1、はじめに

Hello!! This is Paul Omindi, working for Alphajiri.

(以下インターン生長友による日本語訳です。ページ下部に原文記載しています。)

アルファジリで私はケニアの農村ミゴリエリアを統括するバックアップオフィサーとして働いています。

今回、私がこのクラウドファウンディングを立ち上げた理由は、新型コロナウイルスの影響に加え、洪水の被害に苦しむミゴリの小規模貧困農家さんたちに食料希望を届けたいからです。

農家さんに指導をするPaul
2、アルファジリとは

私たちアルファジリ は、貧困小規模農家の共同体「アルファチャマ」グループを通じて、作物の買取保証、栽培指導、貯蓄指導(テーブルバンキング)、農業資材のローン提供、農家さん同士から学ぶ場の提供などのサービスを通じ、ソーシャルビジネスによってケニア農村の貧困問題解決に取り組む会社です。(アルファジリの詳細はこちら

「アルファチャマ」の様子

3、新型コロナウイルスに伴うミゴリ郡の状況

(1)ミゴリ郡について

ミゴリ郡はケニアの南西に位置し、約80%の人々が農家として狭い土地と限られたお金で暮らしています。ミゴリの近くで生まれ育った私にとって、ミゴリは第2のホームタウンです。そんな第2のホームタウンの貧困問題を解決することが私の長年の夢でした。

ミゴリで暮らす農家さんたちは、自分たちで栽培した作物を売ることで、生活に必要な石鹸や服、また、砂糖、油、小麦粉などの食材(ケニア人の大好物であるチャパティとマンダジと呼ばれる揚げパンには欠かせません。)を手に入れています。しかし、畑はとても狭く、次の収穫シーズンまでに食料もお金も無くなってしまいます。

それだけではなく、作物をお金に変えたは良いものの、結局自分たちが食べる分が無くなってしまい、売った価格よりも高い値段で同じ作物を買うなどということも起きています。

また、トウモロコシと豆といった限られた種類の作物を繰り返し育てていることも、畑の土の質の低下に繋がる原因です。

私の仕事はそんな彼らが、限られた土地の中でも収穫量をあげられるように指導することです。


(2)現状

世界中の国々が影響を受けているのと同じように、ケニアも新型コロナウイルスの影響を受け、政府が様々な制限措置をとっています。そのうちの一つが「集会の禁止」です。この政策により、主に①「アルファチャマ」の集会、②子どもが学校に行くこと、③日雇いの仕事ができなくなりました。

「アルファチャマ」の集会ができなくなったことにより、お互いに助け合うことができなくなり、また普段は学校に行っている子どもが一日中家にいるため、日頃から充分でない食料がさらに足りなくなってしまいました。

この地域では各家庭に平均5人の子どもたちがいますが、この人数の子どもたちに充分な食べ物を与えるのは容易なことではありません。

また、約90%の農家さんたちが農業だけでは収入が足りず、日雇いの仕事に頼って生活をしています。しかし、「人が集まること」が禁止されたいま、他の農家さんのもとでの日雇いの仕事や、建築の日雇いの仕事など、彼らの収入源になっていた仕事を見つけることも非常に難しい状況になっています。子どもが一日中家に居るだけでなく、日雇いの仕事も出来ないため彼らの食料不足は深刻です。また、他の人手に頼って、畑を管理していた農家さんたちも、家族だけで畑を管理することが難しい状況になっています。


4、追い討ちをかけた洪水


さらに、すでに厳しい状況にある農家さんたちを苦しめたのが、4月下旬から5月半ばまで続いた西部ケニアでの洪水でした。アルファジリの契約農家さん達も多く暮らす地域で起きた洪水は、畑の農作物だけではなく、家畜、さらには彼らの家にまでも影響を及ぼしました。

崩壊寸前の家

ある家族は家が乾くまで近所の教会で生活をし、またある家族は行く場所がないため家が崩れてしまうかもしれないという不安を抱えながら、泣く泣く泥で汚れた家に住み続けています。

このような環境では、体調を崩しやすく、特に食料不足により免疫が落ちている子どもたちは、簡単に病気になってしまいます。

食料不足にとどまらず、生活の場まで脅かされた貧困小規模農家さんが、健康を維持するために今必要なものは、「充分に食べ、清潔な環境で安全に暮らすことなのです。」


“ 来る日も来る日も朝から晩まで畑で汗水流して働いているのに、その努力も無駄だった。”

