Please get in touch if you have any questions, interests or business ideas.

GET IN TOUCHno thanks!

子どもが創る、子どもと創る新しい学びを実践する小学校をつくりたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ
現在の支援総額
2,376,500円
支援者数
122人
募集終了まで残り
終了

現在118%/ 目標金額2,000,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2020/03/03 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2019-12-15に募集を開始し、122人の支援により2,376,500円の資金を集め、2020-03-03に募集を終了しました

不登校支援をしている東京シューレが、2020年4月、東京都江戸川区内(旧 上一色小学校)に小学校を開校します。すでに開校中の「東京シューレ葛飾中学校」の姉妹校として、一般の学校と比べて時間数も減らし、負担感も少なくして、子どもが創る・子どもと創る学校を目指します。

はじめまして。NPO法人東京シューレ理事長の奥地圭子です。
私が「不登校」の問題に出会ったのは、今から40年あまり前、当時小学生だった息子が「登校拒否」になったことがきっかけです。
当時、私は別の小学校で教員を務めていたのですが、息子の状況を受け入れることができませんでした。ですが、この事をきっかけにさまざまな方と出会い、意見を交わすうちに、「学校に行って当たり前」ではく、本当に子どもの立場にたった「学校のあり方」や「学びの形」について考え、当初とは180度違う価値観を持ったのです。

奥地圭子(東京シューレ学園長)「学校以外の子ども達が自由に行けるところがあって、そこに来たい子が来て、スポーツでも音楽でも勉強でも、いろいろなやりたいことをやって過ごせたらいい」

「不登校」の子ども達と出会う中で、そのように思いを抱いた私は、子どもが明るく過ごし将来の可能性を豊かに花開く場として、都内でフリースクール「東京シューレ」を設立しました。

以来、35年。子ども達が通ってくるスペースは、北区の「東京シューレ王子」、新宿区の「東京シューレ新宿」、大田区の「東京シューレ大田」、千葉県流山市の「東京シューレ流山」と4カ所に増え、現在までのべ5.000人以上の子ども達と関わってきました

各スペースは入会・退会はいつでも自由。保護者参加の説明会を経て、子どもに数回見学してもらい、入会したいと思ったら会員になれます。
入会条件はたったひとつ「子ども本人が希望すること」です。
希望するならどんな子でも断ったことはありませんし、逆に本人が希望しなければ何があってもお断りします。そこが大事なのです。

「不登校」であった子ども達が「東京シューレ」に通い、親や社会から「学校に行きなさい」という圧力からいったん解き放たれると、さまざまな探求を始めます
Aさんは小3の頃から不登校。東京シューレに小6の頃からやってきて、鉄道好きを活かし、シューレの合宿計画を立てたり、一人で国内旅行の旅をしていました。中学卒業後はアルバイトをしながら世界中にでかけ、また「皆が英語をやっているので自分はフランス語を学びたい」と塾にも行き、それが高じてフランスへ一年間語学入学します。
23歳の時に帰国後、「就職するなら旅に関係する仕事がしたい」と大手両行会社へ履歴書を提出。学歴的には中卒だったのですが、彼は旅行歴を30カ国近く書いて提出し、面接へ進み採用。仕事も現地にとにかく詳しいAさんはリピーターのお客さんが多くつき、大活躍。現在は本部で重要な海外部門を担当しています

また、Bさんは現在36歳。小学校の頃から学校へ行くのが嫌だったこともあり、五月雨登校(週のうち少し休んで、ほかは登校すること)を経て、中2になってからは「もう行かなくてもいい」と思って行かなくなったと言います。母親が図書館で見つけてきた本でシューレを知り、14歳からシューレに通い始めました。大きかったのは、IDEC(International Democratic Education Conference:「1993年以降開催されているフリースクールなどの国際的な集まり。世界フリースクール大会」)で、海外へ出かけたことが進路へ影響を与えたそうです。帰国してすぐに英語の勉強を始め、自分のペースで継続。18歳までシューレに在籍し、大検(現在は高認)を受け、予備校をへて大学へ進学。在学中はイギリスへの交換留学も経験し、大学院卒後、現在は証券会社で働いています

