※4/22に内容を編集
はじめに・ご挨拶

閲覧いただきありがとうございます。名古屋工業大学の学部4年の北道広大(きたみちこうた)です。

学校時代では、先輩・同級生・後輩に囲まれて大きく成長できた高校生活を過ごしてきました。部活動の顧問からのお誘いや恩返しの一環もあり、大学1年から高校の部活動をサポートしております。そして、OB連携を呼びかけ現役生をフォローしてきました。しかし、新型肺炎による休校で多くの現役生はその先輩や後輩、同級生とコミュニケーションをとる機会が激減し、先の見えない不安な日々を過ごしています。

ただ学生に「コロナに負けずに頑張れ」と言っても、本当に努力できるか?勉強をやらなければならないと頭で理解できていても、「勉強の気分」にならないというのは皆さんも経験があると思います。勉強は学生の意義であり、楽しい時もあれば、苦しい時もあるもの。苦しい時はいつも「あいつが頑張ってるから、もう少し頑張ろう」って友に背中を押されて成長します。アナログな仕組みが皆さんを、世界を作ってると僕は思っています。

皆さんの学生に手を貸してあげたいという想いを、僕たちに背負わせてください。


このプロジェクトで実現していること

学生の勉強のリズムを整えてあげるビタミン剤の役割をプロジェクトでは実現しています。

①朝7時からの2時間で毎日やること
②学年を混ぜて勉強すること

①が必要な理由は、勉強において「朝を制するものがその日を制する」から、と誰でも比較的この時間は予定がなく合わせやすいからです。皆さんも経験があると思いますが、朝は一番フレッシュな脳で集中できます。1人では、早起きしてすぐ勉強することは敷居が高いですが、勉強を共にする友がいると、驚くほどに敷居が低く、さらに継続して勉強ができます。

②が必要な理由、誰かの疑問は自分の疑問と同じだったという経験はありませんか?テレビ電話では他人の質問やその答えを聞くことができ、疑問の解決に繋がっていきます。学年を混ぜることで復習や先のイメージを持てることや、ある学生が質問をした時、それを別の学生が自発的に答え、教える経験を経ることでより定着が進むからです。

※プロジェクトは4月の休校決定から動き出しているので、方式は「All in 方式」で募集しています。


プロジェクトの信念と方法

必要なのは朝起きることだけ

学生は朝早く起き、一緒に勉強に取り組むことだけで自然と勉強が継続されていくモデルを掲げています。使用するのはZoomのテレビ電話とSlackで、Zoomを使った予習や復習だけでなくSlackを用いた24時間の質問受付を行っています。ITの発展で、どんな人とでも距離を超えて声と画面を共有でき、授業のコンテンツはYouTube上に多数アップロードされている時代です。昔に比べ格段に教育環境の水準は向上しているのに、伸び悩んでる学生は多くいます。環境がどんなに便利になっても、見守ってあげる人と、苦労を共にする友が継続には必要です。


プロジェクトを立ち上げた背景

塾に通う学生は少なくないですが、この先外出できなくなる可能性や、休塾になる可能性があります。たとえ映像授業で学習ができる状態・環境があっても、問題の本質は勉強の材料の有無ではなく、学生が孤立してしまい学習が続かないことにあります。勉強は作業としては1人ですが、その過程でたくさんの先生や友、先輩・後輩や家族とのインタラクションが生じることが支柱になっていることを忘れてはいけません。僕はその状況を認識し、学生との繋がりがある状況にいたので、実行可能な仕組みを考え、突発的な行動を起こしてしまったというのが正直なところです。


これまでの活動

4月の休校決定を受け、そこからすぐに学生に呼びかけ、マニュアルと日程を決めました。活動の大きなイベントは"アサカツ"と呼んでいる、毎朝7時から勉強会です。Zoomを用いて学生とのテレビ電話で予習や質問、あるいは解法の説明をしてもらうなど幅広く様々なスタイルで行っています。Instagramでは、復習や活動の周知を行っていて、若者に身近なツールを用いることで敷居を下げ、新規で参加しやすい工夫をしています。



生徒には学習教材としてYouTubeの動画を指定し、事前に動画を見てもらうことにしています。毎朝7:00~9:00の2時間限定で、前半1時間はYouTubeを使った新学期の予習範囲の演習を行い、後半1時間は自習タイムとして好きな問題をといて質問を受け付ける時間にしています。

実績は高校3年が5名、高校2年が2名、高校1年が2名の計9名の学生を支援しており、質問のみを受け付ける支援は2020年2月14日から始めており、これを含め4月22日時点で68日間になります。


