2019/07/26 21:53

私はこの保養で手伝ってくれるスタッフに「これは支援ではない」と伝えています。

みんな地球の子どもじゃんの活動のひとつに「パパに会いたいプロジェクト」があります。

これは、私が行った自主避難のアテンド。

その自主避難の多くが母子避難であり、父親は2重生活を支えるため福島県にひとり残ります。

離れて暮らす子どもたちへパパを届ける活動を行って来ました。

これは原発事故による放射能被害がもたらしたもの。

そこで暮らすのか新しい土地で暮らすのか、何を食べるのか・・・

判断は人それぞれであるべきだと思いますが、そうした家族は多く

福島県からの避難者数は31,608 人(2019年7月1日 時点)

実際にはもっと多くの人々が避難生活を余儀なくされています。


一方、私は毎日家族と共に過ごしています。

私の4人の子どもたちは毎日元気に遊びまわっています。

この当たり前の幸せは奇跡。

もしかしたらあの時、もしかしたら明日・・・私たちの身に起こるかもしれない。

現場を見てきた私はその思いが消えません。

私に何かあれば私は福島の人たちに「助けて欲しい」と頼るかもしれません。

だからこれは支援ではなく「お互い様」なのだと思うのです。


その思いは参加するスタッフも同じであり

だからこそ「とにかく楽しいキャンプを」とみんなで遊んじゃいながらも

子どもたちのために、ただただ夏休みを楽しんでもらうためだけに全力を注ぎます。

そうして笑顔あふれるキャンプだから、たくさんの「ありがとう」で溢れます。


乗馬で協力頂いてる十和田乗馬倶楽部さんへ


募金箱を置いていただいた地元商店街「焼き鳥かがみ」さんへ


食材を提供頂いた「SKOS合同会社」さんへ


野菜を提供頂いた農家さん「ヤスコ」さんへ


参加するスタッフへ


などなどたくさんのありがとうのメッセージが、福島県から参加されたみなさんから届きます。

青森のみんなも、思いっきり遊んで笑って、新しい友達が出来て、楽しい夏休みを過ごしています。

ありがとう!を言うのはこちらのほうかも知れません・・・

皆さまへご支援をお願いするのもあと2日となりました。

たくさんのありがとうと笑顔のために、ご協力をお願いします。