2017/03/08 00:48


ヨルダン校代表の落合です。
ついに、エドテックグローバルヨルダン校が開校しました!!!
初回の授業に集まったのは、シリア人7人・ヨルダン人7人の15人。
数多く集まったアプリケーションの中でも厳選された15人です。
Princess Sumaya University for technology(PSUT)の、
コンピューターサイエンス学部学部長のDr.Arafatも開会式に駆けつけてきてくれました。

 

Dr.Arafatは、ヨルダンに何のコネクションもなかった頃から活動を応援し、後押ししてくれた恩人です。
オープニングリマークでは、生徒に向けて「この機会を最大限生かして、エンジニアや、ソーシャルリーダーとしての道を切り開いていってほしい」とのお言葉をいただきました。

理事長・金野の開会の言葉。

「テクノロジーを学ぶことも重要だが、そのテクノロジーをどう活用するかを学ぶのも同様に重要」
との言葉に生徒たちも聞き入ります。

落合からは、エドテックグローバルスクールのカリキュラムの全体説明と、グループワークを行いました。

アイスブレイク(自己紹介)では、Points of You®さまにご提供いただいたツールを使用。
新しい試みに、笑顔がこぼれます。

グループワークでは、
「身の回りにある課題は何か」
「ITを使ってそれをどう解決するか」
といった内容のディスカッションを実施。

「ITによる社会課題解決=Peace Engineering」とのテーマの元に集まってきた学生たち。
議論も盛り上がります。

シリア難民のある学生は、
「シリア難民が、銀行口座を作れないこと」に問題意識を持っていると話していました。
ブロックチェーンやビットコインを活用して、銀行口座がなくても遠隔地とのお金のやりとりを行うシステムを開発したい、とのことです。

また、別の生徒(PSUT生徒)は、「コネ」による人材採用の腐敗が課題だと思うとのこと。
ITを活用して、社会の透明性を高めたいとのことです。
女子学生のひとりは、公共交通機関が不便なのが不満ということで、スケジュール表を管理する仕組みを作りたいと話していました。

これらの「課題」をITで解決する。
カリキュラムの成果を最大限まで高めるべく、頑張ります。

ご支援宜しくお願いします!