このように東京シューレと出会った子ども達の豊かな可能性が花開く一方、近年「学校」と距離をとり、不登校」を選ぶ子ども達は増加しています。
文部科学省の2018年度「問題行動・不登校調査」によると、病気や経済的な理由を除いて30日以上欠席した小中学生は、16万4528人となりました。これは昨年度比で約2万人の増加となり、増加は6年連続となります。その中で、特に増加が著しいは小学生でした。全小学生における不登校率は2年間で約1.5倍と急増しています。

また、学校内で認知された「いじめ」も、前年度から約13万件増加し、54万3933件と過去最多を更新しました。こちらも小学校で前年より3割以上も増えています。暴力行為についても小中高で7万2940件と前年比で増え、同様に小学校で大幅に増加。
不登校の原因のうち「いじめ」や「暴力」は、あくまでひとつの要因でしかありませんが、こちらの一部データからも学校が安心して学んだり育ったりできる環境ではなくなっている現実が垣間見えます。

東京シューレはフリースクールです。
ここにたどり着くまでに、たくさんの子が学校で傷ついてきます。
またこんなに幼い年齢で、つらい経験をし、人を信じられなくなり、自信を失い「こんなダメな自分は生きていてはいけないんじゃないか」と自己否定した子どもを受けとめ、シューレでサポートしてきました。

しかし「傷ついてから元気にする」ということを繰り返すことへの疑問がありました。
当時から学校の変革はずっと叫ばれてきましたが、肝心の子どもの思いや意見は聞かれず、うまくいっていませんでした。子どもが学校で傷つくことを少しでも防ぎたい
フリースクールで楽しくやっている話をすると「フリースクールだから出来るのよ。学校では無理」と言われます。
いや、学校が出来ないのはおかしいのです。もともと学校は子どもがそこに行って良かったと思える場所のはずなのです。

私たちがこれら課題を解決するため選んだ方法は、自ら中学校をつくることでした。
学校を創ることによって、子ども中心の教育を拡げ、また学校における不登校の対応のあり方について自ら実践し、発信する。その思いから、教育特区を利用する形で2007年4月、葛飾区に「東京シューレ葛飾中学校」が開校しました。

東京シューレ葛飾中学校の様子

こうして開校した「東京シューレ葛飾中学校」は、もちろんれっきとした私立中学校ですが、一般の学校と比べて変わった点がたくさんあります。
毎週朝礼はないし、登校時間もバラバラで、めいめい私服で服装もそれぞれです。チャイムはなく、ゆったりしています。先生のことを「先生」と呼ぶ子は少なく、○○さんとか、あだ名や愛称で呼んでいます。スタッフルームはいつでも子ども達が気楽に入りこんでスタッフとしゃべったり、お弁当は校内の居やすいところで食べています。
このようにとても自由に過ごしています。大声を出して従わせようとしている大人は一人もいません。

東京シューレ葛飾中学校での学生とスタッフ

ここは「子ども中心」の学校です。子ども達が自主的に学校作りに関われるよう、ミーティングや会議もほぼ子どもが主役で運営しスタッフや親はサポートする形で進みます。学校行事やイベントづくりでも、子ども中心の実行委員会で決められ、修学旅行ですら毎年ゼロからーーつまり「今年行くか行かないか」のレベルからーー決められるのです。
また、子ども一人一人の多様性に寄り沿うため、通い方は自分のペースで決めることが出来、週3日の子どももいれば、週1日の子もいます。
登校しても教室に入りにくい子は、校内で自分が居やすい場所で過ごしてもらいます。「個人学習室」という場所という名のフリースペースには担当のスタッフがいて、そこでひとりひとりと会話し、やりたいことをやるサポートをします。

