2017/02/11 17:18

(写真:Princess Sumaya 大学の学生) 


こんにちは!

ヨルダン校代表の落合です。

ついに、生徒募集まで残り一日を切りました。

提携先のPrincess Sumaya University for Technologyや、現地NGO団体のSouriyat Across Borderの皆さんに拡散協力をいただき、順調に募集が集まってきています。

 

募集はFacebookページ上で行っているのですが、ヨルダン人・シリア人問わずかなりの方(まだ顔も知らない人たち)が投稿をシェアしてくれ、嬉しい限りです。カリキュラムや募集要項に関する質問も絶えず、中には現地のシリア人が作っているFacebook上の「秘密のグループ」に誘ってくれる方もいて、期待を感じます。

 

さて、本日の活動報告では、前回に引き続き、応募生徒の熱い思いの一部を紹介します。

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28歳のシリア難民元学生から:

 

(ITで何を変えたいか?という質問に対して)
私はITを用いて3つのことを変えたいと思っています。一つは、ITを使って国境を超えることです。ヨルダンでは、仕事がほとんどなく、シリア人として働くことは難しいです。
しかし、ITを使ってオンラインで仕事を受注できれば、ヨルダン/シリアといった枠組みは関係ありません。全世界から仕事を獲得することが可能になります。いつでもどこでも仕事が受注できるような仕組みをITの力で実現し、仕事がない人を減らすことができればと思います。

二つ目は、ITで日常の雑務の「自動化」を実現し、日常の軽減することです。無駄な書類仕事を減らせば他のことに時間を使えますし、地球環境にも良いです。「自動化」が実現すれば、仕事が人ではなく組織やシステムに従属するようになるので、無用な「特権階級主義」を撲滅することができるのではないかと思っています。

最後に、教育です。VRの技術を使って、インターネット環境上でも「顔を見ながら」学習できるような仕組みを作り、物理的に学校に通うことが難しくても、通学できる環境を整えたいです。

22歳のヨルダン人学生から:

(ITで何を変えたいか?という質問に対して)

私はITを用いて、オンラインショッピングのサイトを作りたいと思っています。ITはとても便利で、今や人々は商店を直接訪れなくてもモノを買うことができるようになりました。

Amazonやitunesは私もよく使っています。しかし、そのような便利な仕組みができたことで、地元の商店にお客さんが来なくなり、閉店するようなケースが増えたと感じています。私は、ITで学んだ知識を活かし、そのような小さな商店の人もオンラインで注文を受けられるような仕組みを作りたいと思っています。
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このような熱いアプリケーションに触れる度、早く渡航して、生徒一人一人と会ってみたい気持ちが高まりますね。

 

リターン③のライブイベントでは、このような熱意を持った生徒たちとオンライン上で生徒と交流する機会をご提供いたします。

是非、ご支援のほどよろしくお願いいたします!