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みんなでひとつトタン屋根の下。共同所有の『家』で17世帯の集落に賑わいを!

現在の支援総額
1,746,280円
支援者数
246人
募集終了まで残り
終了

現在109%/ 目標金額1,600,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2020/02/29 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2020-02-14に募集を開始し、246人の支援により1,746,280円の資金を集め、2020-02-29に募集を終了しました

岩手県陸前高田市の小さな集落、上ノ坊。17年ぶりに復活した盆踊りを中心に、自然保育、ライブ活動など、今どんどん広がっている「ここでしかできない楽しい地域づくり」。その拠点となる「みんなの家」をつくりたい!

 はじめまして!私たちは、岩手県陸前高田市小友町の上ノ坊という集落を拠点に活動している「やんべプロジェクト」という任意団体です。上ノ坊の住人で地域づくりの仕事に携わる越戸浩貴、園佳(夫婦)を中心に、関東圏在住の若者および陸前高田市在住の若者たちが集まっています。

越戸浩貴と妻の園佳

 主な活動としては、上ノ坊にある「常膳寺」で行われている【盆踊り】の開催です。常膳寺盆踊りは2003年頃に人手不足などが原因で途絶えていましたが、2017年に復活。今年で4年目を迎えます。

地域内外から毎年多くの方々が盆踊りに来てくれます!


 上ノ坊がある岩手県陸前高田市は、リアス式海岸に面した自然豊かな地域です。海のほかにも市面積の8割を占める山林、渓流釣りを楽しめる川など、自然の恵みがたっぷり。このような環境を背景に、長い時間をかけて育まれた地域文化を大切に暮らしています。2011年の東日本大震災では、津波により多くの命が失われ、大きな被害を受けた地域のひとつでもあります。

上ノ坊から望む広田湾。ワカメや牡蠣の産地として全国に出荷されています。 その中の小友町にある17世帯の小さな集落、上ノ坊。まっすぐ「常膳寺」に続く参道の坂道を上がっていくと、樹齢1000年以上と言われる姥杉が迎えてくれます。

常膳寺境内にある岩手県内最大の姥杉。
一周9.6mもあり、岩手県指定天然記念物に認定されています。


 この姥杉のある場所が盆踊りの会場です。自然と文化の中で暮らしているみなさんと、懐かしくあたたかな、そして面白おかしくにぎやかな時間を過ごしています。

地域の人たちとの飲み会。毎回時間を忘れて大盛り上がり!


 そもそもやんべプロジェクトが始まったのは、平成23年に発生した東日本大震災後、陸前高田でのボランティアや東京都心で開催される気仙地区(陸前高田市、大船渡市、住田町の2市1町からなる地域の総称)の物産展のボランティアなどを通じて、越戸夫妻と関わりを持った関東圏の若者が、夫妻の住む上ノ坊に遊びに来るようになったのがきっかけです。

関東圏の仲間たちは毎回レンタカーを借り、運転手を交代しながら通っています!

 越戸夫妻が上ノ坊に引っ越したことをきっかけに、仲間たちと一緒に上ノ坊で過ごしているうちに、地域の人たちと仲良くなり、関係が築き上げられてきました。そんな地域の人たちと食卓を囲み、上ノ坊の豊かな自然・文化・土地に惹かれ、月に1回通うようになりました。

 その中で、地域の人たちから、2003年頃に途絶えてしまった常膳寺の盆踊りを復活させたい!という声が上がりました。私たちも同じ想いで「盆踊りやんべ(やろう)!」と地域の人と私たちで立ち上がり、それを「やんべプロジェクト」と名付けました。

 以降、盆踊りだけでなく、上ノ坊の自然の中でこどもと遊ぶイベントや音楽イベントなど、それぞれのやりたいことを行なっています。2019年4月には、関東から通っていた仲間が陸前高田へ移住してきました。ますます楽しくにぎやかになるでしょう。

昨年4月に陸前高田へ移住した佐々木快昌(一番左)と宮本妃菜(左から三番目)

 盆踊り以外にも、宮本妃菜を中心に行う自然保育イベント「たかたもりあそび」の開催や、常膳寺を利用した図書館「まちライブラリー常膳寺」の運営、越戸園佳と神門かなからなるフォークデュオ「ぺぐ」のライブ活動、私たちの拠点や来客の受け入れに活用している「坂ノ下の共同所有の家」の管理など、さまざまな活動を行なっています。

宮本妃菜が行なっている自然保育イベント「たかたもりあそび」の様子。
他の地域の人たちとも連携して開催することも多く、みんなで探検したり、水遊びをしたり…
上ノ坊の人たちもお孫さんと遊ぶ感覚で一緒に遊んでくれます!