東京シューレ葛飾中学校の活動の一幕

そのほか、それぞれのニーズ、ペース、思い、考えを大切にして、それぞれの持っている生命力を発揮しやすくし、感性や個性を大切にするため「できる限り」のことをしていく。それが「東京シューレ」が作った中学校なのです。

近年「不登校」が急増しているのは「小学生」であり、東京シューレで私達が出会う年齢でもっとも多いのも「小学生」です。
中学校13年の実績を踏まえて、葛飾中学校のような小学校があればいいのではないか。
この「小学生」に多様な学びと育ちの場を担保したいと考えるようになりました。

不登校の原因は、「いじめ」とは限りません。「なんとなく」学校が合わず、行けなくなった・行かなくなった。そんな子どもが通える小学校があったらどんなにいいでしょう。
実際の要望もあり、校舎探しをはじめたところ、今回江戸川区の協力があり、活用させてもらえる廃校が見つかりました。

校舎外観こうして今回、自分達の出会った社会課題解決と子ども達のため、小学校開校にチャレンジします!

今回開校にチャレンジする小学校の正式名称は「東京シューレ江戸川小学校」。東京都江戸川区内(旧 上一色小学校)に2020年4月開校いたします。不登校の子どものための小学校「不登校特例校」として認可を受け、対象としては学校に行っていない・行きづらい子どもが入学可能です。

校内の様子

初年度は4・5・6年生でスタート(定員:51名)。
「東京シューレ葛飾中学校」の姉妹校として、一般の学校と比べて時間数も減らし、負担感も少なくして、子どもが創る・子どもと創る学校を目指します

教室内の様子

今回クラウドファンディングで目標としているのは200万円
この金額は、小学校工事全体の中で、特に子ども達の多様な学びが実現できる「IT施設」の整備に重点的に充てさせていただく予定です。

また、ご支援いただいた方へのリターンとして、東京シューレ江戸川小学校のオープニングイベントへご招待(日時:2020年4月を予定。場所:東京都江戸川区本一色。恐れ入りますが現地への交通費等はご負担頂きます)と、本プロジェクトの成果報告書(2020年度末を予定。PDF形式をメールにて)を送付させていただきます。

●11月22日
東京都より2020年4月1日開校の正式に小学校設置認可書をいただきました。
●12月15日
11月の正式認可を受けて、学校設立の記念イベントを実施。
●12月23日
入学者向けの説明会の実施
●2020年1月25日
入学者向けの説明会の実施(第二回)
●2020年3月4日
クラウドファンディング終了
●2020年4月
開校
オープニングイベント開催

学校は、もともと子どもの学ぶ権利を保障するために設置されました。
「この教育以外はダメですよ」という考えの方のもと押しつけられたとしたら、本当の学ぶ権利の保障にはなりえません。合わなくても我慢しているだけで、充足感や本来の学ぶ喜びは阻害されています。学ぶ権利の真の保証は、多様な教育が選べること抜きにはできません。
もちろんそれを実現するためには社会運動として「仕組み」を変えることが不可欠です。一方、それと同時に、実際にできる範囲内でその子にとって安心して楽しく、豊かに日々成長できる場所を創っていくことがより重要だと感じています。

今回の「小学校」を創るプロジェクトは、まさにその実践です。

東京シューレのスタッフと子ども達

どうか皆さんも一緒に、⼦ども達が傷つく前に出会う、新しい学びを実践した⼩学校をつくるためのこのプロジェクトに参加してください!
===========
※寄付控除について
本クラウドファンディングはAll-in方式の寄附型となります。いただきましたご支援は、学校法人東京シューレへのご寄附となります。弊団体は寄付控除の該当団体です。ご寄付いただいた領収書は寄付控除にお使い頂けます。詳しくは最寄りの税務署等にお尋ね下さい。

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください