2018/05/25 01:48

先日報道されました福井県の「子犬工場」

私の周りの方々が、このニュースの事をよく私に話してくれます。

今回のプロジェクトを通して、少しずつですが、周りの方の保護犬に対する意識が変わっているような気がします。

それだけでこの活動は意味がある、と感じます。

 

しかし、なぜあんな事が起こるのか、、、

ペットブームになると、金儲けをしようとするヒトが絶対でますよね

そしてその方達は、動物を生き物ではなくモノとしてみている

だから、可哀想などは感じない。

 

でも、そんな世の中にしているのも私たちなのだと思う

 

私も偉そうなことは言えない

子犬が可愛いと思うし、もともと知識がない時はペットショップから動物は飼うもの、だと思ってましたから。。。

 

ちょっと今日は私のお話をさせてください

 

我が家には愛犬のココがいます。

だいぶ大きいんですが、いちおう豆しばです。

この子が我が家に来たのは7年前。

 

我が家の事情で、動物セラピーを考えた私の母が、犬を飼っていいよ

と言ってくれたんです。動物が苦手な母が、、、

 

もちろん即行動!信頼の厚いブリーダーさんの所へ伺いました。

そこの方は、柴犬と豆柴だけを20年以上育てらっしゃる方でした

20匹ちょっといたと思います

朝夕と、2回の散歩を2匹ずつ連れて、お世話が行き届いていました

育った環境とブリーダーさんの人柄で即決

その日から、我が家の家族となりました。

ただ、今思えば、私のその時の状況はお世話なんてまず無理で(仕事の拘束時間が長く、、)

誰が?というと、自宅にいる動物苦手な母に全部お世話がいきました

 

我が家に来た日は、寂しくてピーピーなくので母は一睡もできず

(私と父はぐっすりでした笑)

次の日2人きりの時に、子犬のココがお尻を高くあげて、

「ワンっ!(遊んで!」と吠えたそうです

あまりの大きい声に尻もちつき、びっくりしてブリーダーさんに速攻電話。

「ワン!ってなきました!どうしたらいいんですか!?」

と。

動物が苦手で軽いノイローゼになりながらも、きちんとお世話しなきゃ、という気持ちの強い母。

何かある度に電話。ブリーダーさんは丁寧な応対をして下さったそうです

(よく電話してくる方だな~、きっと心の中で思ったでしょうね笑)

ココが育ったのは間違いなく母のおかげです

叱る時は、そこまでしなくてもいいんじゃない?と思う位、厳しい態度で接していましたから。

それが大事なんですよね

 

母は「躾」に関してとても芯があります。

子犬も子供も同じだと思うな、叱る時は真剣に、そしてたっぷりの愛情で。

時間じゃないの、どれくらい深い愛情で接したか、よ」

と。

 

何が言いたいかというと、、、

 

子犬が欲しいという気持ちはとてもわかります

子犬にしかない可愛さがありますよね

でも仕事をしている方が小さい時に躾できるのか?

お世話がとても大変な時期に、途中帰ってきてお世話をできたり、家族の誰かが可能であれば全然問題ないと思います

ただそうでなかった場合

躾ができずに育った子たちはどんな子になるのだろう

鳴き声がうるさくなる?

噛む子になる?

我がままになる?

 

じゃあそれは、その子たちのせいなの?

 

子供が勝手に育たないのと一緒で、人間の生活に共存していくこの子たちにも、導く人間が必要。

 

それでも犬を飼いたい、家族としてむかえたい、

と思う方もいらっしゃいます。

躾が必要な子犬、ではなく成犬になっている子を迎える

そう、保護犬をむかえる

この考えがあれば、もっともっと広がるんじゃないのかな

知らないだけ、、、

 

私も知らなかった

でも知ったから、みなさんに伝えたいんです

 

長くなってしまいましたが…

あと一週間、よろしくお願い致します