「アルファチャマ」のメンバーであるオウレはそう言いました。

「私の畑では、ケール、トウモロコシ、豆とピーナツを育てているが、7人の子どもを学校に通わせる充分なお金がないので、収穫した野菜は全て学校の授業料に当てている。手元に残るのはトウモロコシとピーナツだけ。それも砂糖や米、小麦、石鹸を買うために売らなければならない。」と話す彼の頬にはが伝っていました。

何の希望もなく、今の状況にとても動揺していることが彼の表情からひしひしと伝わってきます。また、彼のような大人が涙を見せたことに驚き、状況の深刻さを痛感しました。

いつ崩れるかわからない不安を抱えながら、今もオウレの家族はこの家で暮らしている。

「いつもは子どもたちは学校に行くので沢山食べ物を買う必要がない。だが、新型コロナウイルスの影響で子どもたちが学校に行けなくなり、毎日の支出が約1.2倍になっている。私たちが何か買うときは今度払うからと借金をしていたが、今はもうそれもお店の人に断られてしまっている。」「集会が禁止されたいま、アルファチャマのメンバー同士で助け合うこともマイクロファイナンスのサービスを受けることもできず、私の妻は野菜を買うこともできない。

新型コロナウイルスの影響ですでに大きなダメージを受けている中で、さらに洪水で農作物は洗い流され、今後どうなってしまうのだろうかと私は思いました。


まずはじめに影響を受けるのは子どもたち。お腹が空いていては志や夢を持っていても勉強が出来ないばかりか、洪水による不衛生な環境下では簡単に病気に罹ってしまう。そのような状況に置かれている子どもたちのことを考えたときに、いてもたってもいられず、皆さんの力をお借りしたいと考えました。

"皆さんの力で一緒に子どもたちの未来を明るく希望溢れるものにしたいのです。"

 
残念ながら、今回起きた洪水の影響で畑が流されてしまい、収穫シーズンの今も収穫ができる状態ではありません。畑だけでなく、茅葺き屋根が風で飛ばされたり、家が水に浸かり半壊したりなどの被害も沢山出ています。農家さんとその子どもたちは寒さや病気の危険に晒されています。

そんな彼らに食料と希望を届けるために、どうかみなさまのお力を貸していただけないでしょうか。


洪水の影響で全ての作物が不作になってしまった。

5、ご支援金の使い道

いただいたご支援は食料不足に苦しむ貧困小規模農家さんたちに、必要最低限の食料を届けるために使います。今回の洪水は西部ケニア全体で深刻な状況ですが、アルファジリができることとして、まずは活動地域であるミゴリ郡での支援を行う予定です。今は会社の災害時援助金でまかなっていますが、それだけでは長期的な支援が難しい状況です。どうか皆様のご協力をお願いいたします。

現地警察に集会の特別許可を得て食料を受け取るアルファチャマメンバーの農家さんたち

(※ 一刻も早い支援が必要なため、クラウドファウンディングの終了を待たずにご支援していただいた額分の食料を農家さんに届けます。)


第1回(6月中旬予定)
砂糖2kg、食用油2ℓ、小麦粉2kg、固形石鹸1本

第2回(7月上旬予定)
油1ℓ、米5kg、固形石鹸1本、液体石鹸1ℓ  ※一家庭当たり


・第1回食料 940円 × 510家庭 ≒ 480,000円

・第2回食料   880円 × 510家庭 ≒ 450,000円

・トラックハイヤー費用 50,000円

・燃料費 12,000円

・人件費(アルファジリ社員を除く)8,000円


これらの食料は6つの村の510の家庭に配布される予定です。

  510家庭×平均7人=3,570人

 皆さんのご支援で約3,570人もの人々に食料希望を届けることが出来ます。


<アルファジリの長期的な取り組み>

今回の新型コロナウイルスや洪水による影響を踏まえ、首都ナイロビでの事業(詳しくはこちら)の利益の一部を災害時援助金に当てる予定です。また、新型コロナウイルス予防の指導、次の洪水に備えて排水路設置の補助などを長期的に行なっていきます。

子どもたちの将来の為、笑顔の為、この状況でも出来るだけ移動図書館を運営できるようにしている。

(移動図書館プロジェクトについてはこちら


6、最後に

アルファジリでは、「アルファチャマ」を通じて様々なサービスを提供することを主な活動としています。しかし、新型コロナウイルスの影響で、農家さんたちは通常のサービスが受けられないどころか、収入を得ることもできません。

皆さんからの手助けは、苦しんでいる農家さんたちが新型コロナウイルスウイルスの影響や洪水の影響と戦うための大きな力になるでしょう。

農家さんたちが再び貧困問題に立ち向かうための強さを取り戻すために、私たちと一緒に立ち上がっていただけないでしょうか?

