2017/02/06 15:14

ヨルダン校担当の落合です。

2月11日(土)の生徒募集締め切りまで、残り約一週間となりました。

現地からは、毎日続々と応募が集まってきております。

この授業への志望動機や、ITで世の中を変えたい!という熱い思いが届いていますので、その一部を紹介します。

24歳のシリア難民から:

私はシリアではITを学ぶ大学生でしたが、戦争のため学校を続けることができませんでした。避難先のヨルダンで、幸運にも仕事を見つけることができましたが、自分の専門(IT)とは異なる領域です。もう一度ITを学びなおし、いつかはIT関連の仕事に就きたいと思っています。ITを使って、社会的地位の低い、女性や障がいをもった人、老人や子どもなどの権利向上に貢献できるようなシステムの開発がしたいと思っています!

25歳のシリア難民から:

最先端のITをただ学ぶだけでなく、講師の人たちともたくさん交流し、技術を習得したいと思っています。僕は今、同じくシリア難民の子どもたちにITをボランティアで教えているのですが、この最先端のIT技術も同様に教えることができるように、一生懸命学びたいと思っています。

21歳のヨルダン人学生から:

ヨルダンは糖尿病大国で、人口の40%が糖尿病であるか、その予備軍だと言われています。その理由は、ヨルダンの油の多い食事と食習慣への理解不足にあると思います。

なので私は、この糖尿病の問題を解決するような仕組みを、ITを使って作りたいと思っています。例えば、油の多い食事をとりすぎているとき、自動的に警告メッセージが携帯のメールに送られてくるような仕組みです。データを集めて、そのデータを「データサイエンス」で学ぶような知識を用いて分析することができれば、システム作りは可能だと思っています。授業が始まるのが、楽しみです。 
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自分のためだけでなく、周りのためにもITやリーダーシップを学びたい、という応募はとても多く、とても励みになります。こういった生徒の熱い思いや、期待に応えられるよう、こちらも一生懸命頑張ります。

引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします!