2019/06/12 20:42

キャンプ開催地である青森県十和田市は古くから馬産地として栄えてきた街。

乗馬施設や子どもが馬と触れ合える公園が近くにあり、街のオブジェまでもが馬をモチーフにされています。

そんな十和田市の伝統文化「流鏑馬」を牽引するのが十和田乗馬倶楽部の代表 上村鮎子さん。

毎年サマーキャンプでは、十和田市の馬の歴史や乗馬、流鏑馬を子どもたちへ指導いただいています。

▼桜流鏑馬 上村鮎子 (ウエスタン乗馬/流鏑馬インストラクター)

この桜流鏑馬は、第20回ふるさとイベント大賞 大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しています。


きっかけは、私たちの活動を知った上村鮎子さんが「被災地への直接的な支援となる活動に是非力になりたい」と、盛大なチャリティーイベントを6年前に開催。

イベントではその収益を寄付いただいたり、みなさんの前で私が知りうる震災の現実をお話しさせていただきました。


そしてそれだけでなく、このサマーキャンプで福島の子どもたちへポニーライダー検定、子ども流鏑馬体験をプログラムとしてご協力をいただいています。

▼まずは弓の使い方を学ぶ子どもたち



▼乗馬をする前に馬の習性や餌のやり方、世話の仕方などを学ぶ子どもたち



▼検定合格者には合格証書が渡されます。


最初馬を怖がっていた子どもたちも、馬の特性を学ぶことで乗馬をこなすまで成長します。

乗馬を楽しみにリピートする参加者も多数います。

年齢と経験に合わせプログラムも変わり、引き馬なしで乗馬をこなすまで成長した子どもたちもたくさんいます。

このプログラムには子どもたちに困難が生じた時に乗り越え成長して欲しいという私たちの願いが込められています。

この遊ぼう青森!キッズサマーキャンプ!での「学ぶ」は、地域を知り体験することで、子どもたちの視野と世界を広げるプログラムとなっています。


▼「また来年会おう」と約束し記念撮影


▼桜流鏑馬動画