盆踊りがきっかけで結成した「ぺぐ」。左が神門かな、右が越戸園佳。

 地域との関わりの入り口が越戸夫妻であったため、地域に入り込みやすかったものの、今のような関係をもつまでには、たくさんの時間を一緒に過ごしてきました。

 私たちが上ノ坊に遊びにいった際には、一軒一軒に「遊びに来ました」と挨拶に回りました。みなさんから「よく来たね」と声をかけてもらい、その季節野菜や出来たてのおかずをくれました。また、地域の人みなさんと宴会をするときには、多くの方が来やすいよう公民館で行ない、その声掛けもやはり一軒一軒回って行います。次第に、私たちは「東京の子たち」から、それぞれの名前を呼んでもらえる関係になりました。このような中から「盆踊りをしたい」という心中を聞くに至りました。

盆踊りの前日には前夜祭も行なっており、地域の人たちだけでなく、
陸前高田に通っている方や、私たちの家族なども駆けつけてくれます!

 一方で盆踊りに、「面倒くさい」といったネガティブな印象を持つ方もおり、何度も話し合いを重ねました。お母さん方には、浴衣の着付けや踊りを教えてもらい、一緒に準備を行いました。そして、納税組合、草刈りや芋煮会などにも積極的に参加させてもらい、気がつけば、月に1度の頻度で上ノ坊に通うようになっていました。それは容易なことではなかったのですが、このように上ノ坊で過ごす時間は、普段感じることのできない地域のつながりや大切にすべき暮らしの中に入れるかけがえのないものでした。

 このように私たちの気持ちが伝わり、本来、地域内で完結される盆踊りを  、外部の私たちも地域の一員として作ることができたのだと思います。今では盆踊り本番が終わるとすぐに「来年の盆踊りはこれをテーマにしよう!」と声が上がります。

 盆踊りをきっかけに、2018年にはフォークデュオ「ぺぐ」の結成、上の坊の自然の中で子どもと遊ぶ「たかたもりあそび」の開催、年に1度しか使うことのなかった常膳寺を「まちライブラリー」としてオープンするなどさまざまな活動に発展しており、すべてを地域のみなさんと一緒に行っています。

常膳寺の本堂をライブラリーとして活用しています!

 そして、毎年行っているお正月の悪魔祓いでは、今年は私たちの活動拠点である「坂ノ下の共同所有の家」も世帯の一つとして参加しました。東京などの若者も「家」の拠点があることで、地域の一員という気持ちになることができます。さらに、この地域での出来事が、観光や旅行などのように一方的に消費されるものでなく、住民と外からの若者とが双方向性を持ち、継続した関係を築くことができると感じています。


 課題を説明するためには、先に挙げた「坂ノ下の共同所有の家(みんなの家)」についてお話ししなければなりません。

 これまで活動の拠点は越戸夫妻の家にお世話になっていましたが、これでは継続性に欠けるという課題を抱えていました。そこで、みんなで自由に使用できる拠点があれば、活動の自由度が高まり、より一層活動を発展させることができるのではないかと考えていました。そのような中、上ノ坊に10年ほど空き家となっていた家があることを知り、持ち主に相談したところ、譲り受けることになりました。この家を「坂ノ下の共同所有の家」と呼んでいます。

仲間たちと家の掃除や庭の整備などを定期的に行っています。

 居間や台所、広間などはすぐ使える状況にあったものの、この家は老朽化が著しく、特に手洗い場がないことや、トイレが古い汲み取り式であるという衛生的な問題があります。

台所の隣にお風呂場がありますが、脱衣所や手洗い場がありません。

トイレも汲み取り式で、その場で手が洗えません。

 これらを解決し、「坂ノ下の共同所有の家」を活動拠点として充実させることで、さらに活動の幅を広げたいと考えています。

 陸前高田の日常には、夏休みのような時間、横断的な仕事とプライベートのスタイルの暮らしがあります。上ノ坊に繰り返し訪れる人からは「田舎のおばあちゃんの家に帰ってきた感じ、ヒグラシと猫と畳が心に染みる」という声が聞かれます。そして、地域の人たちに迎え入れられ、新たな居場所ができた、という感覚を持ちます。それぞれが自分の身を置く環境や働き方、暮らしを見つめるきっかけにもなりました。