 "We hope you will stand with us in supporting our local farmers to regain strength in fighting social problems."

Paul Omindi



■アルファジリとは

農村部の貧困小規模農家が、ご近所同士で集まってつくる共同体「アルファ・チャマ」に対し、農業・生活に関するあらゆるサービスを多角展開することを目的とした会社です。

代表・薬師川智子が青年海外協力隊の経験を経て、『幸福な農村社会を創造する』ため、2016年にケニアのミゴリ郡にて設立しました。

現在、「アルファチャマ」に対する穀物の契約栽培、農業資材のローン提供、貯蓄指導等に加え、アルファチャマ農家の栽培する作物の流通網構築に力を入れています。例えば、大豆卸売業、首都ナイロビでの業務用青果デリバリーサービス、店舗運営等を行っています。


■ソーシャルビジネスとは

社会問題解決を目的として行われる事業のことで、継続的な支援が可能なことが特徴です。アルファジリでは、アルファチャマを通じたサービスの提供の他、契約農家さんからの適正価格での作物の買い取りなどを通じて、貧困問題解決に努めています。



ソーシャルビジネスについて知りたいなら:ボーダレスグループのホームページ
(アルファジリ は、ボーダレス・ジャパングループの一員です。)

アルファジリ の事業を詳しく知りたいなら:アルファジリホームページ

アルファジリ での事業風景を身近に感じたいなら:インターン生運用tiwitter 

アルファジリの役員twitter: CEO twitter / CFO twitter


以下Paul本人による原文です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Hello and pleasure Interacting with You. This is Paul Omindi, working for Alphajiri as  backup officer in Migori county, a rural village in Kenya. I decided to launch a donation to aim in distributing basic food staff  like sugar,cooking oil,soap and wheat flour to smallholders farmers who have been affected by the outbreak of Corona pandemic and the situation that has resulted from Flood destructions on crops and farms.

ー Who is Alphajiri?

Alphajiri is a social business company which provides various social services to empower small holders in rural Kenya through a farmer group called Alpahchama. Through Alphachama group members independently run rotating savings and loaning (Table Banking) to support themselves and side business. The company secures the crop market for them, sells farm input to them with their payment in weekly installments, gives free training and offers various group activities to learn from each other.

This time we want to donate food staff to solve the problems that rural families face during  this corona outbreak period.

ー Problems in Migori

Migori county is  in rural Kenya in the south western region, where  80% of the smallholder farmers  have very small pieces of land  and live with small amounts of  money.

I was born and raised in the rural area not far from Migori and therefore consider Migori as my second home. It has been my wish to fight poverty in the rural area and started thinking of what I needed to successfully fulfil my wish.

Farmers in rural villages depend mainly on farm produce to get food. So unless they sell part of their produce, they won’t get any money to buy basic house needs like clothing,sugar,cooking oil or even wheat flour which they use to make their favourite food like mandazi and chapati!!

Because of small sizes of land, yield from such farms have become so low to sustain the family until the next harvest period. 

In addition to this, they can not even sell the little they have to buy some commodities like sugar and cooking oil and if they are forced to sell they are left with nothing as food and  in return start to spend in buying the same items they sold at a higher price than they sold it.

Also, they only grow Maize and beans and that’s making soil exhausted of its nutrients. Then my work is training them to increase their harvests.

Just like other countries, Migori is also affected by corona and the government prohibited holding a meeting to avoid a corona pandemic. So, we are not able to hold Alpha-chama meetings, children cannot go to school and it becomes difficult for farmers to get casual jobs.

 Farmers have large family members, averagely 7 people per household {Father,mother and 5kids}. In normal circumstances, children stay in school while young only return in the evening but now all the 7 are at home all the time due to movement and gathering restrictions to avoid the spread of corona. The daily expense is now too much which the family can not afford to raise enough food.

 In addition, it has also become more  very difficult to do a few casual jobs to raise  money for the family when they are hungry and starving for food. Although, about 90% of farmers depend on some casual activities to raise family income. More so, the  farmers can not hire people to do casual work like farm management except for a few family members. So they are no longer able to maintain larger farms by themselves.