資金の使い道

当初は協力してくれた大学生に『Time is Money』として、謝金にあてるつもりでしたが、今度僕がご飯でも御馳走するなどで同意してもらい、善意で協力してくださっています。既に頂いてる支援金は全額学生に使わせていただきます。

ただ、この活動は当たり前ではなく、善意で成り立っています。誰かのために行動するのであり、何かとトレードして得るために行動している訳ではないです。皆様には活動報告やSNSを一読していただき、支援に相応しい結果を出したなと判断されましたら、ご支援をお願いします。

私たちは『Result is Money』としてありがたく皆様の支援金とその想いを頂戴します。

支援金の使い道をメッセージなどで受け付けています。「是非こんな風に使って欲しい」等あればご要望に添う形で使用します。
特に指定がない場合や要望が偏ってしまった場合は全体のバランスを考え要望に添うことができませんので予めご了承下さい。

①Zoom使用料 4,000円(2アカウント,1か月)

②文房具(ルーズリーフ・消しゴム・シャー芯・赤ペン)500円×11セット=5,500円

③皆様の想いが詰まったお守り 500円×11個=5500

④映像解説用タブレット端末 20,000円

⑤大学見学の交通費(新幹線・高速バス・飛行機・ガソリン代)50,000円

(・手数料)

各項目の詳細な説明
①Zoomは画面共有がiPadでも可能な点が利点です。そのため、iPadに書き込みながらまるで紙に書いているかのように解説ができ、言葉と図・式でレベルの高い質問にも対応できます。現在は2つのグループに分けて同じ時間帯に行っているので、アカウントが2つ必要です。
②文房具は消耗品ですので、一式贈りたいと思います。
③合格祈願としてお守りを贈ります。皆様の支援金で想いの詰まったお守りになります。
④運営上はすべて無料でできますが、紙に書かずに言葉だけで解説するには限界があります。また、紙をカメラに写すことでも伝えることはできますが、画質が粗いためうまくいかないことがあります。私個人ではiPadを所有しており、2つ目のグループも詳細な解説を可能にするには、解説する側にはiPad所持が望ましいです。価格は5万円ほどしますが、中古品やプロジェクト終了後に売却することで2万程度でリースできると考えています。
⑤事前にいきたい大学に足を運べるのなら、絶対に行った方が良いというのが私個人の持論です。受験校というのはそれぞれ思入れが強く、恋愛相手に近いと思っています。パンフレットだけでなく、実際に足を運び周りの風景や校舎を肌で感じるというのはその後の勉強に大きな精神的支柱になります。しかし、遠い場合は交通費もかかることからか、なかなか行けないので、プレゼントしたいと考えています。


リターンのご紹介

差し支えがなければ、お名前を教えていただきたいと思います。僕の行動に理解し、協力して下さった方々の名前を覚えておくことが僕にできる最大のリターンになります。また、参加している高校生が大学生、社会人になったとき、困っている人を助けようという行動の連鎖が、最終的には皆様へ還元されることがリターンになります。

以下に当初考えたリターンがございますが、必要ない方はお申し付けください。

5000円以上の支援で現在のどんなことを学べたかという進捗情報をお届けします。

10000円以上の支援で記入に賛同してくれた学生と講師から

・このプロジェクトで成長できたこと

・環境を与えてくれたことへの感謝

以上を綴った色紙風お礼状を画像形式でお送りいたします。


最後に

Instagramでは支援した内容をフィードバックするとともに活動を知ってもらうために使用しています。アカウントは「kota_kitamichi」です。数は少ないですが、自分の周りにいる人を支え、支えられていけるよう努力していきます。活動の内容は以下のQRコードからアクセスできます。


  • 2020/05/05 10:12

    光のヤングの実験に関する予習を行いました。波動の分野はすでに履修済みであったので、回折角などの固有の言葉とその定義から求め方を取り組みました。波動の分野を履修していた分、取り組みやすいものの角度の近似などで混合するところも多いので予習が大切だと思いました。

  • 2020/05/03 09:07

    ベータ崩壊について事実と考察に分けて解説をしました。事実としてベータ崩壊では、・質量数が前後で変化しない・原子番号が1つ上がるという事実から考察すると、1つの中性子から陽子1つと電気的平衡を保つため電子1個が発現するのではないか?という点で議論しました。その他、半減期の微分方程式を高校の範囲外...

  • 2020/05/03 08:55

    高校の数学で円の接線の求め方には3種類あると紹介されています。与えられた条件から最適な方法を選ぶことでより速く、的確に解くことができるというのが狙いです。本日はその中でも、図の3番目に当たる円の文字式の片っぽだけに接点の座標を代入するだけで接線の方程式に生まれ変わるという最強装備について解説し...

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