 また、シェアの時代の中で、あえて不動産を所有するという社会実験をしたいと考えています。一人ひとりが充実感をもった多様な生き方を選択する時代、生活の豊かさを求める時代になってきている今、重要な体験ではないでしょうか。

 さらに、自分の暮らしを見つめ直す中から、上ノ坊は自分のやりたいことを表現する場(豊かな生活の実践の場)としてさらなる展開を見せています。例えば、盆踊りや自然保育イベントなどもその発展から成ったものだと捉えられます。このような【オリジナルな地域づくり】を加速させていきたいです。

今年の元日に行なった悪魔払い。地域総出で行なっています!


*支援金の用途 … 合計160万円

 私たちが行っているプロジェクトの活動拠点(家)として問題に上げられている、トイレや洗面台などの整備費用として使用いたします。また、ご支援いただいた方から順にリターンをご提供いたします。

*プロジェクト実施スケジュール

 2020年3月から「坂ノ下の共同所有の家」の修繕を開始、同年5月に完了予定です。

 また、私たちの仲間が行っている「ぺぐライブ」・「もりあそび」は不定期開催のため、当プロジェクトSNSにてお知らせいたします。民泊やインターン生などの受け入れも随時行っています。盆踊りは毎年8月16日に開催しています。


それぞれの詳細はリターンの項目をご覧ください!

・1000円(他の金額にはこれらも含めて提供いたします!)
①盆踊りの食べ・飲み放題の木札
②手作り小物
③公民館の黒板に名前記載(プロジェクト発足時から上ノ坊に関わってくださった方々の名前を記入しています!)

木札は1つ1つ手作りです!

・3000円(下記の中から一つお選びいただけます)
①陸前高田のポストカード+けんか七夕(※)の木札
 ※陸前高田市気仙町で約900年の歴史を持つ、勇壮な山車祭りです。
②郷土芸能の講座(盆踊りまたは権現舞)
 土日限定となりますが、私たちが送迎付きでご案内します!

悪魔祓いで披露する権現舞。今年は五年祭という秋の祭り行事でも披露する予定です!

・ 5000円
①私たちと地域の人たちによる歓迎宴会にご招待
 盆踊りシーズン中は、合わせて浴衣の着付けと撮影をいたします。冬はどんぶくを着て一緒に楽しみましょう!

上ノ坊のお母さんたちから学びました!

・10000円(下記の中から一つお選びいただけます)
①都内等の陸前高田イベントの参加権利(一回)
②丸一日陸前高田の完全付き添いガイド(私たちが送迎付きでご案内します!)

・ 50000円(下記の中から一つお選びいただけます)
①上ノ坊堪能コース
・丸一日陸前高田の完全付き添いガイド(私たちが送迎付きでご案内します!)
・上ノ坊の飲み会、星を見る会にご招待
②陸前高田体感コース
・都内等で開催される陸前高田イベントにご招待(一回)
・上ノ坊の飲み会に遠隔参加(ビデオ通話)または東京での飲み会にご招待
・お母ちゃんからの宅急便(陸前高田市の新鮮な農作物を提供)

※どのご支援でも1000円のリターンは提供いたします。


 ここまで色んなことを語りましたが… 私たちが関わっている上ノ坊は陸前高田の外れのほんの小さな集落です。不便だし、人はどんどん減っていきます。

 みんなの家はどうやったって立派でオシャレな古民家にはなりません。見栄えしません。 この集落で私たちがやっていることは真面目でもないし意識高くもありません。

 飲みながらケンカしながら三歩進んで二歩戻っています。 それでも間違いなく「ここだけの面白おかしい楽しさ」がある愛すべき上ノ坊。これだけは自信があります。ここは本当に楽しい! 

 このプロジェクトを通じて少しでも関わっていただけたら、ここにしかない楽しみを皆さんにも感じていただけると信じています。

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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