In addition, In Lambwe Valley which is alphajiri main production area, floods have destroyed not only crops in the farms but also farmer’s houses and animals killed. Some families needed to stay the church because their houses were destroyed, and some didn’t even have to stay except their house that was affected because there was no place to go. Maybe children will be the first to suffer from malnutrition and be caught by nutritional diseases because of low immune. 

Finally, the situation has made the locals to be so exposed and vulnerable hence they need to maintain good health and have good resistance to common disease by eating enough, maintaining houses clean and safe. 

I met one of the AC members  Elijah Oule, who is severely affected by the current situation of corona and I decided to do some survey on the effect of corona and floods to farmers' lives. He said, “My effort in the farm is always in vain despite putting much effort and even spending the whole day doing farm work.” He continued “In my farm, I plant Sukuma,Maize, Beans and groundnuts  but since I don’t have money to take my 7 children to school, therefore I have to wait until I harvest beans and sukuma then take every harvest to school to deduct school fee. At the end I’m left with only maize and groundnuts which I can’t eat daily so I have to sell a portion of it to get some money to buy sugar,soap,rice and wheat flour.” As he continued expressing his status, I noticed some drops of tears and they didn't have any happiness and got upset whenever reminded of the situation, an indication written all over his face. I was greatly touched and moved by his feelings. I couldn’t imagine the last time seeing a parent and adult man shedding tears in this manner. But since I wanted to get more information from him, I played some tricks to calm him down and we proceeded with our conversation. “I have 7 children plus my wife. We are 9 in the family, on normal days all the children go to school except the younger ones who come back in the evening so I don’t have to spend much on buying food. But because of corona, gatherings and schools have been closed so all children stay at home. My daily expenditure has increased by around 120%.Everything I buy now is in debt and sellers refuse to give me more debt. My wife had to stop buying vegetables because I can no longer borrow from AC micro finance to support business because the government prohibited all gatherings.”

I felt so nervous and tried to imagine what would happen if the corona situation persisted for more 1-2 months with the effect of flood destruction where crops were washed away by flood! Children would also not study at home when hungry, hence their academic dreams and ambitions shuttered. Even they can easily get sick in this situation. Then I immediately thought of raising some funds through donations to solve this problem and make the future of farmers' children brighter.

It’s quite unfortunate that the flood has also carried their farms leaving them with little harvest and the farms will remain infertile meaning in the next production period yield would be generally low. Not only crops but also houses damaged, grass thatch roofing destroyed by strong wind and water getting into the house putting the lives of farmers and children in danger to suffer from cold and other sickness and I hope you will join hand with us to raise this targeted amount to support the families and distribute food they can not acquire from farm.

ーSolutions

Through donation of basic food staff to our local farmers, the family would have little food to sustain them during this corona period. When food is made available, Farmers children can also focus on  studying at home to build their future which is our strong culture. Education of children through our mobile Library.

ーLast Comment

Alphajiri’s core activity is to give service through Alphachama but with the current situation of COVID19 pandemic, we can not offer our services as usual because all Alphachama activities have been prohibited. So farmers' safety income has been stopped. This humanitarian is the true effort to solve poverty and therefore your contribution will be of great assistance to fight against corona and flood to the vulnerable families. We hope you will stand with us in supporting our local farmers to regain strength in fighting social problems. Your contribution is highly appreciated!

Paul Omindi



<All-in方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/07/05 12:49

    Hello! This is Paul.皆様のお陰で目標額を達成することができました。本当にありがとうございます。また、皆様のご支援で本日も第2回の食料支援の活動をし、約70の農家さんたちとその家族にお米、油、固形石鹸、手洗い用石鹸などを届けることができました。農家さんたちはとても喜んでいて、...

  • 2020/07/02 12:32

    Hello everyone!(原文はページ下部に記載しています。)皆様の温かいご支援に感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。このプロジェクトの目的は、「食料支援を通じて農家さんの希望と笑顔を取り戻すこと」です。新型コロナウイルスの影響や洪水の被害に苦しんでいる農家さんたちを今ま...

  • 2020/07/01 10:46

    <プロジェクトオーナーPaulからのメッセージ>Good Afternoon.This is Paul Omindi working as Backup officer for Alphajiri ltd.Thank you all for your continued support tow...

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください