2017/01/30 16:10

エドテックグローバルの支援募集ページをご覧いただき、ありがとうございます。
ヨルダン校担当の落合と申します。

ヨルダン校では、首都アンマンで避難生活を送るシリア難民の方を対象に授業を開きます。
本日より、現地NPO「Souriyat Across Border(シリア人によるシリア難民支援NPO)」と連携し、難民生徒の募集を開始いたしました。これから生徒が応募してくると思いますので、経過をまたここの「活動報告」にてシェアさせていただければと思います。

ところで皆さんは、「難民」と聞くとどのようなことを思い浮かべますか?
テントで貧しい生活をしたり、危険なボートで海を渡ったりと「かわいそう」といったイメージを持っている人も多いんじゃないかと思います。

難民の人たちが厳しい暮らしをしているのは確かです。
でも、だからと言って彼らがすべての希望を失ったわけではなく大変な状況の中でも必死に戦っている人がいます。

僕がヨルダンで出会い、現在カウンターパートとして一緒に動いているイヤッドさんもそんなシリア難民の一人。
彼は戦争で体に障害を負った人たちの社会復帰を支援するNPOを手伝っています。

彼も難民なので、自身の生活も楽ではない。だけどイヤッドさんは「いつかシリアが平和になった時、障がい者も含めたシリア人全員で国を再建したい。だから今、僕はこうやって支援活動をしているんだ」と言います。

かっこいいですよね。
難民といえば、滞在先で「一方的に支援を受ける」存在であるような印象を受けます。しかし実際は、もちろん彼ら自身も現状を打破するために戦っています。

厳しい環境の中で一生懸命頑張る彼らを、エドテックグローバルスクールの教育事業を通して少しでも支えたい。

ヨルダン校は3月5日(日)スタートです。
みなさまご支援よろしくお願い致します!