このページで募集をしているプロジェクトを「さがみはらプロジェクト」と呼びます。
新しい施設を創りたい
はじめまして。hiroyuki96です。僕がこのプロジェクトを始めたきっかけは、自分と近しい人の声でした。
その人は、 やまゆり園に通っていました。あの事件が起きた時、 通っていた本人は何が起きたか、 正確にはわからなかったかもしれませんが、 テレビの画面を見つめながら悲しそうな顔をしていました。 そしてふと、僕に向かって言ったのです。
「ひろ、あたらしいしせつ、つくってよ」
この一言で僕の中にひとつの考えが生まれました。 あの痛ましい事件の原因の一つと思われる、 働くスタッフの精神的な負担。そして、施設が閉鎖されたことで通っている本人やその家族にかかっている負担。これらの問題点を少しでも前向きに解決、 実行出来る施設を創りたいと強く思うようになりました。
素朴な疑問
「施設」とはどうやって創るのだろうと思い、直接市役所の窓口でいろいろ聞いてきました。「日中活動支援なら、元コンビニの空き店舗等でも条件が合えばできますよ」とのことでした。
その条件とは、人(実務経験者)、物(施設建物)を満たす事だそうです。もちろん、付随された細かい条件はたくさんあります。でも僕は「簡単ではないけれどやってみる価値はある」そう思って、人、資金、情報を得るためにクラウドファンディングで募集することを決めました。
さがみはらプロジェクトの目的・目指すところ
チャレンジドプロジェクト(後述)につなげる第一拠点となる施設の創設を目指します。今回の募集(さがみはらプロジェクト)では、小規模の物件を押さえ、日中活動支援施設(就労継続支援(B型)を予定)を相模原市緑区に開設したいと思います。
地域に密着した施設
行政の施設再建計画が新聞等で報道されています。ただ、未だ方向性が決まらないため動向が読めずにいます。おそらく一般的な民間施設よりも大きい規模になる可能性が高いと思います。さがみはらプロジェクトでは。小規模でも地域に密着した新しい施設の設立を目指しています。
しっかりとした施設を一つでも多く
現状では、安定継続できる施設を一つでも多く作る必要があると考えます。小規模大規模の別が問題ではなく、利用者にとってどうかを考えています。そのため、開設後は他の施設と連携を取り、利用者の便を図るようにしたいと考えています。
集まった資金の使いみち
今回の募集は、新しい障がい者支援施設(就労継続支援(B型)を予定)の開設のための資金を募っています。物件取得のための費用及び有資格者に来てもらうための資金として、目標金額を1000万円と設定しました。
「人」
小さな施設からスタートし、継続的なサポートを目指したいと思います。障がい者支援施設は建物だけでは成り立ちません。施設を建てても、そこに血の通った人の心、働くスタッフがいなければ障がいのある方を支援することはできません。「人」に重きをおいた施設を創ることがこのプロジェクトのメインテーマです。
進捗・報告
新しいステップに着手する都度、進捗を公開いたします。一人でも多くの方のご支援をお待ちしています。
リターン
心を込めて作ったオリジナルグッズをお送りいたします。
ご支援いただいた方のお気持ちや想いを、プロジェクトの軌跡として残せるようにリターンの内容を追加しました。
これから、みなさまと一緒につくりあげたいもの(vision)
初日の公開で不足していた説明を大幅に書き加えました。ご一読くだされば幸いです。考えが至らない箇所もあるかと思います。ご意見・ご感想、こうした方がいいという提案などがございましたら、コメント欄やSNS等でメッセージをいただければ幸いです。励みになります。
今後、大きく実現したい構想を「障がい者と協働する社会をつくるプロジェクト(Project to create a society that cooperates with people with Challenged:チャレンジドプロジェクト)としています。
チャレンジドプロジェクトというイメージは大きな目標です。僕自身やこのページを見てくれているあなた、そして僕たちが今後関わる人たちと一緒に創り上げていきたいと思っています。
チャレンジドプロジェクトの目的、目指すところ
チャレンジドプロジェクトの目的は、「障がい者と協働する社会をつくること」です。その目指すところは次の二つです。
①「障がいのある方が働ける場」を広げる
例えば、障がいのある方と一緒に作った野菜の地域販売、一緒に作った製品の店頭及びweb販売など、活躍の場を地域からスタートしWebを通じて全国へつなげ、障がいのある方が働ける場を広げること。
②「スタッフが働きやすい環境」をつくる
障がいのある方をサポートする「スタッフが働きやすい環境」をつくる。例えば、メンタルケアや賃金を含めた待遇を良くし、スタッフが働きやすい環境をつくること。
「はたらく」ということ
僕は以前、「働く」の語源は「傍(はた)を楽にする」だと聞きました。語源には諸説あるそうですが、「はた」というのは他者のことを指し、他者の負担を軽くしてあげる、楽にしてあげる、という意味からこの言葉が生まれたそうです。
チャレンジドプロジェクトでは、「働く」をこの意味で捉え、たとえ障がいがあっても傍を楽にすることができる「はたらく」ことができると考えます。
次に示す、二つの「協働」はこの考えに基づいています。
二つの「協働」
チャレンジプロジェクトの目的(「障がい者と協働する社会をつくること」)の中で使用している「協働」を二つの意味に分けて、お伝えしたいと思います。考えます。
「協働」
・パートナーシップ(partnership)…一緒に力を合わせて価値を創造する働き方(ex.仕事・作業を一緒に進めること)
・アシスタンス(assistance)…積極的に関わり価値を創造する働き方(ex.介護や介助で関わること)
パートナーシップ
障がいのある方の持つ力(パワー)をよくご存知の方も多いかと思います。たとえば身体や精神にハンディがあっても、軽作業を長い時間黙々とこなしたり、一つの集中した作業に長けた方など様々な力(パワー)を持っている方がいます。
この場合、障害のある方と一緒に力を合わせてそれぞれの価値を発揮できる働き方を「協働(パートナーシップ)」と考えます。
アシスタンス
一方、肉体的なハンディで自分一人では働く事はできない方を助ける形で、関わることあります。
施設の介護・介助スタッフから障害のある方へ、一方向にエネルギーが注がれているように見えますが、スタッフと利用者、周囲の人々の間で「喜び」や「楽しみ」が共有されると思います。
この場合、主にスタッフとして積極的に関わり価値を創造する働き方を、利用者があって初めて価値が生まれるので、「協働(アシスタンス)」と考えます。
「協働」で価値を創造する
上記の2つの意味の「協働」を含んだ形で、「障がい者と協働する社会をつくること」がチャレンジプロジェクトの目的です。僕はその第一歩を、さがみはらプロジェクトから始めます。
チャレンジドプロジェクトで実現したい項目
実現したい三つのポイント
チャレンジドプロジェクトのスタートが、このページで募集する「さがみはらプロジェクト」です。相模原市緑区から活動の場を広げていきます。プロジェクトの成果やノウハウ、問題点をインターネットで公開し、今後の障がい者支援の活動に活かせるようにしたいと考えています。チャレンジドプロジェクトは、全国の協力してくださる皆様とともに進めて行きたいと考えています。
ここまで読んでくださったあなたへ
今このページを見ている方が「支援してみよう」と思っていただけていたら幸いです。
このプロジェクトは「人」に支えられてできています。力を貸してくれるメンバー、ご支援・応援をいただいている方、これからご支援・応援をしてくださる方。はじめはひとりだった僕ですが、力を貸してくれる人がいると思うと勇気が湧いてきます。これからも皆様の力・想いでプロジェクトを進めていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご支援、応援よろしくお願いいたします。
hiroyuki96
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