2018/02/25 17:03

 

みなさんこんにちは!

いつも本ページをお見守りいただきありがとうございます。
これまで彩の国ゆめコンサートを応援くださったかたも、
今日の今、はじめてこのコンサートを知ってくださったかたへも、
ぜひご紹介したいので書きます。(おそくなってごめんね)

今回のリターンのポストカード制作、当日のプログラム表紙絵、
また、詩と絵のコラボ作品でのコンサート当日の絵画スライド演出で共演します
辻友紀子さん。

これを書いているわたくし、朝霧 裕と辻 辻友紀子さんとは
年齢も1歳違い お互いが ゆきさんは 進行性筋ジストロフィー
朝霧 裕がウエルドニッヒ・ホフマン症(進行性脊髄性筋萎縮症1型)という
ともに進行性の筋肉の難病の当事者であり、1日24時間の介助体制のもと、
介助さんに支えていただきながら、表現活動をしている友人同士です。
ともに、10万人にひとりの発症率とされるふたりが
茨城県と埼玉県でなぜ会えたのか?
いわば<運命の友達>というわたしたちです。

辻友紀子さんの絵の真骨頂はグラデーション。
淡いパステルの色彩 指先をつかって色をぼかしてゆくやわらかなタッチなのに
絵の内側から光り輝くような強さがあり
「指先から世界を紡ぐ」とはこういうことか と 
「とにかく見てほしい!!」としか言えない作品たちです。
圧倒的です。
「だれかにマネできる絵じゃない」
それが 本物ということなんだ、、、と、ゆきさんの絵を見るといつも感じます。

朝霧とゆきさんとは、詩と絵が一対となっている作品群を 時間をかけて

生み出してきました。締め切りがあったり、企画モノとしてだれかから提案があったわけではなくて 自然発生的に どちらともなく
「よし今だ」というときに 詩があって 絵ができたり
絵をもとに 詩ができたり 交換日記のように 15年くらいをかけて それは重なってきました。これは、はじめてのコラボ作品となった
「STAR TOUR」。朝霧 裕のオリジナル曲に、同名の詩曲があります。

こちらは、汽車が着いてみんなが迎える絵。

この汽車が 着く惑星は どこでしょう?(・v・)
「STAR TOUR」のうた コンサートで 聴きにきてね。

 これは、東日本大震災の年、2011年の作品。
2011年3月16日。震災の5日後に、朝霧が書いた詩
「桜の国のこどもたちへ」。
そして ただ今日よりも少しでも雪の弱まる春を
強い祈りとともに待ちわびる そんな 多くの人にとって特別の春だったこの年。
ゆめコンサートを公式カメラマンとして撮影し続けてくださった写真家 三好祐司さんが
撮った桜の写真。
この2点をもとに、ゆきさんが、祈りをこめて、鎮魂と、自らの、絵で生きる意志を表わした
作品です。

以下は2004年のわたしたち。

2007年、風邪をもとに肺炎を患い、長期入院を余儀なくされたゆきさん。
死闘の末、人工呼吸器ユーザーとなり、在宅生活に復帰。

2009年 この年は、与野駅最寄りカフェギャラリー<シャイン>にて
ゆめコンの歴史としては最初で最後の、辻友紀子原画展とともに、
ゆめコンを開催しました。会場規模は小さくとも、
想いの純度1000%のコンサートとなりました。

生きる意志ってすごいな と 言葉ではなく ゆきさんに教わり続けているものは偉大です。

距離を越えて どちらかのピンチのときは
心の手をぎゅっと握って 困難を乗り越えてきました。

そして この道の上には 介助さんや 音楽や芸術を志す仲間
真の意味で、障害も世代も越えた仲間たちとの出会いの連なりがありました。

2010年 歌詞と絵のコラボ作品名「ものさし売りとあの列車」

2013年 ゆめコン番外編<響け!いのちのうたコンサート>
ゆきさんも、舞台に飛び出し、サプライズ出演❤

これは一番最近、2017年クリスマスのプライベートフォト。

アートも応援コースの御礼ポストカードには、朝霧 裕×辻 友紀子
詩と絵が一対の作品になっている作品群の中から厳選した絵柄や
ゆきさんのオリジナル作品をぎゅぎゅっと厳選、お送りします。
作品にこめた思いは 手に渡る人へ 必ず届くと信じているから
1枚1枚が 手にしてくださるみなさまの歩む日常の お守りになると確信しています。

ゆきさん公式ページにも作品たちが見られますので、ぜひアクセスしてくださいね。

辻友紀子公式HP
https://tsujiyukiko.jp/

辻友紀子オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/yuki-usako-pocketstory/entry-11424432472.html


また、コンサート当日、プログラム表紙絵、そして、絵と歌のコラボコーナーも
ぜひ楽しみにしていてください。

つたない紹介ではございますが、ゆめコンの影の(?)大黒柱 
発起人の朝霧をずっとずっといかなるときも支えてくれる人
辻 友紀子さんの紹介でした☆彡

引き続き みなさまの応援を どうぞよろしくお願いいたします(・v・)

彩の国 ゆめコンサート
発起人 朝霧 裕