2019/06/23 21:01

こんにちは、ASPJ角田です。
ASPJの定期交流会を6月22日(土)に開催いたしました。今回は30名の定員満員となり、大変盛況!ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。

今回の内容はMITSUKOによるライフシェア…のはずだったのですが、MITSUKOのプチワークショップとなりました。

自分で自分に鈍感になってない?
症状の陰に隠れてしまっているかもしれない、自分の本当の気持ちってなんだろう?

そんなことを考えるツールとして、MITSUKO自身が実践し効果があった方法をシェアしました。
なぜこのタイミングでそれをシェアするのか。それは、先日の「ザ・世界仰天ニュース」に取り上げられてから、たくさんの抜毛症女子達からのメッセージを頂き、そこでMITSUKOが強く感じたことだったからです。
「抜毛症としてどうやって生きていけばいいのか」
みんなMITSUKOに正解を求めたのだろうと思います。でもそれは答えられない。いくら当事者だからって正解を提示してあげることはできないのです。その代わりに、「自分で自分を見てあげよう、感じてあげようよ。」そんなメッセージでした。

実は私も、症状を持ったとき、あまりに非日常的なことすぎてどうしてよいかわからず、どう向き合えばよいかわかりませんでした。誰かが「この道を行けばいいよ」って正解を示して欲しかったし、なんなら今自分が感じている悲しさや違和感の正体すら、教えて欲しかった。自分の気持ちなのに、他に正解を求めるのですから、今から考えればおかしなものです。

自分で自分の気持ちを聞くこと。
それは症状に関することに限りません。

きっと自分の声って、とってもとっても小さくて、耳をすまして聞いてあげないと周りの雑踏にかき消されてしまう。周りの声を聞こうとすればなおさら、一番大事な自分の小さな声に気づかないことがる。それは弱さや鈍感なのかもしれないけれど、優しさなのかもしれない。その優しさを自分自身に向けられるように。

ノートをお配りし、やり方をシェアしました。誰かがこう言っていたから、こう書いてあったから、ではなくて、自分で決める。
私たちの正解はそれぞれ異なっていて、一人にとっての正解は、他の誰かにとっては不正解になる。絶対に正しいアプローチもなければ、向き合い方も人それぞれなのです。その意味で、MITUSKOと私だって、ASPJを一緒にしていたって気持ちを共有することはできないのだと実感するのです。それを考えるときに、孤独を感じてしまうけれど、きっとそこに向き合わないと、私たちは常に他者から振り回され、自分の人生を歩めないのでしょう。そこに症状があればなおさら、なにもかも症状のせいにし、周りのせいにしてしまう。

まだまだ私も向き合いきれているわけではありません。けれど、そんな大事な時間を一緒にしたいと思える場がここにあるんだってことが、なにより嬉しかった交流会でした。

次回は、幼い頃から脱毛症を発症してきたRubiaさんによるワークショップを計画しています。MITSUKOとは違った視点で、自分を見つめる機会になれればいいな。

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支援者数【61名】
支援金額【539,000円】
目標達成まであと【1,861,000円】

温かいご支援をいただき、本当にありがとうございます!引き続き、ご支援とSNSのシェアなどの応援をどうぞよろしくお願いします!