより複雑に変化していっています。これからの社会を普通に生き抜いていくためには、従来の基礎学力だけでなく、コミュニケーション力や課題解決力といった、自らの人生をデザインする力が必要になっていくと考えられます。 

教育機会の不平等と、社会の変化に伴う必要な力の変化。この2つの課題を解消することが、私たちの目指すところでもあるのです。

  

 

こうした子どもたちを支えるために、近年多くの自治体で学習支援が実施されるようになりました。しかし、こうした学習支援の多くは子どもたちの基礎学力面をサポートする仕組みにはなっているものの、自尊感情や生活力の向上といった子どもたちの成長そのものを支えられる仕組みにはなっていない、というのが現状です。

 

 

▼ある子どものエピソード

こうした思いの中、私たちは今年の春からプログラムを開始しました。その中である小学5年生の男の子に出会いました。 

彼は学校にもきちんと通って、友達もたくさんいます。しかし、算数の計算に時間がかかってしまったり、漢字を覚えたりするのが苦手で、「わからん、やりたくない。」と言っていました。

そんな中で、毎週教室に来て、サポーターの大学生と一緒に勉強する中で、少しずつ理解できる内容が増えていきます。 

ある日、算数の授業の中で図の面積を求める問題に取り組んでいました。その日の確認テストで、ついに彼は自分の力で満点をとったのです。「やった!自分で解けた!」彼は喜びのあまり、大きく万歳しながら教えてくれました。 

また、プロジェクト学習でも初めはあまり議論に加わらず、遊んでしまうこともありました。それでも勉強を通じて自信をつけてきたのでしょうか、自然と積極的に意見を出すようになりました。

このように自分から勉強に取り組むようになった結果、プログラムの最終日のテストでは50点以上も得点を伸ばしたのです。

 

 

 
▼私たちが実現したいこと

私たちは、彼のように子どもたちが主体的に自らの可能性を切り拓いていけるようなきっかけをつくりたいと考えています。子どもたちが自らの意思で活動できるような環境を整え、積極的に活動する中で学力や自尊感情、さらには生活力が向上していく。そうすることで、子どもたちが将来に希望を持てるようになる。そのような、自らの人生をデザインしていく力を得られる「学び」の機会をつくりだしていきたいのです。

もっと言うと、こうした「学び」の機会は、本来すべての子どもたちに保障されているべきであり、子どもたち一人一人が将来に希望を感じられる状態こそが教育や社会のあるべき姿だと考えています。

このような社会を実現していくためにも、保護者、学校の先生方、地域の方々などのさまざまな人たちが集まる、起点となるような学習支援教室をつくりたいと考えています。そしてこの学習支援教室が、将来的に子どもたちを支えていくコミュニティのきっかけになるようにしていきたいです。

 

 

▼資金の使い道

私たちNPO法人クレイシュは、今年度法人格を取得したばかりで、事業の本格的な展開は来年度以降になります。今回のプロジェクトでみなさまから頂いたご支援は、来年度以降の事業展開のために使わせていただきます。具体的には、子どもたちが使用する教材の購入費や、大学生ボランティアの交通費に充てさせていただきます。 

 

 

▼リターンについて

サンクスレターをはじめとして、事業報告書やプログラムレポートの送付、さらには研修や指導の見学権、実施するイベントの参加割引などを、金額ごとに設定させてもらいました! 

どちらかと言うと、何かをプレゼントするというよりも、私たちや子どもたちと一緒に何かをすることへのチケットがメインになっています。私たちの活動に参加して、新しい学習支援のモデル作りに関わってみませんか?

 
  • 2017/02/05 19:57

    みなさん、こんにちは!最近寒暖差が激しいので体調管理が大変ですね…。 さて、昨日2/4(土)は冬季学習支援プログラムの5日目でした! 浪速区の小学校拠点では、算数の勉強とプロジェクトベースの学習の両方が行われています。算数の授業ではただ問題を解くだけではなく、割合の考えを利用したものづくり...

  • 2017/01/15 19:19

    関西地方にもとんでもない寒波が襲っていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 昨日1月14日(土)は冬季学習支援プログラムの2日目でした!昨日の大阪はとても寒かったのですが、浪速区の小学校では朝から子どもたちが集まって、元気な姿を見せてくれました!浪速区の拠点では教科学習に加えてプロジェ...

  • 2017/01/08 19:14

    新年が明けてはや1週間、みなさんいかがお過ごしでしょうか? クレイシュでは、1月7日(土)から冬季学習支援プログラムが始まりました!秋季に引き続き浪速区の小学校と東淀川区の中学校、2つの拠点で毎週土曜日に学習支援を実施します。 浪速区の小学校の拠点では、開講式が行われました。開講式には校長...

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